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2日、中国メディアの張家口網が、多くの中国人は一人っ子政策が取り消しになっても子供を産みたがらない理由について分析する記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は一人っ子政策を推奨するスローガン。
一人っ子政策をやめても中国人は子供を産みたくない?=「育てるお金も気力もない」「中国人は生きていくのに疲れすぎている」―中国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a156652.html
2016年12月3日(土) 9時40分
2016年12月2日、中国メディアの張家口網が、多くの中国人は一人っ子政策が取り消しになっても子供を産みたがらない理由について分析する記事を掲載した。
記事は、中国社科院人口所による「人口・労働緑書:中国人口・労働問題報告第17号」の内容を紹介。現在では2人目までの出産が認められているものの、国民の生活方式の変化により結婚と出産年齢が高くなる傾向にあり、出産願望がさらに低下する可能性があると指摘。出産率の低下を防ぐため、計画出産政策をさらに緩和し、一切の制限を撤廃する可能性もあるという。
記事は、一人っ子政策が撤廃され2人目を生むことができるようになったにもかかわらず、多くの中国人が2人目を生みたがらない理由について、子育てコストが高いこと、体力や気力的に2人目を育てるのが大変なこと、教育資源に限りがあり、親にとって大きな心理的圧力になっていることを挙げた。
これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
「社会環境と福祉制度が子供を産んで育てるに適していない」
「2人目は欲しいけどやっぱり生まない。育てるお金も気力もない。子供が1人なら親の愛のすべてを注ぐことができる」
「中国人は生きていくのに疲れすぎている」
「地方の小都市では2人目を生むことを望んでいるし育てることもできる。でも大都市では無理だ。自分を養うことすら難しい」
「確かに環境が悪すぎる。お金があれば誰だって2人産みたいさ」
「子供を産むと経済的のみならず精神的にもストレスになる。自分で子供を育てるなら数年は仕事ができず、周りからは暇そうに見られるんだ」(翻訳・編集/山中)
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