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中国で報告されたHIV感染者・患者数、65万4千人
人民網日本語版 2016年12月01日16:32
エイズは、世界全体が直面している重大な公衆衛生問題である。中国疾病予防コントロールセンターはこのほど、2016年9月末の時点で、エイズウィルス(HIV)の感染者および患者の数は65万4千人、死者数は累計20万1千人と報告されたことを明らかにした。感染ルートで最も多いのが性行為によるもので、2016年1月から9月までで、性行為による新規感染者の割合は94.2%に上った。新華社が伝えた。
12月1日は「世界エイズデー」で、今年のキャンペーンテーマは、「ともにエイズと戦い、予防の手を休めない」に決まった。国家衛生・計画出産委員会の王国強・副主任はこのほど、キャンペーンイベントにおいて、「中国のエイズ予防・抑制事業は顕著な効果が表れており、輸血による感染はほぼ遮断され、薬物注射による感染や母子感染も効果的に抑制され、エイズによる死亡率は眼に見えて低下してきている」と表明した。
国家衛生・計画出産委員会、国連合同エイズ計画(UNAIDS)、世界保健機関(WHO)による評価の結果、2015年末の時点で、中国で生存している感染者・患者は約85万人、感染率は0.06%と予測され、全体的に感染状況は低いレベルにとどまっていることが判明した。
権威当局によると、「十二五(第12次五カ年計画:2011-2015年)」期間中、国内各地の各部門は、党中央と国務院の方策・指示に基づき、各種措置を徹底的に実施し、エイズ予防・抑制事業には顕著な成果が得られたという。HIV検査の受検者数(延べ人数)は、6000万人から1億4千万人に、エイズの治療を受けている患者は8万6千人から38万7千人に、それぞれ増加した。2010年と比べ、感染者・患者の発見率は68.1%まで上昇、死亡率は57%まで低下した。脱毒治療薬による治療を続けている人の新たな感染率は74.4%に下がり、母子感染による感染率も26.6%まで下がり、「中国エイズ抑制・予防治療『十二五』行動計画」の全体目標はほぼ達成された。
専門家は、「エイズ感染を抑制するための生物学的技術と方法には限界があり、予防・治療側の規模や能力は、急増する業務の需要に追いついていないのが現状だ。社会組織が持つ独自の作用を発揮し、社会的な力を用いた予防・治療事業への取り組みをいっそう強化する必要がある」との見方を示した。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年12月1日
http://j.people.com.cn/n3/2016/1201/c94475-9149568.html
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