http://www.asyura2.com/16/china10/msg/319.html
Tweet |
中国 非推薦候補の街頭ビラ配布阻止!
http://79516147.at.webry.info/201611/article_161.html
2016/11/19 23:04 半歩前へU
中国で5年に一度行われる地方の人民代表(議員)選挙で、当局の推薦を受けない「独立候補」が各地で妨害を受けている。一方、当局は公認候補だけが立候補した選挙区の演説会を外国メディアに公開し「民主的選挙」とアピールしている。
東京新聞によると、八日午前八時すぎ、北京市南西部の農村部。「請大家投我一票(皆さん、私に一票を)」と書かれた赤いたすきをまとった李永昆さん(45)が路上でビラを配り始めた。
「人民代表は民衆のための政治的権利」と訴え、「私が当選したら、知る権利を勝ち取る」「土地の権利を守る」と呼びかけた。
周囲の住民は驚いた表情。中国で市民が街頭で選挙活動をすることは、まずあり得ないためだ。
李さんは数年前から地元政府による農民の強制立ち退きに反対している。「腐敗役人が開発業者と結託し、違法な安い補償金で農民を追い出そうとしている」と指摘。
今回の立候補も活動の一環だが、ビラをまいた直後に役人や警察官が駆けつけ「活動をやめろ」と要求。李さんの体を囲み、強引に連れ去った。李さんは十一日、本紙に「監視が続き、行動が制限されている」と訴える。
中国では国や省の代表は間接選挙で決め、日本の市区町村にあたる代表は直接選挙で選ばれる。
通常は共産党などの推薦候補ばかりだが、有権者十人の推薦で立候補は可能。当局方針に疑問を持つ市民が「独立候補」として立候補している。
だが、人民代表に選ばれたことがある湖北省の姚立法さん(58)は一日、立候補表明直後、警官に連行され行方不明に。四川省の独立候補も「騒動を引き起こした」として拘束されるなど、各地で弾圧が相次ぐ。
一方、十日には中国外務省の手配で、北京市東城区幸福地区の演説会が外国の報道機関に公開された。幸福地区は定数三で候補者は警察官や役人、会社社長らの四人。
全員が共産党員で「党と人民に奉仕する」と抽象的な演説が続いた。会場の住民約五十人も各町内の代表で、具体的な政策を尋ねる質問はなかった。
こうした当局推薦の候補者は個別の選挙活動をせず、中国メディアもほとんど報道しない。
北京市内の投票日は十五日だが、一般市民からは「誰が立候補しているかも知らない」「どうせ誰が当選しても同じだ」と嘆く一方、「米大統領選は完全に自由な選挙でうらやましい」。
東京新聞はここをクリック
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201611/CK2016111302000106.html
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。