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5日、中国政府はこのほど、中国武術を世界的に普及させることを目的とする基金を設立した。写真は少林寺武術学校。
中国武術を世界的スポーツに、中国政府が外国人向けに留学基金設立、ソフトパワー向上目指す―仏メディア
http://www.recordchina.co.jp/a154396.html
2016年11月7日(月) 7時30分
2016年11月5日、参考消息網によると、仏AFP通信はこのほど、中国政府が中国武術を世界的に普及させることを目的とする基金を設立したと報じた。
現状では、中国武術の普及率を世界的に見ると、空手や柔道、テコンドーに遠く及ばない。中国政府が設立する「武術文化産業投資基金」は、外国人が中国で中国武術を学ぶための留学支援や、国内外の大会の開催支援などを通じて、その普及を促すことを目的としている。基金設立には500億元(約7630億円)が投じられるという。
中国政府の策定した「中国武術発展5カ年計画(16-20年)」は、「民族としての自負心を高め、国家としての文化的ソフトパワーを向上させる」ことにある。陝西省体育局の責任者も「基金設立は中国のソフトパワー向上の一手段でもある」と話している。
海外では、いわゆる「カンフー映画」をきっかけに中国武術に興味を持つ人が多く、長年修行を続けている人も少なくない。だが実際に中国で武術修行をしたり大会に参加したりできる人はごく一部に限られている。
一方で、基金設立には否定的な見方もある。中国国内の武術家や関係者の間では「現代風にアレンジされた武術は伝統的な武術とは異なる」「武術はスポーツではない」という意識が根強い。60歳のある武術家は「『武術ショー』には本来の武術としての重要な要素が失われている」と話している。(翻訳・編集/岡田)
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