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★ 人間はアバター(化身)であり、地底人・神霊・ヒトの移写が、地上世界の地上人(人間)です。
★ (遠い未来の)「真実の人間」が、「VRゲーム」を作り、その内側に「人間世界」を作ったのです。
★ (VRの)地上世界の科学・物理法則は、真実の世界の科学と異なって、変動し不正確です。
★ 2013年頃から「位置が変換」し、あと20年くらいで消滅して、「新しいゲーム」がスタートします。
★ 今の個人主義的な「私」は消滅し、新しい世界では「全体の中での私」という概念に変わります。
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@ はじめに、今年から表題(タイトル)を変えましたが、
「お迎えのバス」を待つ間の、自分自身の「卒業論文」のイメージで書きたいと考えています。
A ところで、『スサノオの、多重性と世界の基本構造』に、ご興味をお持ちでしょうか。
今回は、記紀神話に登場する「スサノオ」の世界性や多重性について、考えて見たいと思います。
B 『今回の記事で言いたいこと』を、初めに書いておきます。
「スサノオ」は、記紀神話に登場するアマテラスと並ぶ双璧であり、誰もが知っているし、もちろん「日月神示」にもスサノオ(スサナル)として登場する「大神さま」です。
ここで、私が言いたいのは、このスサノオが、日本に限定されずに、西アジア(シュメール、イラン・アーリアン)、インド(インド・アーリアン)にまで繋がる「神」ではないか、という疑問です。
つまり、アマテラスを「光」とすれば、スサノオは「闇」に対比され、陰と陽に対比され、聖書では「聖天使ミカエル」と「堕天使ルシファー」に対比され、世界性を有するのではないか、という疑問です。
それはまた、この「第7次太陽系次元」の根幹の基本構造ではないか、という疑問でも有ります。
C スサノオの、記紀神話的な解釈。
(先代旧事本紀によれば)、イザナギ・イザナミは、アマテラス・ツキヨミ・スサノオを生んだ。
また、別の説には、
イザナギの左手の鏡から「オオヒルメ」(アマテラス)が生まれて高天原を治めさせ、右手の鏡から「ツキヨミ」が生まれて「海の潮」を治めさせた。
そして、後ろを見たら「スサノオ」が現われたので『天下と青海原を治めろ』と命じたら、『母がいる「根の国」に行きたい』と言ったので、根の国に行かせた。
(★ スサノオの生成は、イザナギ・イザナミの両神が生んだ説と、イザナギの単神が生んだ説)。
(★ 「先代旧事本紀」と「記紀神話」は内容が異なる。記紀神話は「風土記」の諸記述とも食い違い、記紀神話は、それまで有った神話・歴史書などを、奈良王権が改変したと言うのが通説。
(また、記紀神話の原本は無く、鎌倉時代とか室町時代の、内容のズレる写本が幾つか残るだけ)。
D スサノオの世界性の、考察。
ア) (イランの)ゾロアスター教の「アーリマン」と、スサノオの二重性の可能性。
「アーリマン」は、主神・光の神の「アフラ・マズダ」に対抗する「悪い神」で、死・破壊・悪魔・暗黒・鬼・闇・竜・旱魃・疫病などの「悪の総本家」です。
イ) 聖書の「堕天使ルシファー」と、スサノオの二重性の可能性。
「堕天使ルシファー」は、天上で「聖天使ミカエル」と戦って敗れて、地上に落とされたが、悪魔・竜などと言われる「悪の元祖」です。
ウ) インドの「阿修羅」と、スサノオの二重性の可能性。
「阿修羅」は、主神の帝釈天に反逆した神で「悪の家元」です。
エ) インドの、「ブラフマン」と「アートマン」との対比の関係性の問題。
「ブラフマン」(宇宙原理という神)と、「アートマン」(造物主・宇宙の創造神)との対比関係で、「アートマン」をスサノオに比定するという強引な説。
(ある説では)、
「ブラフマン神」を支持する一派と、「アートマン神」を支持する対立が有ったのではないかの説。
あるいは、
(★ バラモン教では、ブラフマンを「梵」と表わし、アートマンを「我」と表わし、両者を「梵我一如」と表現するが、その原初は不明で、「天上の神・ブラフマン」と「地上の神・アートマン」の対立がルーツとの説。
(あるいは、別に)
阿修羅神を支持する一派がイランに入って(上記の)「アシュラ→アフラ・マズダ」に変換された説。
★(アーリマンとアートマンの同一性の、可能性)
イランの「アーリマン」と、インドの「アートマン」は似ているが、元々は同じ「アーリア人」であり、カスピ海周辺からイランに進出した「イラン・アーリアン」と、インドに進出した「インド・アーリアン」には共通性が有るし、インドとイランは海路・陸路で交流を持っていたから、「アーリマン=アートマン」の説も有る。
また、(一般的に)、西洋哲学は、人間の外面性を追及したが、その原型にはミトラ教・ゾロアスター教・「二元論」などのイラン系統の哲学が影響していると言われるが、
イラン・アーリアンが外面的・論理的な「宇宙」を考えて、天上世界を「アフラ・マズダ」に置き換え、地上世界を「アーリマン」に置き換えた可能性も有るし、
対するインド・アーリアンは、内面性を追求したから、「自我・私自身」を表わす「アートマン」と、「私以外の全て」を表わす「ブラフマン」の「二元論」に集約されて、
元々は同じものを、一方は「物質的表現」で、他方は「精神的表現」に表わしたに過ぎないかも知れない。
E スサノオの神格の多重性。(悪魔・暗黒・鬼・闇・竜・旱魃・疫病など)。
ア) 巨丹将来の話の「武塔神」がスサノオの説。巨丹は西域の今日のホータン(和田)の説。
イ) 牛頭神の説。古代のオリエント・エジプトでは、神々を動物や自然で表わす傾向が認められる。
ウ) 牛頭天王がスサノオの説。牛頭天王はインド北部の神の説。
エ) 暴風雨の神の説。スサノオを「荒(すさ)ぶ王」と表現する説。
オ) ウシトラの金神の説。聖書に類似するが、天界の権力闘争に敗れて「地の果て」に降った説。
F 簡単な構造図。(対立構造)。
・・・・・・・・・・・・・・・・・善・光・天上・霊界 ←< 二元論・対立構造 >→ 悪・闇・地上世界・・
記紀神話・・・・・・・・・・・イザナギ(太陽)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イザナミ(太陰)・・
記紀神話・・・・・・・・・・・アマテラス(高天原)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・スサノオ(地上世界)・・
イラン・アーリアン・・・・・アフラ・マズダ(光)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アーリマン(闇)・・・・
インド・アーリアン・・・・・ブラフマン(宇宙原理・梵)・・・・・・・・・・・・アートマン(造物主・我)・・
聖書世界・・・・・・・・・・・ミカエル(大天使)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ルシファー(龍)・・・
★(私の解釈)、世界は全くの別個に作られたものではなく、「大いなる一つの意志」によって世界が作られたから、類似性・関連性が有ると考えています。
その意味において、
スサノオを、(世界とは無関係な)日本独自の神と考えるよりも、日本では「スサノオというキャラクター」で表現されたに過ぎないと、考えています。
G 「シリウスの解釈」では、(ある研究者によると)、
『スサノオの命は、定質の等化を行うときに生み出された力で、「意識」のこと、らしいそうで、
『イザナギの命は「定質」のことで、イザナミの命は「性質」のこと、らしいそうで、
『天照大神とは、人間の意識が対化を持つ前に生み出された上次元の方向を持つ力で、人間の肉体が生み出される一つ前の次元、らしいそうだ。
『月読みの神は「テイキュウシン」のことで、付帯質の内面に生み出されたもので、精神が生み出されていない次元のこと、らしいそうだ。
H 日月神示では、「昇り龍」と「降り龍」が有り、その性質・効果は逆に働きます。
『竜神と申してゐるが竜神にも二通りある・・地からの竜神は進化して行く・・天からの竜神は退化して行く・・この二つの竜神が結ばれて人間となる』(神示・白銀・02・中段)。
(★私の解釈) 進化とは「定質」に向かう上昇方向で、退化とは「性質」に向かう下降方向。
I 「シュタイナー文献」による「アーリマン」の考え方。(ある読者の読書感想によると)。
シュタイナー(1861-1925)によれば、アーリマンについては、(霊界で)大天使ミカエルと龍が戦ったが、龍(アーリマン)が地上に降臨した。この龍はアーリマンのことであり、死・破壊の神らしいが、同時に、科学技術・産業・営利主義・唯物主義の性格も持っている、らしいそうだ。
(★私の解釈) シュタイナーが言うように、「アーリマン=龍」だと解釈するなら、
さらには、
アーリマン=龍=堕天使ルシファー=スサノオ=アートマン、に繋がるかも知れません。
そして、また、
(シュタイナーで述べたように)、スサノオには、(科学技術・産業・営利主義・唯物主義の性格などの)人類の発展に寄与する「物質的推進力」が備わっているのかも知れません。
★★(私がいつも言うように)、未来人は、知恵(応用科学)と愛(利他の愛)の両輪が必要なのです。それが、(完成されたところの)「真実の人間」なのです。
J★ 毎回における、お断り。
私は、単に「アセンションごっこ」をして遊んでいるだけです。私の毎回の投稿は「妄想」であり「お花畑」に過ぎません。毎回の全ての記事は、「自己責任」で判断して下さい。よろしいですか。
★ どう思われますか。
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