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2020/09/23
NTDTVJP
Ep03〈悪魔が世界を統治している〉東側での大虐殺(パート1)
Special Series Ep.3 Mass Killing in the East Pt.1 How Specter of Communism Is Ruling Our World
共産党がソビエト政権を樹立してからすでに1世紀が過ぎた。米連邦議会議事録によると、共産主義国家が殺害した人数は少なくとも1億人に上る。【1】その殺人の歴史については、『共産主義黒書』(The Black Book of Communism)が克明に伝えている。【2】
ソ連や東欧共産圏の崩壊に伴い、多くの機密文書が公開された。また、中国と北朝鮮で行われた政治運動の被害者の記録などから、人々は共産党の凶暴性について、ある程度は認識しているだろう。
共産党の独裁政治はナチスと比較されることが多い。もちろん、酷似している部分もあるが、一つだけ決定的に異なる点がある。ナチスはユダヤ人の根絶を目的としていたが、共産党の目的は肉体的な殺戮を超えたものである。
神を信じる人々にとって、肉体の死は本当の死ではない。人間の魂は天国に昇ったり、あるいは再びこの世に転生したりする。共産党は虐殺という手段で人々の心に恐怖を植えつけ、邪悪なイデオロギーを押し付ける。人々の道徳を堕落させ、最終的に彼らを地獄へと突き落とす。共産党は人間の肉体だけではなく、魂をも破壊しようとしているのだ。
共産党の特徴は内部闘争の激しさと、その過程で最も残虐なリーダーが選ばれることである。時に共産党は、非常に忠実なメンバーに対して も、些細な事を理由に打倒し、残酷な罰を与える。野蛮で常軌を逸した共産党の行為は、一般人の理解を超えている。
その凶暴性の理由の一つは、本能に由来する。共産党は神と人類に反逆しているため、いつ消滅されるかも知れぬという恐怖を抱いている。従って、共産党は己を強化するために、常に道徳心や善悪の基準を放棄した人間を見つけて補充する必要がある。これらの人間は大虐殺の過程で優れた能力を発揮するため、指導層へと上り詰める。共産邪霊は残酷な人物をリーダーに据え、この世で独裁政権を維持するのである。
1989年、ある中国共産党幹部は六四天安門事件の武力弾圧に参加しなかったとして排除された。一方、同事件で残酷に学生を弾圧した江沢民が共産党のトップに躍り出た。1999年、法輪功弾圧を開始した江沢民は、羅幹(らかん)と周永康(しゅうえいこう)を抜擢し、自分の腹心に据えた。この二人が最も残虐に法輪功を迫害した。
共産党が殺害を繰り返す理由は、文革でも使われた手口だが、一般社会から人材を見つけるためである。同党が殺害や犯罪を行うと、大衆も巻き込まれて共犯者になる。その過程で、最も野蛮な加害者が、党の忠実なメンバーとなる。今日に至っても、一部の元紅衛兵は文革の時に犯した罪を後悔していないと話す。彼(彼女)らは、若い時の野蛮な行為について、全く悔恨の念はないと言う。
また、共産党は公に被害者を殺害することで、市民を服従させることができる。
上記に述べた理由から、一つの法則が見えてくる。つまり、歴史を通して、殺戮は独裁政権下、あるいは戦時下に起こる。なぜならば、そこには倒すべき敵がいるからだ。一方、共産党が存続するためには、敵がいなければならない。もし敵がいない時は、でっちあげる必要がある。そうしなければ、共産党は殺害し続けることができないからだ。
悠久の歴史と豊かな文化を擁する中国のような国で、共産党が支配するには殺戮を続ける必要があった。5千年の文化を継承した中国人は、神を冒涜する野蛮な共産党を簡単に信じたりはしない。従って、中国共産党はソ連で試したように、大虐殺によって独裁政権を維持したのである。
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