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20日、韓国メディアによると、国会の弾劾訴追事由を全面的に否定した韓国の朴槿恵大統領が、官邸での“閉じこもり”生活中も大統領府の首席らから対面で報告を受けるなど、国の懸案を細かくチェックしていることが分かった。写真は朴大統領。
官邸で静かに“選挙勝利”4周年を迎えた朴大統領「今の心配事は…」=韓国ネット「かなり寂しいようだ」「お笑い芸人になった方がいい」
http://www.recordchina.co.jp/a158285.html
2016年12月20日(火) 23時20分
2016年12月20日、韓国・国民日報によると、国会の弾劾訴追事由を全面的に否定した韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が、官邸での“閉じこもり”生活中も大統領府の首席らから対面で報告を受けるなど、国の懸案を細かくチェックしていることが分かった。また、朴大統領は周囲に何度も「経済が心配」と話し、「国政運営の流れを止めない」という強い意志を示している。19日は朴大統領の“大統領選挙勝利”4周年の記念日だったが、特別な行事はなかったという。
弾劾訴追案が可決された後も大統領府官邸にとどまり、法理対応に力を注いできた朴大統領は16日、代理人を通じて、憲法裁判所に「弾劾訴追案に記載された憲法・法律違反事項はすべて事実でない」と主張する答弁書を提出した。この答弁書について、大統領府関係者は「朴大統領が示したガイドラインを代理人が忠実に書き取った感じがする」と説明した。与党関係者は「弾劾訴追案が可決した直後、朴大統領は人との対面での接触を避けるなど、心理状態が不安定だったが、今は気を引き締め直した」とし、「弾劾の危機に正面から向き合う覚悟を決めたようだ」と述べた。
朴大統領は答弁書の作成を終えた後、大統領府の参謀らと頻繁に面会しているという。ハン・グァンオク秘書室長や民政・政務・広報首席らは頻繁に官邸の接見室を訪れ、朴大統領に世論の様子を伝えている。大統領府関係者は「職務が停止されても、大統領に国の懸案を説明することくらいはできる」とし、「弾劾審判請求が棄却されることや審判期間が延びることなどを念頭に置き、少なくとも現状維持はしなければならない」と述べた。
この報道に、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。
「本当に職務は停止されているのか?」
「国の経済より自分の心配をした方がいいのでは?」
「朴大統領の場合は、何もしないことが国のためになる」
「対面での報告は必要ないと言い続けてきた朴大統領が?かなり寂しいようだ」
「任期中に遊びほうけていたことを、閉じこもり生活で反省してほしい」
「朴大統領が本当に国を心配していたら、今の最悪な状況にはならなかった」
「週末のたびにろうそく集会に参加する国民のことは心配じゃないの?」
「朴槿恵の行動はいつも奇想天外。大統領よりお笑い芸人の方が向いていると思う」(翻訳・編集/堂本)
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