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22日、韓国メディアによると、戦時中、勤労挺身隊として日本に徴用された韓国人女性らが三菱重工業を相手に提起した3回目の損害賠償訴訟が同日、光州地裁で始まった。このニュースに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。資料写真。
韓国挺身隊被害者ら、日本企業相手に3回目の損害賠償訴訟を開始=韓国ネット「必ず真相を明らかに!」「被害者が勝訴することはないだろう」
http://www.recordchina.co.jp/a155773.html
2016年11月22日(火) 22時50分
2016年11月22日、韓国・ニューシスによると、戦時中、勤労挺身隊として日本に徴用された韓国人女性らが三菱重工業を相手に提起した3回目の損害賠償訴訟が同日、光州地裁で始まった。
挺身隊被害者を支援する市民団体「勤労挺身隊ハルモニ(おばあさん)とともにする市民の集まり」によると、同日開かれた初の弁論期日で、戦時中に三菱重工の名古屋航空機製作所に徴用されたキム・ヨンオクさん(84)は1億5000万ウォン(約1400万円)の損害賠償を求めた。キムさんは小学校を卒業した直後の1944年5月に強制動員されたという。同じ時期に強制動員され、同年12月に日本で起こった地震で死亡した故チェ・ジョンレさんの家族は360万ウォン(約34万円)の損害賠償を求めた。
原告側の弁護人は法廷で「三菱の不法行為、つまり強制動員に対する慰謝料などを被告が支払わなければならない」と訴訟の趣旨を明らかにした。これに対し、被告側は「大韓民国の裁判所の管轄に属さない。原告の主張を立証する客観的な証拠がない。1965年に締結された請求権協定により請求権は消滅している」などと主張した。
同団体は2012年10月から3回にわたり三菱を相手取り訴訟を提起した。1回目の訴訟は1審と2審で勝訴し、現在は大法院(最高裁)の判断を待っている。2014年2月に起こした2回目の訴訟は、三菱側がささいな理由で3回にわたり訴状を送り返し、33カ月が過ぎた今もまだ裁判が開かれていないという。
この報道に、韓国のネットユーザーは「応援する」「必ず真相を明らかにし、勝訴してほしい」「朴大統領はこのニュースを嫌がるだろうね」「日本植民地時代の傷はまだ癒えていない。それなのに支持率5%の朴大統領は国民の反対を押し切って日本と軍事協定を締結するつもりだ」「被害者らが勝訴することはないだろう。韓国の親日派が放っておくはずがないから。彼らは日本人より先に、韓国の親日派と戦わなければならない」「数十年前の悔しさをまだ解決できないなんて!おかしな女性を大統領に選んでしまった国民にも責任はある」などのコメントを寄せた。(翻訳・編集/堂本)
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