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10日、韓国・東亜日報は、韓国で学校など教育現場に多く残る日本式の名称や呼び名などを整理する動きが進んでいるものの、なかなか芳しい結果は得られていないと伝えた。資料写真。
韓国から「幼稚園」が消える?教育現場で日本の名残追放の動きも、ネットは否定的「ここまでくると病気」「日本が建てたソウル大も廃校に?」
http://www.recordchina.co.jp/a154771.html
2016年11月14日(月) 11時0分
2016年11月10日、韓国・東亜日報は、韓国で学校など教育現場に多く残る日本式の名称や呼び名などを整理する動きが進んでいるものの、なかなか芳しい結果は得られていないと伝えた。
日本統治時代の名残「日帝残滓(ざんし)」と問題視されている一例が、「幼稚園」という名称だ。朝鮮半島で「幼稚園」の名が使われたのは1897年、釜山地域に暮らす日本人の幼児教育のために作られた「釜山幼稚園」が最初だ。それからおよそ100年がたった1996年、日本統治時代に設けられた「国民学校」の名を「初等学校」に変更する動きと共に「幼稚園」の改称論議も一部起こったものの、あまり注目を浴びずに終わった。さらに2014年になり、与党議員から幼稚園を「幼児学校」と改称する幼児教育法改正案が提議されたが議会を通過せず現在に至っている。
名称だけではなく、過去の日本の軍国主義をにおわせるとの理由で一部の校内施設も「追放」のやり玉に挙がっている。例えば朝礼台だ。韓国の学校の朝礼台は日本の一般的な物より規模が大きく、屋根や階段を備えた物が少なくない。各学校では、壇上に板を敷いて生徒の休憩場所にしたり、屋外授業の場として使えるよう改修したりと、朝礼台の別用途での活用検討が進んでいる。
さらに、校庭などに植えられているカイヅカイブキの木も除去対象とされた。この木は1909年、韓国統監であった伊藤博文が大邱市内の公園に植樹して以降、全国に広まったもの。教育当局はこの木を校木としている学校には校木の変更を指示、また校内に植えられているものは除去するよう全国の学校に案内している。
この報道を受け、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せているが、「日帝残滓一掃」には否定的な見方のものが目立つ。
「名前だけ変えたからって名残は消えない。日本に学ぶ点は学ぼう」
「幼稚園は親日で、幼児学校ならそうじゃないと?笑える」
「『洞事務所』(洞民向け行政サービスなどを担う機関)は日本人が作ったものだからって『住民センター』に変えたけど、『センター』は英語だろ」
「日本が建てたソウル大も廃校にするの?」
「ここまでくると病気」
「日帝残滓の記事を見るたび、韓国人はどうでもいいことに被害妄想を抱いていると分かる」
「鉛筆、警察、消防署、病院…近代にできた物を指す漢字語はほとんど日本語だよ。それも全部変えるのか?」
「社会、経済とかの言葉も全部日本式の漢字語。切りがない…」
「韓国はちょっと敏感過ぎると思う。無駄なことにエネルギーを浪費するべきじゃない」(翻訳・編集/吉金)
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