金正恩元帥が新型の静止衛星キャリア・ロケット用大出力エンジンの地上噴出実験を指導 http://www.kcna.kp/siteFiles/img/201609/MM00247341.jpg ⁅平壌9月20日発朝鮮中央通信⁆朝鮮労働党委員長、共和国国務委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官である金正恩元帥が、西海衛星発射場を訪れて新型の静止衛星キャリア・ロケット用大出力エンジンの地上噴出実験を指導した。 新たに開発した大出力エンジンは、単一エンジンとして推進力は80tfである。 今回の大出力エンジンの地上噴出実験は、作業時間を200sとし、エンジン燃焼室の燃焼特性、各種の弁と制御系統の動作正確性、構造信頼性の最終的な確証に目的を置いて行われた。 金正恩元帥が、実験を行うことに関する命令を下した。 瞬間、雷のような爆音を鳴らして大出力エンジンから巨大な炎が激しく吹き出された。 新型の静止衛星キャリア・ロケット用大出力エンジンの地上噴出実験を通じて、推進力をはじめエンジンの技術的指標が予定値に正確に到達し、作業の全期間、すべての系統の特性値が安定に維持されるということが完全に確認された。 大出力エンジンが完成することによって、国家宇宙開発5カ年計画の期間に静止衛星キャリア・ロケットを確固と開発、完成することのできる科学技術的保証がもたらされ、地球観測衛星をはじめ各種の衛星を世界的水準で打ち上げられる運搬能力を円滑に具えるようになった。 金正恩元帥は実験の結果に大満足し、短期間に朝鮮労働党が与えた課題を立派に、決死の覚悟で貫徹した国家宇宙開発局の幹部と科学者、技術者の偉勲を高く評価した。 また、宇宙科学技術と宇宙産業は国力を評価する重要な基準になるとし、国家宇宙開発5カ年計画の実現を目指す宇宙開発事業を本格的に行って、広大な宇宙征服の活路をより力強く開くべきだと述べた。 そして、宇宙の開発と利用はわが党の重要な方針であり、国家的に引き続き力を入れなければならない重要な事業だとし、国家宇宙開発局が宇宙の開発を衛星の開発に重点をおいて行い、われわれの力と技術で異なる用途の衛星をより多く製作し、打ち上げてわが国をここ数年間に静止衛星保有国に作らなければならないと語った。 さらに、党の科学技術重視路線が貫徹されて国の経済状況が困難な中でも宇宙技術をはじめ先端科学技術分野において世界を驚かす前例のない奇跡的な成果が絶えず収められているとし、今回の実験の成果に基づいて衛星の打ち上げ準備を急いで終えて、敵の卑劣な制裁・圧殺策動によって困苦欠乏に耐えながら心変わりせずにわが党だけを信じて党に従って強く生き、闘っているわが人民により大きな勝利の報を与えようと頼んだ。−−− (2016.09.20) http://www.kcna.kp/kcna.user.special.getArticlePage.kcmsf http://www.naenara.com.kp/ja/news/news_view.php?22+2917 http://www.naenara.com.kp/images/periodic/news_daily/2016/09/20/r1-0.jpg http://www.naenara.com.kp/images/periodic/news_daily/2016/09/20/r2.jpg http://www.naenara.com.kp/images/periodic/news_daily/2016/09/20/r3.jpg
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