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26日、韓国メディアによると、大韓レスリング協会の関係者らが横領の容疑で警察の調査を受けている中、ジュニア国家代表監督のキム氏が24日に江原道平昌郡のモーテルで自殺しているのが見つかった。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。資料写真。
「悔しい…」自殺した韓国レスリング監督に一体何が?=韓国ネット「これが韓国レスリング界の現実」「不正がなくなる日はくる?」
http://www.recordchina.co.jp/a148694.html
2016年8月26日(金) 23時20分
2016年8月26日、韓国・スポーツソウルによると、リオ五輪で銅メダル1個という成績に終わった大韓レスリング協会の関係者らが横領の容疑で韓国警察の調査を受けている中、ジュニア国家代表監督のキム氏が24日に江原道平昌郡のモーテルで自殺しているのが見つかった。
キム氏が自殺した原因は、大韓レスリング協会の横領問題について警察から取り調べを受ける中で、極度のストレスを受けたためとみられている。キム氏は自殺する前、録音テープに「警察や局長、次長などみんなが仕組んで私に調査を受けさせ、誘導尋問をした。私は今日、この音声を残してこの世を去る。検事や裁判官を捕まえてどうにか解決してほしい。本当に悔しい」との言葉を残していたという。
韓国警察は2010年から昨年まで、レスリング協会で30億ウォン(約2億7000万円)台の横領があったとの情報を入手した後、同協会の元・現会長をはじめとする役員や職員に対する調査を行った。この中でキム氏も数回にわたり調査を受けた。潔白を主張したキム氏は、「協会の元幹部が自身を陥れたようだ」と周囲に話していたという。
キム氏の遺族はメディアの取材に対し、「(キム氏が)3000万ウォン(約270万円)の予算を投入してレスリング用マットを購入したことがあるが、その翌日に再び同じマットを購入したことになっていたという。(キム氏は)協会幹部がやったことだと話していた」と明らかにした。
警察は6月に同協会の事務所を家宅捜索し、ハードディスクや書類などを押収。組織的な横領があったとみて、捜査の範囲を拡大させている。
これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。
「自殺してでも訴えたいことがあったはず。キム監督はきっと、警察の調査で自身の潔白が証明されても、元会長や役員からの圧力を受け、監督生活を続けることができなかったのだろう」
「今回の事件をきっかけに、韓国レスリング協会に広がる弊害や間違った行動、その悪循環がなくなってほしい」
「結局、人が人を殺した。徹底的に調査をして監督の悔しさを晴らしてほしい」
「これが韓国レスリング界の現実」
「とても悔しい。絶対に真実を明らかにしてほしい」
「一生懸命レスリングを練習している子供たちがかわいそう」
「潔白なのになぜ自殺する?韓国のスポーツ界と防衛産業から不正がなくなる日はくるだろうか?」(翻訳・編集/堂本)
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