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中国の恐ろしさを思い出した韓国、と韓国紙
http://79516147.at.webry.info/201608/article_101.html
2016/08/13 21:46 半歩前へU
▼米中の谷間で激しく揺れる「悩める韓国」
アジアの安全保障をめぐって米中の対立が深刻化する中で、韓国が揺れている。朴大統領は中国の軍事パレードに参列するなど一時、中国寄りの姿勢を鮮明にした。
ところが、中国の恫喝に再び、米国へ傾斜し始めた。こうした大統領の態度を韓国の有力紙、朝鮮日報が厳しく批判した。
同時に日本と中国の狭間で地政学的にも厳しい状況に置かれた韓国の苦しい胸のうちがよく分かるレポートである。
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朝鮮日報の「中国の恐ろしさを思い出した韓国」の解説記事を要約転載する。
大韓民国は今や完全な四面楚歌状態だ。米国の最新鋭地上配備型迎撃システム(THAAD)の韓国配備問題や南シナ海問題などを通じ、中国は牙をむき始めた。
一方の米国は大統領選挙に向け保護貿易に回帰しつつあり、日本は安倍首相を中心に強国となる昔の夢を再び持ち始めている。英国のEU離脱により欧州市場も揺らいでいる。
先日ラオスで開催されたASEAN地域フォーラムで、中国の王毅・外相が韓国に対し非常に傲慢かつ傍若無人な態度を取った様子を目の当たりにした。
われわれは王毅氏の目つきと態度から、500年以上前に朝鮮の王が中国の使者にひざまずいた時の彼らの嘲笑を想像した。中国は自国の利害が関わる問題では、いつでも帝国として周辺国に君臨する「恐ろしい隣人」であることを改めて示した。
われわれの4000年の歴史は中国と日本に対する屈従の歴史であり、貧困の歳月だった。韓国が世界に出られるようにしてくれたのは米国だった。共産主義と戦う戦争で支援してくれたのも米国だ。
しかし韓国は今中国と日本から再び包囲されまいと必死になっているが、助けてくれるはずの米国はもうこれまでの米国ではない。米国も自分の利益を守るために必死だ。
100年前の旧韓末、国内で政治が乱れた時に先祖たちは「中国に付くか、日本に付くか」を決められなかった。今、われわれは「中国に付くか、米国に付くか」の選択を突き付けられている。
韓国は中国の覇権主義と、米国の新たな保護主義の間で進退両難の立場に追い込まれている。
目を国内に向けると、状況はさらに悲惨だ。政界は与野党とも派閥争いに没頭。今われわれが外交・安全保障の両面でいかに危険な状況にあるか、いかなる選択をすべきか考えるどころか、議論さえしていない。
大統領府は米中間の対立にできるだけ本心を出さない「あいまい戦術」を今なお取り続けている。何を隠そうとしているのか、無知故にそうしているのか、自信がないのか、意図してそうしているのか誰にも分からない。
大統領はTHAADに対する内閣の考え方を強調する席で、不正の疑いのある側近の考え方を織り交ぜながら彼らを激励する様子を演出した。今大統領には国の将来や安全に関わる重大問題を直接国民に問い、共感を築き上げる指導者としての態度が求められている。
ところが大統領は国の一大事に関してはスタッフ会議での指示を通じて下達するだけで、政治的な動きと関係ない会議や、日々懸命に暮らしている庶民が集まる市場をうろうろしてばかりいる。
しかし今、この国にはそんな余裕などない。
詳報はここをクリック
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/08/05/2016080501837.html?ent_rank_news
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