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25日、韓国・中央日報はこのほど、韓国の「庶民の酒」として愛されるマッコリに「不都合な真実」が隠されていると報じた。韓国伝統酒のはずが、その多くが輸入米で作られている上、「国産米マッコリ」と偽って販売される例が後を絶たないのだ。資料写真。
韓国の伝統酒マッコリに隠された“不都合な真実”=韓国ネット「マッコリまで不良品だなんて…」「自国文化を守るため法整備すべきなのに」
http://www.recordchina.co.jp/a145538.html
2016年7月24日(日) 21時40分
2016年7月25日、韓国・中央日報はこのほど、韓国の「庶民の酒」として愛されるマッコリに「不都合な真実」が隠されていると報じた。韓国伝統酒のはずが、その多くが輸入米で作られている上、「国産米マッコリ」と偽って販売される例が後を絶たないのだ。
韓国農林畜産食品部がこのほどまとめた「2014年 酒類産業情報実態調査」によると、韓国国内のマッコリ製造業者428カ所のうち290カ所(67.8%)が輸入米を使用していた。また、同部が昨年、国内売り上げ上位10位の業者を対象に調べたところ、この比率はさらに上がり、82.3%に達した。一方、100%国内産原料で作る酒に付与される「品質認証」を受けたマッコリ業者はわずか21カ所だった。資料の提出を受けた与党議員は、「ここまでくると、マッコリに『代表的伝統酒』との称号を付けていいものか疑問だ」と述べた。
多くの業者が輸入米を使う理由は何より価格。政府が供給する加工用輸入米はキロ当たり564ウォン(約53円)、国産米1000ウォン(約93円)の半額ほどだ。しかし小売りの段階では原料にかかわらず同ブランドの商品が同価格で売られることが多く、消費者が原料を見分けるにも小さな文字の原料表示を注視するほかないのが現状だ。
こうした中、輸入米を原料としたマッコリを国産米と偽って販売した業者が摘発される事件が後を絶たない。過去5年間で摘発された業者は65カ所、摘発量も14年の526トンから昨年は1949トンにまで急増した。農林畜産食品部はこうした状況に、100%国産米使用かつ人工甘味料無添加のマッコリには新たな認証制度を設ける方法を検討しているという。
これについて韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。
「国産米は余っているはずでは?」
「それでなくてもいろいろ大変なのに、マッコリまで不良品だなんて…」
「こうじも9割は日本から来るらしい」
「僕はマッコリなど飲まない!信用できない」
「ところで輸入米のマッコリの方がおいしい理由は何だろう?」
「ドイツのビール純粋令のように、韓国も自国文化を守るための法律を整備すべきなのに、日帝時代以降何も行われていないのが実態だ。もどかしい」
「輸入牛肉を韓牛として売ってるのと同じこと」
「韓国はどこでもすぐばれるようなうそばかり。何か一つでもちゃんとなってる所があるのかな」
「売り値が割に合わないということだろう。かと言ってマッコリの値段を上げれば『庶民の酒の値段を上げるのか』と非難されるし」(翻訳・編集/吉金)
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