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21日、韓国の朴槿恵大統領は国家安全保障会議で、「不純な勢力がTHAADミサイル配備を口実に問題を起こそうとしている」と発言した。資料写真。
朴大統領「“不純な勢力”がTHAAD配備に反対」=野党は「常軌を逸している」と批判―韓国
http://www.recordchina.co.jp/a145572.html
2016年7月22日(金) 14時0分
2016年7月21日、韓国KBSテレビによると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は同日午前の国家安全保障会議で、「不純な勢力がTHAADミサイル配備を口実に問題を起こそうとしている」と発言した。
朴大統領は、「THAADミサイル配備は国家と国民を守る最良の方法である」とし、一部の政治家や世論からTHAAD配備取り消しを求める声が上がっていることに対して、「彼らは国民が北朝鮮のミサイル攻撃を受けることを回避するための別の方法を提示すべきだ」と述べた。
また、「不純な勢力」がTHAAD配備を口実に問題を起こそうとしていると指摘。最近、この配備問題で多くの批判や反対を受けたとした上で、「このようなことで大統領が揺らいでいては、国家の安全は語れない。私は最大限の努力をし、いかなる批判にも屈服しない」と述べた。
これについて、共に民主党の李在慶(イ・ジェギョン)報道官は、「THAAD配備を疑問視する国民を批判するとは常軌を逸している」とし、国民の党の朴智元(パク・チウォン)臨時党首は「THAAD配備以外の方法を示せというのは理解に苦しむ。『自分の言うことだけ聞いて黙っていればいい』という考え方は持たず、反対意見に耳を傾けるべき」と述べるなど、野党は反発を強めている。(翻訳・編集/北田)
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