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4日、韓国メディアによると、在日韓国人の鄭栄桓明治学院大学教授が、韓国・世宗大学の朴裕河教授の書いた著書「帝国の慰安婦」の内容を強く批判した。これについて、韓国のネットユーザーがコメントを寄せている。写真はソウルの慰安婦像。
在日教授が“帝国の慰安婦”を批判「日本が望む慰安婦のイメージを提供」=韓国ネット「内部の敵がより致命的」「非常に客観的な本だ」
http://www.recordchina.co.jp/a143831.html
2016年7月4日(月) 21時30分
2016年7月3日、韓国・朝鮮日報によると、在日韓国人の鄭栄桓(チョン・ヨンファン)明治学院大学教授が、朴裕河(パク・ユハ)韓国・世宗大学教授の書いた旧日本軍従軍慰安婦問題に関する研究書「帝国の慰安婦」の内容を強く批判した。
鄭教授はこのほど、ソウル市内で開かれた自身の著書「誰のための和解なのか」の出版記念講演会で、「朴教授が少数の慰安婦被害者の証言を拡大解釈し、一般化した」と批判し、「階級的・民族的・性的に最も抑圧された慰安婦被害者らが植民地の規範を内在化したことはなかった」と主張した。また、「帝国の慰安婦」が日本で好評を得ていることについて、「日本社会が望む慰安婦のイメージ、保守派も許容できるイメージを提供したため」と指摘した。
「帝国の慰安婦」は、慰安婦被害者を「自発的な売春婦だった」「軍人と同志関係にあった」などと記述し、さまざまな議論を巻き起こしていた。
これに対し、朴教授は「本の半分は日本を批判する内容で、残酷な話もたくさん書いたが、他の人とは違う方式で書いた。これまで埋もれていた元慰安婦の話を聞いただけ」と主張。「私を肯定的に評価した全ての人を右派と考えるのなら、誰と連帯してどんな東アジアを作っていくつもりなのか」と反発した。
朴教授は著書で元慰安婦の名誉を傷つけたとして在宅起訴され、現在裁判を受けている。
これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。
「同じ女性が書いた本とは思えない」
「朴裕河は本当に大学の教授なの?。日本にお金をもらって書いたのでは?」
「フランスやドイツで同様の本が出版されたことがあるだろうか?国民が未熟で、政府が親日だから可能なこと。朴教授は日本に帰化して教授をすればいい」
「左派、右派の問題じゃない。戦争犯罪者や戦争犯罪、特に女性の人権じゅうりんに関する問題だ」
「外部の敵より内部の敵がより致命的な打撃となる」
「歴史は“強者の記録”だ。韓国も国力を高めよう」
「朴教授は慰安婦問題に対して、非常に客観的にアプローチしていると思う」
「一番の問題は、朴教授を『親日』と決めつけ批判する人の多くが『帝国の慰安婦』を読んだことがないということ」(翻訳・編集/堂本)
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