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建設工事が進むアイスホッケー会場。平昌五輪の開催そのものが危ぶまれている(AP)
平昌五輪組織委会長がまさかの辞任…経済凋落でスポンサーも不足
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160510/frn1605101140002-n1.htm
2016.05.10 夕刊フジ
韓国・平昌(ピョンチャン)冬季五輪の雲行きが、ますます怪しくなってきた。1年9カ月後に開幕を控えるなか、趙亮鎬(チョ・ヤンホ)組織委員会会長(67)が電撃辞任したのだ。平昌五輪は、スポンサー不足で資金難に陥っているうえ、競技施設の建設遅延も指摘されている。本当に開催できるのか。
大会組織委の3日発表によると、趙氏は自身が会長を務める財閥「韓進(ハンジン)グループ」傘下で、経営難に陥っている韓進海運の立て直しのために辞任するという。朝鮮日報(日本語版)は4日、「懸案収拾のため経営に専念する」との趙氏のコメントを伝えた。
趙氏は、招致委員会会長として11年に平昌大会招致に成功し、14年8月に組織委会長に就任した。趙氏は、大韓航空機内で客室乗務員のナッツの出し方に激怒して離陸を遅らせ、「ナッツ姫」として批判された趙顕娥(チョ・ヒョナ)前同社副社長の父としても有名である。
突然の辞任劇については別の情報もある。
韓国紙「中央日報」(日本語版)は4日、「開催まで2年もない時期に船長が交代…平昌五輪、不安な航海」と題した記事で、趙氏と政府側の「不和」を辞任の理由とする見方を紹介した。後任には官僚出身の元産業資源相、李煕範(イ・ヒボム)氏が内定した。
平昌五輪をめぐる問題は人事だけではない。国内企業のスポンサー契約はまだ目標額に達しておらず、今年1月には、大会向けに建設していた鉄道の橋脚が崩落する事故も発生している。
韓国情勢に精通するジャーナリストの室谷克実氏は「大韓航空や韓進海運など、韓進グループの企業は軒並み経営不振だ。本業がいよいよ危うくなり、五輪どころではなくなったのではないか。韓国政府は先月末、平昌五輪のために新設される競技場の工事進捗(しんちょく)率が65%だと公表したが、問題が多いのは明白な事実だ。競技施設などハード面での事故が本番で起きないか心配する向きもある。ともかく、趙氏の電撃辞任は、落ち目の韓国経済を象徴する出来事ともいえる」と語っている。
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