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スーツ姿で演説する金正恩第1書記。巨体だけに、生地の量は相当かかりそうだ(朝鮮中央通信撮影・共同)
金正恩氏「スーツ姿で演説」に膨れる“違和感” その狙いは?
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160507/frn1605071700005-n1.htm
2016.05.07 夕刊フジ
北朝鮮で36年ぶりに開幕した朝鮮労働党第7回大会で、演説に立った金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が、公の場では前例のない「ネクタイ・スーツ姿」で登場したことが、世界の注目を集めている。これまで、黒い人民服を愛用してきただけに、約130キロともいわれる巨体を、高級スーツ(?)で着飾ったニュース映像には、違和感を覚えた向きも多いのではないか。一体、何が狙いなのか。
ラヂオプレスなどによると、正恩氏は大会冒頭、14分間にわたって開会の辞を読み上げた。特異な髪形や、演説を好むスタイルは祖父の金日成(キム・イルソン)主席を模倣したとも言われる。
華々しく開幕したようにみえる党大会だが、その異様さは際立つ。
北朝鮮当局は今回、日米欧など一部メディアに取材を許可し、約130人の報道陣が平壌入りしていた。だが、党大会初日の会場での取材は認めず、情報を厳しく制限した。
この背景について、朝鮮半島情勢に詳しいジャーナリストの室谷克実氏は「党大会を開いた目的は、正恩指導部の勢いを国内外に示すことにあるが、海外メディアに公開しなかったことは国内状況の深刻さを示している。粛清などの影響から、党大会の定数が大幅に足りないなど、人的要因が深く影響したのではないか」と話す。
珍しいビジネススーツ姿での登場については、正恩氏が推し進めようとしている経済建設が深く関係しているようだ。
経済ジャーナリストの荻原博子氏は「正恩氏には留学経験がある。スーツを着こなし、有能に見えなければ、リーダーとして認めてもらえないことを熟知している。あの服装は『生活の再建に乗り出す強いリーダー』を演出し、人民の心を掌握したいと考えたのだろう。ただ、その心理の背景には、政権の転覆を狙う反逆者におびえる脆弱(ぜいじゃく)さもみてとれる」という。
ともかく、貧困にあえぐ人民のことなど、お構いなしなのだろう。
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