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25日、韓国のインターネット掲示板にこのほど、友達と日本を旅行で訪れたという韓国人男性が、日本人の優しさについてつづったブログが掲載された。写真は日本のタクシー。
訪日韓国人男性の心をポカポカにした日本人の配慮=「ぼったくるのかと思ったら…」―韓国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a134640.html
2016年4月25日(月) 9時20分
2016年4月25日、韓国のインターネット掲示板にこのほど、友達と日本を旅行で訪れたという韓国人男性が、日本人の優しさについてつづったブログが掲載された。
今回の日本旅行は僕に多くの学びと感動をくれた。日本は“一度行くとイメージが非常に良くなる国”だという。旅行で出会った人たち、レストランの店員やバスの運転手はもちろん、すれ違った通行人までも、初めて会う僕に優しく親切に接してくれた。今回の旅行では日本人のそんな優しさに何度も大きな感動を受けた。
旅行2日目、ビール工場の見学に訪れるためタクシーに乗った。運転手は「工場のすぐ前で降りるには大回りしなければならない。お金がかかるから適当な位置で降りて少し歩いて行った方がいい」と教えてくれた。しかし、運転手はどう見ても観光客の僕らが道に迷うことを心配したようで、結局メーターを切って大回りし、工場のすぐ前に車を停めてくれた。仕事中にもかかわらず、初めて会った外国人のために無料で車を走らせてくれた運転手の優しさに、見かけではない本当の「配慮」を感じた。さらに運転手は「雨に濡れないように」とわざわざ屋根の下で僕らを降ろしてくれた。言葉や文化が通じない外国で感じた「1度の配慮」は大きな感動となった。
旅行最終日、駅に向おうとしたところ、大雪のためにシャトルバスの運行が中断されていたので、僕らは歩きながら空車のタクシーを探した。やっとのことでタクシーを捕まえ乗り込むと、運転手はメーターを付けなかった。後部座席に座っていた僕らは不安な気持ちで目を見合わせた。僕は「雪でタクシーが捕まりにくい上に、空港へ向かう外国人ということで、メーターを付けずにぼったくろうとしているのではないか」と考えた。韓国で何度かそのような経験をしたことがあった。しかし、僕らの予想は外れた。運転手は少し進んでからUターンをし、空港方面へ車の向きを変えた後にメーターを付けたのだ。まさに親切の中の親切。誤解していた自分が恥ずかしくなった。外にはタクシーを待っている人たちがたくさんいた。客を選べる状況でも、日本のタクシーは変わらなかった。タクシーは日本を飛び立つ直前まで、僕らに感動を与えてくれた。
タクシーだけでなく、バスや電車の運転手も最高に優しかった。拙い日本語で話しかけても、いつも親切に対応してくれるので不安はなかった。僕も社会人なので、それがどんなに大変なことか分かる。遊ぶ時は心に余裕を持てても、仕事中はイライラすることも多く、余裕を持てない。バスを降りる人全員に「ありがとうございます」と言うバス運転手の姿は本当に不思議だった。また、どこへ行っても親切な店員の姿があり、旅行の楽しさが倍増した。どうしたらいつも楽しそうに仕事ができるのだろうか?僕らが持っていたごみをついでに捨ててくれるなど、頼まれていないことを先回りして行う日本人の親切さに、たくさんのパワーをもらった。それは仕事中の人だけではない。バスターミナルで乗り場の位置を教えてくれ、バスに乗り込む僕らに手を振ってくれた学生や、日本語が下手な僕らの代わりにタクシーを呼んでくれたおじさん。旅行中は毎日、日本人の配慮と親切に触れていたので、韓国に帰る時、僕の心はとても温かくなっていた。(翻訳・編集/堂本)
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