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原爆の謎と第2次世界大戦 :ディオニシ 著「原爆と秘密結社」を読んで 2
http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/776.html
投稿者 あのに 日時 2016 年 1 月 06 日 02:09:55: xZaQXyDl16EGo gqCCzILJ
 


原爆の謎と第2次世界大戦 :ディオニシ 著「原爆と秘密結社」を読んで 2

1、はじめに

まえ、「原爆の謎と第2次世界大戦 :ディオニシ 著「原爆と秘密結社」を読んで」という題で、原爆について書いたところ、奇妙なことに、ディオニシの本についてはほとんど、なにも反応がなかったが、ベラスコのナチス製原爆の本に関することをネットで書く人があった。私は、意図的に、ベラスコのナチス製原爆説についてはふれなかったわけだ。失礼だが工作員かな、とも思ったが、いちおうベラスコのナチス製原爆説については、私が考えたことを書いておく。

2、諜報員と米国陸軍情報将校

ベラスコのナチス製原爆と言う情報をどうあつかうか?ここには、ベラスコという諜報員の情報とディオニシの「原爆と秘密結社」という本にある情報の2つの情報をどう評価するか、という問題があり、おもしろい演習問題といえる。

まず、ベラスコはプロの諜報員であったから、原爆の秘密については、撹乱情報しか言えないであろう、と想像がつく!

なぜならベラスコほどの高位の諜報員であることは、ディオニシのいう死の血盟団員のはずであり、これには入会式があるらしく、殺人をすることが課せられるらしい。ベラスコもなんらかの殺人儀礼を経験して、その地位についたとさえ想像されるのかもしれないのだ。これは、けっしてだれにも話すことはなく、死ぬまで続く盟約であり、これにそむくことは原則、できない。

・秘密結社の伝統、不可視戦略の伝統

ディオニシのいう死の血盟団とは、私がいうイルミナティと同じだ。ディオニシは、内部情報によって「死の血盟団」ブラザーフッド・オブ・デスと書いている。これが、すべての本質的部分だ。
「死の血盟団」の不可視戦略の伝統をさぐると、ヘロドトスのスキタイ誌に出てくる。さらにハザール王国がそういったスキタイの伝統、モンゴルの伝統にちかいものを持っている。けっして、ユダヤやバビロンやヴェネツィアには見つからないのだ。

ここで長いがちょっとおもしろい動画をみつけたので、書いておく。
NHKスペシャルのモンゴル帝国の動画には、ハザール王国からハザール・マフィアにいたる情報戦略、商業戦略、世界帝国戦略などの要素が、モンゴル帝国からの影響が、大きくあるように思う。ハザール王国は、モンゴル帝国に隣接し、滅びたのだからこそ、最大の戦争文化を受け継いだだろう。

NHKスペシャルのモンゴル帝国 ( 2:29:44 )
https://www.youtube.com/watch?v=8xfYlgLVfPs
1:11:40 世界的情報通信施設ジャムチ 1:14:45ヴェネツィアとの関連 
1:22:10 世界帝国化  2:10:00ロシアとの攻防

ハザール・マフィアとよばれるユダヤ国際金融財閥について部分的に理解できる。秘密結社の不可視戦略の伝統は、ドイツにハザール人のゲットーができたときから見られる。
ハザール王国については、東ローマ帝国と互角のひじょうに高度な文明を誇った国のはずなのに、ほとんどなにも知られていない。Wikiをみても滅亡した時期がはっきりしない。13世紀ほどまで存在し、モンゴル進軍によって離散したはず。ハザール王国の壊滅にはあまりにも多くの謎がある。

アーサー・ケストラー著「ユダヤ人とは誰か 第十三支族の謎・カザール王国の謎」宇野正美訳 三交社刊 がいちばん参考になるだろう。宇野正美氏が、講演でこれにあまりふれないようにみえるのは、これが現在ですら全世界のタブーであり続けているからだろう。ケストラーの第十三支族とは、ホロコーストとならぶタブー、禁句なのだろう。ケストラーは、この本のため暗殺されたのだろう。宇野正美氏は、蛇の尾をふんでしまった、と思っているのかもしれないが、われわれはとても感謝なのである。

ベラスコとはユダヤ人であり、秘密結社団員であっただろう。このハザール・マフィアとよばれる秘密結社の伝統、不可視戦略の伝統がかれの人生の根幹であったことを考えると、つぎの結論が得られる。

ベラスコが、ナチス製原爆がアメリカにわたって、リトルボーイになった、と言ったのなら、ナチス製原爆がアメリカにわたって、リトルボーイになったのではない、と、こう解釈すべきなのである。ベラスコから判明するのは、このことだ。これをなぜか、だれも言っていない。

かれは、おそらく死ぬまでウソしか言えない立場にあったのだ。原爆については、第2次世界大戦の最大の機密情報だから、かれは死ぬまでウソしか言えなかったはずだ。ベラスコはプロの諜報員だったからだ。

ディオニシは米国陸軍情報将校である。情報のプロである。一般人とはちがうレベルの高度な情報評価技術の持ち主であったはず。本にはベラスコの名前もナチス製原爆のことも、なにもでてこない。知らなかったのか?、おそらく目にしたはず。捨てたのだ。なぜか。上記のベラスコはプロの諜報員だったから、その情報は撹乱情報だ、と考えたはずだ。ディオニシはプロの情報将校だったからだ。

日本製原爆の話もない。そのような情報はなかったからだろう。残る可能性は、ナチス製ウラン235と日本製ウラン235の存在と行方だが、ディオニシは可能なかぎり、ゆくえを追ったはずだ。もちろん臨界量などの理論計算情報も含まれるが、こちらはよく知られ、湯川秀樹などの関与が知られているが、なぜかディオニシの本にはない。

3、ナチス製ウラン235と日本製ウラン235の存在と行方

それは、前回書いたとおりで、可能性としてアメリカのロスアラモス研究所にぜんぶ集められたというのが、私の推測で、ディオニシはそれは書けなかったのだ。どんな証拠もないからだ。

ナチス潜水艦U234号に金で裏打ちされた容器があったらしい、とまではかれは書いている。ウラン235の容器なのだろう。これは証言があったのである。これがアメリカに運ばれたかはわからなかったのだ。なぜならこれが隠されるべき最大の証拠だからだ。第2次世界大戦の最大の機密情報は、確実に隠滅されたはずだからだ。ナガサキの標的写真などの証拠隠滅具合から、ウラン235の情報は、最高度のとりあつかいの注意をもって証拠隠滅されたはず。原爆の内部写真や図面がないのも、こういった理由だ。

ディオニシはプロの情報将校だったから、とうぜんながらこれらをぎりぎりまで追っただろう。そして、ディオニシが書けなかったこと、ディオニシが書きたかったであろうことを、想像して私が書いただけであった。日本やドイツなどのウラン235がウラン原爆リトルボーイになったと。

ドイツ潜水艦U530号が、じっさいに沈没したのかはわからないだろう。ここに大きな謎がある。降伏したドイツ潜水艦U234号のほうは、金で裏打ちされたU-粉末の容器があり、なかみは、ウラン235であったであろうが、むしろ報告がないことが、じっさいウラン235であった可能性がある証拠だと思う。U234号が、爆破される写真は本にある。

U530号が、U234号のおとりであった、という可能性がある。そしてドイツ製ウラン235は、U234号によってロスアラモス研究所に届けられたという経路がいちばんありそうだ。
U530号は、それをかくすために、おとりとしてつかわれ、ウラン容器は空のまま大西洋アゾレス諸島のちかくで撃沈。いっぽう日本潜水艦伊52号は、金や100名の乗員とともに撃沈された。これが、ありうる真実に、いちばんちかいであろう。

日本製ウラン235のロスアラモス研究所への経路については、ディオニシには調べることができなかったのであろう。もし日本製ウラン235が朝鮮にあったとしたなら、これのロスアラモス研究所への運搬経路が、第2次世界大戦の最大の謎になるであろう。これら日本の原爆開発の証拠隠滅も朝鮮戦争の原因のひとつだった、とディオニシの本には書かれている。

これらすべてを隠すのが、ベラスコのナチス製原爆説であろう、と考えていた。撹乱情報の迷宮にみなをみちびくのが工作員、諜報員の役目だからである。おそらくは、ディオニシも同じような考えなのであろう。これが、ディオニシの本には、ベラスコのナチス製原爆説がない理由であろう。したがって、私も書かなかった。
 

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コメント
 
1. 2016年1月06日 07:02:05 : MCKRUFNaPQ : AibweCIxkOQ[16]
あのにさん

失礼ですが
原爆の謎と第2次世界大戦 :ディオニシ 著「原爆と秘密結社」を読んで 1
はどこにあるのですか?

リンクをはって頂けると便利ですが


2. 2016年1月06日 09:50:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[733]

この人は同じ嘘を何度も繰り返しているね

アシュケナージはハザール人ではないというのが定説

今は Y-DNAの調査で

アシュケナージ=ハザール人

とかいう大昔の与太話はすべて否定されてるよ


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