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(回答先: ニムル師の処刑は中東の安定を揺るがす 投稿者 あっしら 日時 2016 年 1 月 03 日 22:46:41)
2016.1.3 20:12更新
【サウジ・シーア派処刑】
バーレーンやイラクにも抗議デモ拡大 スンニ派との宗派対立深まる[産経新聞]
【カイロ=大内清】サウジアラビアが2日、イスラム教シーア派の高位聖職者ニムル師らを処刑したことを受け、シーア派大国イランの首都テヘランでは同日夜から3日未明にかけて処刑に抗議する群衆がサウジ大使館を取り囲み、暴徒化した一部が館内に乱入したり火炎瓶を投げつけたりした。イランの最高指導者ハメネイ師も3日、処刑を非難。域内での影響力を争う両国の関係がいっそう険悪化し、スンニ派とシーア派の対立が強まる懸念が高まっている。
一方、AP通信などによると、サウジの隣国バーレーンやイラクでも2日、処刑への抗議デモが起き、宗派対立が中東各地に拡大した。
イランのメディアによると、ハメネイ師は聖職者らの会合で、「サウジは(処刑に対する)神聖な報復を受けるだろう」と述べた。
これに先立つ2日、イラン外務省報道官も非難声明を発表した。これに対し、サウジ外務省は、「サウジ内政への干渉だ」としてイラン大使を呼び、抗議状を手渡した。サウジは、47人の処刑は国内でのテロ対策上のものだとしている。
イランでは2日、首都のほか、シーア派聖地の北東部マシャドでも群衆がサウジ領事館前に集まり治安部隊ともみ合うなどの騒ぎが起きた。イラン治安当局は、大使館襲撃に関与した40人を逮捕したが、宗教界の反サウジ感情は強く、事態が早期に沈静化するかどうかは不透明な状況だ。
イランはシーア派の総本山ともいえる立場で、サウジでは少数派のシーア派住民とも密接な関係がある。一方、スンニ派の「盟主」を自任するサウジは、シーア派が域内で影響力を伸ばすことを強く警戒している。
http://www.sankei.com/world/news/160103/wor1601030028-n1.html
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