http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/606.html
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アメリカが支援するシリア‘穏健派’幹部、アラウィー派‘絶滅’を呼びかける
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2015/12/post-8b3b.html
2015年12月11日 マスコミに載らない海外記事
Global Research
2015年12月7日
12月7日、月曜日、イエメンの独立新聞アル・マスダール・ニュースが“アメリカが支援するシリア反政府派幹部、アラウィー派絶滅を呼びかける”という見出しで、レイス・ファデルがこう報じている。
http://www.almasdarnews.com/article/u-s-backed-syrian-opposition-official-calls-for-the-extermination-of-alawites/
“トルコに移り、シリア国民評議会議長ハーリド・ハアジャと行動をともにしている元アレッポを本拠とする弁護士、アブドゥッラー・アル・アリ[…]が、自由シリア軍 (FSA)にいる信奉者や友人に、シリアに多数いるアラウィー派イスラム教徒に対して意図的な宗派攻撃を行うよう助言しているが、シリア国民評議会が、欧米世界に広めようとしている非宗教的な性格というものとも矛盾している。
“ヌサイリ(アラウィー派に対して使われる蔑称)の村を根絶することが、シリアの首都を解放するより重要だ”と、アブドゥッラー・アル・アリは述べた。[…] アル・アリの宗派的立場は、メンバーの中にはこの発言を気に入った人々もおり、シリア国民評議会内の人々によって、許容されているように見える。”
アル・マスダール・ニュースは、2011年のイエメンにおける、シーア派のアリー・アブドッラー・サーレハ大統領に反対するアラブの春抗議行動で、この新聞社のカメラマンがサーレハの軍隊に殺害され、新聞社そのものがニュースになったことがある。
https://en.wikipedia.org/wiki/Death_of_Jamal_al-Sharaabi
新聞は完全に無党派で、あらゆる宗派主義に反対している。
スンナ派カタールが所有する、宗派的でスンナ派を支持する新聞アル-アラビ・アル-ジャディードは、12月2日、“シリア人活動家: アサド壊滅は「イスラム国」集団壊滅だ”という大見出しでこう報じた。
http://www.alaraby.co.uk/english/politics/2015/12/2/syrian-activists-destroying-assad-means-destroying-islamic-state-group
“シリア人活動家の多くは、シリアの「イスラム国」集団爆撃に関するイギリスの議論にいらついており、問題の原因であるアサドが完全に無視されていると感じている。” カタールの王家、サーニー家は、全員スンナ派である聖戦戦士集団に対する主要援助資金供与者だ。新聞は、欧米は“ISが繁栄するのを可能にしている問題の根源: アサドと彼の残虐行為”の破壊に集中する必要があると語るスンナ派集団の発言を引用している。
11月18日、バグダッドでの記者会見で、他国で販売するため、ISISが盗んだイラクとシリア石油を運んでいるISIS石油輸送車に対する最初のアメリカ爆撃をアメリカ国防省は、誇らしげに発表し、こう述べた。
http://www.defense.gov/News/News-Transcripts/Transcript-View/Article/630393/department-of-defense-press-briefing-by-col-warren-via-dvids-from-baghdad-iraq
ロシアは過去一カ月半、そうしたISISの闇石油輸送車を何千台も既に爆撃したが、運転している人々に警告はしなかった。
ISISは、非宗教的なシーア派のバッシャール・アル・アサドを権力の座から追い出すためにシリアで戦っている多数のスンナ派聖戦戦士集団の一つだ。
2011年から、2013年まで、オバマのCIA副長官をつとめたマイケル・モレルは、11月24日、PBSのチャーリー・ローズ・ショーで、こう説明した。“環境被害を起こしたくなく、インフラを破壊したくなかったので、ISISが支配している油田を探して、実際に油田を爆撃することはしなかった。”
http://www.zerohedge.com/news/2015-11-29/former-cia-deputy-director-gives-stunning-reason-why-obama-has-not-attacked-isis-oil
対照的に、シリアにおけるアメリカ爆撃は、バッシャール・アル・アサドの軍が依然支配している地域にある発電所を含め、シリアのインフラに向けられている。
http://www.brandonturbeville.com/2015/10/as-russia-bombs-isis-us-bombs-syrian.html
こうした対シーア派攻撃で爆撃された誰も事前警告を受けていなかった。
イラクのシーア派は、アメリカがISISなどのスンナ派聖戦士を支援しているので、イラクはアメリカを追い出すべきかどうか検討している。
http://www.alaraby.co.uk/english/news/2015/12/6/iraqi-militias-turkish-interests-in-iraq-now-legitimate-target
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調査ジャーナリスト、歴史研究者のEric Zuesseは、新刊「彼らは全然違う: 民主党対 共和党の経済実績、1910-2010」および「キリストの腹話術師:キリスト教を生み出したイベント」と「封建主義、ファシズム、リバタリアニズムと経済学」の著者
本記事の初出はGlobal Research
記事原文のurl:http://www.globalresearch.ca/official-of-u-s-backed-syrian-moderates-calls-for-exterminating-alawite/5494217
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