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【イスラム国】少年兵が遺跡の中でアサド政権部隊の捕虜を見つけ出す競技会…成功の報奨は捕虜の処刑
http://aqap.blog.jp/archives/49419164.html
2015年12月04日16:25 ジハード主義組織の動画・声明の記録
番号:257
題名:إلى أبناء يهود
和訳:ユダヤ人の子孫たちへ
公開:2015年12月3日
組織:イスラム国(IS、旧ISIS又はISIL)
出所:カイル県広報部(イスラム国傘下、旧シリア領)
音声:アラビア語
重要:★☆☆☆☆
【動画の内容及び解説】
イスラム国からユダヤ人や不信心者へのメッセージとして、選抜された少年兵たちが砂漠の遺跡の中にいるアサド政権部隊の捕虜を見つけ出すという競技会を行い、少年兵たちの力量を示すという宣伝動画。少年兵たちは、いつかユダヤ人を襲うなどと宣言している。捕虜を見つけられた少年兵には、背教者に対するハッド刑として、見つけた捕虜を処刑できるという報奨が与えられるとしている。
捕虜らは両手を拘束されており身動きできず、無抵抗であるため、少年兵たちは格闘や対決をするわけでもなく、単に遺跡の中を走りまわり、捕虜の居場所を探すだけである。これで一体何のメッセージになるのか、拍子抜けといった印象を受ける。
この程度の映像で、百戦練磨のユダヤ人を挑発できるとでも思っているのなら、イスラム国もおめでたい。イスラエル治安当局による容赦なき徹底的なパレスチナ人弾圧の方が、遥かに冷酷かつ苛烈で恐ろしい。
従って、肝心のユダヤ人には何の効果もないと思われるところ、星一つがやっとの宣伝動画だろう。ユダヤ人を甘く見るべきではない。
↓ユダヤ人の子孫たちへ ※クリックして動画を視聴又はダウンロード↓ 少年兵による捕虜の処刑映像 閲覧注意
https://ia801508.us.archive.org/23/items/oma_222_mail_20151203/%D8%A5%D9%84%D9%89%20%D8%A3%D8%A8%D9%86%D8%A7%D8%A1%20%D9%8A%D9%87%D9%88%D8%AF.mp4
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処刑ゲームの子どもたち
http://blog.livedoor.jp/dokomademoislam/archives/49400381.html
2015年12月04日 どこまでもイスラム国
イスラム国がとんでもないビデオを公開しました。
6人の少年兵に、要塞に隠れている捕虜を探し出させて処刑させる、という内容のものです。
これまで私は数百のイスラム国ビデオを見てきましたが、こんなに衝撃をうけたのは初めてかもしれません。
これまでもイスラム国は、少年兵を訓練するビデオや、少年兵に捕虜を処刑させるビデオなどを数々公開してきましたが、今回のものはその嗜好の凝らし方といい、ゲーム感覚といい、男の子たちのマジギレっぷりといい、別格の恐ろしさです。
まず教官役が、今回の「処刑ゲーム」の趣旨を説明します。
イスラム国の子ライオン(少年兵)から不信仰たる敵の指導者たち、特にユダヤ人へのメッセージを送るのが趣旨だとのこと。
このメッセージを伝える役割を果たすのは選ばれた6人の少年で、彼らには報酬として、背教者たちに対する神の罰の執行権が与えられる、と教官が言います。
ここで発表されたのが、
アブールアフラーウ・アルマグリビー
アブーアリー・アッマスリー
ウマル・アルファールーク
サルマーン・アッスィンジャーリー
イドリース・アッタージーキー
アブドゥッサブール・アットルキスターニー
という選ばれし6人の名前。
それぞれ名前から、モロッコ人、エジプト人、シリア人、イラク人、タジキスタン人、トルキスタン人と推定されます。
ちなみにこれが、イドリース君。。。
ここからゲームの開始です。
まずモロッコ人の子が宣誓をして。。。
いきなり要塞に向かって走り出し。。。
大人から銃を受け取ります。
要塞のなかを銃を持って走りながら探索し。。。
捕虜を発見したら。。。
処刑します。。。
そのあと入り口まで走って戻り、次の子供に覆面と銃を渡します。
すると次の子供が、また要塞のなかに走って行き。。。
探索し。。。
捕虜を発見したら処刑する。。。
という繰り返しです。
捕虜は発見されると、吹き出しで捕虜自身が名前と生年、出身地、所属などを語る映像が流され、見ている側にも処刑されるのがシリア政府軍兵士や国家防衛隊のメンバーであることがわかります。
なかには、処刑のシーンに殺された子供たちの映像をかぶせている箇所もあり、この処刑は罪のない子供たちを殺した者に対する報復なのだ、という演出をしてもいます。
銃による処刑だけではなく、最後の子はナイフで捕虜を斬首しました。。。
もう。。。末期的です。
既出の教官曰く、
「イスラム国の子ライオン(少年兵)たちの目標は、イラクやシリアの人々を解放したり、アラブ半島を解放したりすることにとどまらない。彼らの目標は、アメリカのホワイトハウスとテルアビブの中心に、預言者ムハンマドの旗(イスラム国の黒旗の意)を立てることにある!!」
だそうで。。。
昨日になって、イギリスもシリアへの空爆を開始しました。
一方で、イスラム国を本気で壊滅させるためには、地上軍の投入が絶対に必要だという意見をもつ人が、識者の大半を占めます。
以前も書いたように、イスラム国と戦うということは、なぜか不幸にもその統治下におかれてしまったたくさんの人々をその戦いに巻き込むことを意味します。
この処刑ゲームに参加している6人の子どもたちも、いわば犠牲者です。
親の意向でイスラム国に移住させられ、訓練キャンプに入れられ、イスラム国イデオロギーに染め上げられ、こんなことになってしまったんだと思います。
ですが実際に銃を持った彼らが目の前に現れたら、「この子たちはかわいそうな子なんだ」なんて哀れみをもって対応することができるでしょうか?
少なくとも私にはできません。
イスラム国問題の深遠さは、こういったところにも現れています。
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