http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/533.html
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医龍 亮
アメリカは、ISを本気で打倒しようとしていない。アメリカが本気でISと戦えばお
そらく、2週間でISを「ほぼ壊滅状態」だろう。
ISはゲリラ組織だから、地上部隊を派遣しなければならないなんてばかげている。
空爆と巡航ミサイルだけで「ほぼ壊滅状態」に落とし込むことは可能である。
ISの重要な資金源となっているのは、石油のトルコへの密輸である。それは、巡航
ミサイルで幹線道路にかかる橋を攻撃するだけで壊滅可能である。もし橋がなかった
ら道路自体を攻撃するだけで、タンクローリーは通行不能となる。
あとは、ISの拠点、軍事基地となっている箇所をかたっぱしから空爆していくだけ
である。
もちろんゲリラ組織なので「完全な殲滅」とまでは行かないだろう。しかし、「ほ
ぼ壊滅状態」へ持ち込むのは、簡単である。
では、なぜやらないのか。よく言われているのが、アメリカの真の目的がISの打倒
ではなくてアサド政権の打倒であるということである。そのために、シリア内の自由
シリア軍を支援してしてIS打倒を目指していたが、現状ほぼ不可能である。
さらに穿った味方をすると、結局のところアメリカは、テロのとの戦いを終わらせ
たくないのではともってしまう。自国の軍需産業のためである。
アメリカの軍需産業は、10年に一度は、戦争を起こさないと成り立ないといわれる。
http://toyokeizai.net/articles/-/80502?page=2
予算を拡大するために、戦争が続いてほしいのだ。
ロシアが参入してきた。ロシアは、アメリカのような意図を持たないので、ほぼ一
瞬にしてISは、窮地に立たされるだろう。ただロシアの目的は、「アサド政権維持」
なのでイラク領内へは、攻撃しないかもしれない。そうすると、ISはイラク内で生き
延びることに成功するだろう。
フランスはどこまでやるのだろうか。アメリカ、ロシアと同等に組織を壊滅させ
る
能力は持っているのだろうか。
仮に、ISが崩壊したとする。それ自体は、喜ばしいことだが、テロが世界中に拡散
することが容易に予見できる。ISで戦ってきた兵士、特に外国人兵士が、自国へ戻り
、テロ活動の中心的人物になることが容易に想像できるからだ。
ISの外国人兵士の割合は以下のようになっている。
http://top10.sakura.ne.jp/ICSR-ISIS.html
これを見ると、IS崩壊も引き続き、中東、北アフリカ、欧州が危ない。現時点でそれ
らの国の多くにはISではない、イスラム原理主義組織がある国が多く、それらに合流
する形となる可能性が高い。
ない国の場合は、彼らが指導的な立場をとり、イスラム原理主義過激は組織を生み
出す可能性が高い。
彼らは、イデオロギー、戦闘訓練、ノウハウを持っており、ローカルなイスラム原
理主義組織が、勢力、軍事的能力増す可能性が高いことが予見できるだろう。
テロ組織の拡散というあまり望ましくない社会ができる可能性が高い。
※ とりあえず、言論を表現できる場所を探していて、阿修羅はレスがつくので
、
阿修羅に書き込みます。とにかく、1、わかりやすさ、2、独自の視点をモットーに
書き込みます。経済学はそれなりに専門知識があります。
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