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エルドアン氏が、ISの石油をトルコが購入している証拠を出すよう求めないほうがいい、その理由[スプートニク日本語]
2015年12月01日 19:26(アップデート 2015年12月01日 19:29)
トルコのエルドアン大統領はトルコが「IS(イスラム国)」から石油を購入している事実が証明された場合、退陣する用意があると宣言。
ラジオ「スプートニク」はトルコがISから石油を買い付けている疑いを裏付ける事実を列挙する。
トルコでのG20サミットの段階ですでにプーチン大統領は世界の指導者らに対し、ISの掌握した地域からトルコに石油を運ぶ車列が写された写真を公開していた。プーチン大統領は「これは実際に石油を運んでいるパイプに見える。これは空から見たものだが、車列はどこに向かっているか? 車列は昼も夜もトルコへと向かっている。」
英ガーディアン紙の捜査
英ガーディアン紙の調べによれば、2012年からアサド体制転覆のためにシリアに向かうジハード主義者らはトルコをトランジット地点として使っていたことから、欧州の外交官らはトルコ政権がイスラム急進主義者らに好意を持っているという帰結に達さざるをえなかった。ガーディアン紙によればトルコ人ビジネスマンらはISからの密輸石油の「豪華な取引」を行い、テロリストの「国庫」に毎週少なくとも1000万ドルをもたらしていた。
トルコはロシアのSu24に攻撃
ロシアの爆撃機が撃墜されたのは、ロシアがシリアからトルコをはじめとする複数の国に運ばれていた密輸石油のインフラに爆撃を開始した数日後だった。ラヴロフ外相は「もちろん、これは単なる偶然の一致ではない。その後、隣国トルコは、手柔らかにいってもあまりにも過度に神経質な態度をとり始めたからだ」と語っている。
トルコの反体制派
野党の民族民主主義党のイドゥリス・バルケン副代表は、トルコ空軍によるロシア軍機攻撃は前もって計画されたものであり、シリアにおけるロシア航空宇宙隊の対テロ作戦に介入を望むエルドアン氏の希望が呼んだものと明言。
トルコ野党の党員、メフメト・アリ・エディボグル氏も「ISは石油輸出で年間8億ドルを稼ぎ、これを兵器の購入にあてていた」と語っている。
トルコでジャーナリスト、軍人が逮捕
トルコ政権は、トルコの新聞「クムフリエット(Cumhuriyet、共和国の意味)」の編集長ジャン・ジュンダル氏および特派員エルデム・ギュル氏を逮捕。理由は新聞がトルコ政権がISテロリストらに武器を供給していた事実を暴露したからだった。
その後、トルコ政権は3人の軍部高官を訴えた。起訴されたイブラギム・アイドゥン将軍、ブルハネッチン・ジハンギログル元陸軍大佐、ハムズ・ジェレポフル将軍の3人は2014年1月、武器を積んだトラックを拘束していた。
親類縁故関係
シリア外務省は、ロシアのSu24に対するトルコのF16の攻撃は全世界に対し、トルコの大統領はテロリストを幇助している事実を証明したと明言し、米国に対してエルドアン氏の息子のビリャル氏がISの石油密輸に関与しているという情報を調べるよう助言した。
ロシアのペスコフ大統領報道官も、ロシアはエルドアン氏の息子が石油ビジネスに関与しているという情報を掴んでいると明言している。
武装戦闘員との関係
入手されたビデオではテロ組織「灰色のオオカミ」の頭領の1人、トルコ人のアリパスラン・チェリク(トルコのある都市の元市長の息子)がロシアのSu24のパイロットの1人の殺害に自分も加わったと豪語している。民主トルコ党のアイハン・ビリゲン広報官によれば、「灰色のオオカミ」は民族主義者行動党の下で暴力行動に手を染める手先として行動しており、その民族主義者行動党はエルドアン体制を支援している。
http://jp.sputniknews.com/politics/20151201/1256774.html
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エルドアン大統領「トルコがISから石油を買っているとの証拠が示されるなら自ら辞任する」[スプートニク日本語]
2015年12月01日 15:54
トルコのエルドアン大統領は、もしトルコ政府がテロ組織「IS(イスラム国)」から石油を買っているとの事実が裏付けられるなら「自分は辞任する用意がある」と述べた。
パリで開かれているCOP21(気候変動枠組み条約第21回締約国会議)で記者団の質問に答えたか中で、エルドアン大統領は、次のように発言した―「トルコが、ISから石油を買っているかのような非難が浴びせられているが、これを受入れる事は出来ない。そうした非難は、不道徳なものだ。そうした物言いを簡単に受け入れる事などできない。証拠が必要だ。もし証拠があるのなら、示せと言いたい。事実が裏付けられるのであれば、私は、大統領の座に留まるつもりはない。
そうした事など何もなかった。我々は決して、不法なルートで石油を買ってはいない。テロ組織との間にそうした契約はない。我々が石油を買っているのは、周知のとおり、ロシア、イラン、アゼルバイジャン、イラク、アルジェリア、カタール、ナイジェリアといった国々からである。」
先にプーチン大統領は「ロシアは、テロリストらのコントロール下にある油田から石油が大掛かりな形でトルコに流れているという追加的な情報を入手した」と伝えた。又プーチン大統領は「我々のもとには、トルコへの石油供給の安全を保障するため、スホイ24型機が撃墜されたと推察しうる根拠がある」とも述べている。
http://jp.sputniknews.com/politics/20151201/1254517.html
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シリア閣僚:Su-24はエルドアン大統領の息子の利益のために撃墜された[スプートニク日本語]
2015年11月28日 17:53
トルコのF-16機がロシア機を撃墜したのは、テロ組織「イスラム国(IS)」戦闘員らがシリアからトルコに派遣していた石油タンクローリー数百台を破壊されたことへの報復だ。石油はすべてエルドアン大統領の息子が所有する石油会社が購入していた。シリア情報大臣オムラン・アッゾウビ氏がリア・ノーヴォスチの取材に対して述べた。
「石油はすべて、エルドアン大統領の息子が所有する会社向けに送られていた。ロシアがISの石油インフラを攻撃しだし、すでに石油タンクローリー500台あまりが破壊されたことで、トルコは不安を覚えていた。これら車両は石油とあわせて小麦や歴史的文化財も運んでいた」と同氏。
Su-24撃墜はロシア機がトルコを領空侵犯したためだ、とのトルコ側の主張について同氏は次のように述べた。
「生還したロシア機乗員が言っているように、警告もなしにシリア上空を飛行中の航空機が攻撃されたというのが事実なら、それはトルコが嘘をついていることの動かぬ証拠だ。トルコは当初、10回にわたり警告を行った、と発表した。のちに、ロシア機は17秒間トルコ領空に入っていた、と発表した。17秒間で10回も警告を行うのは不可能だ。技術的に、どうやっても不可能だ」。
http://jp.sputniknews.com/politics/20151128/1239681.html
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