http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/503.html
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いやあ〜、おったまげた。あまりに凄すぎる。
プーチン大統領は、英米仏支配層に劣らぬ悪党だが、他のどこの政治的指導者も及ばないほど知力・胆力・機智に富んだ人物だと今さらながら思い知らされた。
今日未明に投稿した
「「ロシアとトルコの共謀」で撃墜したSu24の搭乗員は全員無事!?:搭乗員は一人だけだった可能性が濃厚」
http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/500.html
の続編になる投稿である。
死んでないはずの撃墜機Su24機長の“遺体”が、シリア反政府勢力に収容され、続いてトルコの首都アンカラに搬送されるというニュースを知り、Su24の機長が生きていることを確信すると同時に、以降の“筋書き”がどうなっていくのか期待した。
期待に応えてくれるかのように、今朝NHKBS1で放送されたロシア「RTRニュース」は、とんでもない“遺体帰国”劇を真顔で報じた。
ニュースをさらっと見ているだけのひとは、空爆任務の過程でトルコ軍に撃墜され非業の死を遂げた国家英雄Su24機長オレグ・ペシコフ中佐の“遺体”を、ロシア国家が最高の栄誉と儀礼をもって迎えた映像と思ったはずだ。
(機長の氏名は、スプートニク日本語の表記に従いオルゴ・メベシコフ氏から変更)
私自身、録画したものを2倍速で見ていることもあって、1回目は、「ウソなのに、ロシアはえらく手間暇とカネをかけてすごい儀式をつくっているなあ。これでは、多くの人がフェイクと思わないのも当然だ」と思うだけで、肝心の短いシーンを見過ごしていた。
機種名は説明されなかったが世界最大の輸送機とされるAn−124ルスラーンに乗せられた“遺体”は、ロシア領空に戻ってくると複数の戦闘爆撃機に迎えられ(その映像にはAn−124は存在せず)、戦闘爆撃機に護衛されながらモスクワ郊外のチカロフ空港に降り立った。
そこでは、ショイグ国防大臣を筆頭に、華麗な礼装で身を包んだ兵士たちが出迎え、式典が行われるなか、棺に入れられた“機長の遺体”が6人の兵士に担がれて厳かに進む。
肝心なものが一瞬映ったこの時点で式典映像は終わってしまうのだが、1秒ほど映った“機長の遺体”が収められているはずの棺を見て、思わず声が出た。
なんと、その棺は「子供用の棺」サイズだったのである。
棺の左右を担いでいる礼装で身を包む兵士の肩と肩がくっついている。左右の兵士の顔と顔の狭いすき間に“かわいらしい大きさの棺”がちょこっと存在するという絵姿である。
今日未明に投稿した「RTRニュース」が放送した映像では、“存命中”のペシコフ中佐の姿があり、ご丁寧に体格がわかるようご子息と一緒に映っているものもあった。
その映像によると、ペシコフ中佐は、身長はそれほど高くないが肩幅が広いがっちりした体型である。
とてもじゃないが、儀典で担がれていた「子供用の棺」に収まるような身体の持ち主ではない。
プーチン政権は、実は飛んでないという可能性が高いが運航コストがバカにならない世界最大の輸送機An−124に「子どもの棺」一つを乗せて運ぶというハリウッドの演出家でもちょっと思いつかない壮麗でかつ漫画チックな短編映画をみごとに創作したのである。
※お願い
スプートニク日本語のサイトではこの式典の様子の画像が見つかりません。
棺を担いで歩いている映像を見つけた方、ご紹介ください。
※ 関連参照投稿
「ロシア軍Su24M撃墜をめぐる虚実と目的〜その1〜:“露土衝突”ではなく「露土共謀軍用機撃墜」の経緯と行方」
http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/483.html
「ロシア軍Su24M撃墜をめぐる虚実と目的〜その2〜:両国公表内容や流布されている関連映像に見える「露土共謀撃墜劇」」
http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/484.html
「ロシア軍Su24M撃墜をめぐる虚実と目的[参考]:「テロとの戦い」の名目で進められる国際大連合による“イスラム改革”」
http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/823.html
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