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※ 写真ではわかりにくいが、肘掛け付きの単独椅子に座っているハメイニ師とソファーの一隅に座っているプーチン大統領という“謁見”的構図で、イラン側は、プーチン大統領のカンターパートはあくまでもロウハニ大統領でハメネイ師は一つ格上という関係にこだわった模様。
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2015/11/24(火曜) 22:29
最高指導者、ロシア大統領と会談[イランラジオ日本語]
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「アメリカの地域における長期的な計画は、すべての国やその国民、特にイランとロシアの損害になり、賢明さとより緊密な協力により、それを退けるべきだ」と語りました。
ハーメネイー師は、23日月曜、ロシアのプーチン大統領とテヘランで会談し、二国間、地域、国際分野での協力のさらなる拡大を歓迎し、地域問題、特にシリア問題へのロシアの影響力のある介入を賞賛しました。
また、プーチン大統領は、今日の世界において優れた人物だとし、核問題におけるロシアの努力に感謝を述べ、「この問題はひとつの結論に至ったが、イランはアメリカを信用しておらず、この問題におけるアメリカ政府の行動を、しっかりと目を開いて観察している」と語りました。
さらに、政治や安全保障の分野におけるイランとロシアの適切な協力について、さまざまな問題における過去1年半のロシア大統領の立場は、非常に好ましく独創的なものだったとし、「アメリカは、常に、ライバル国を消極的な立場に追い込もうとしているが、プーチン大統領はその政策を退けた」と語りました。
ハーメネイー師は、シリア問題におけるロシアの決定や措置により、ロシアやプーチン大統領個人への地域や世界における信用が拡大しているとし、「アメリカは、長期的な計画により、シリアを支配し、地域へのコントロールを拡大することで、西アジアへの支配の不在という歴史の空白を埋めようとしているが、この計画は、すべての国やその国民、特にロシアとイランにとって脅威である」と述べました。
さらに、シリアの法的かつ民主的なアサド大統領の退陣をアメリカが主張していることは、アメリカ政府の政策の弱点のひとつだとし、「シリア大統領は、総選挙で、さまざまな宗教的、民族的、政治的な見解を持った国民の支持を得た。アメリカには、シリア国民の選択を無視する権利はない」と述べました。
また、ISISをはじめとするテログループへのアメリカの直接、あるいは間接的な支援を、アメリカの政策の明らかな別の弱点として挙げ、「テロ支援により、地域や世界の世論の間で信用を無くしている国々との協力は、アメリカが、誇れる外交を有していないことを示している」と語りました。
一方のプーチン大統領もこの会談で、最高指導者の貴重な経験に触れ、今回の会談に満足の意を示し、「技術、航空宇宙、先端技術などの分野における両国の関係拡大は、さらに速度を増して発展しており、ロシア政府は、安全保障、地域や世界の危機の解決といった問題において、イランと非常に積極的な協力を行っていることに非常に満足している」と語りました。
さらに、シリア問題に関するイランとロシアの立場は非常に近いとし、この分野での協力の大きな重要性に触れ、「ロシアは、シリア危機は政治的な手段を通じ、この国の国民の見解、すべてのグループや民族の要求を受け入れることによってのみ、解決できると強調している」と述べました。
http://japanese.irib.ir/news/leader/item/60081
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