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※関連参照投稿
「米、シリア反体制派支援を縮小 ロシア攻撃で大打撃:ロシアのシリア軍事介入のこれまでと今後:巡航ミサイル4発イラン領に着弾」
http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/158.html
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シリア停戦、年内に協議へ 欧米ロなど外相級会合で一致[日経新聞]
2015/11/16 1:03
【ベルリン=赤川省吾】内戦が続くシリアの和平を目指す欧米ロなどによる多国間外相級会合が14日、ウィーンで開かれた。アサド政権と反体制派が参加する停戦協議を年内に始めることで一致した。双方の勢力による暫定政権を半年以内に発足させることを目指す。パリで13日に起きた同時多発テロを受け、共通の敵である過激派組織「イスラム国」(IS)への包囲網を狭める狙いだが、先行きは不透明だ。
シリアではアサド政権、反体制派、ISなどテロ組織が内戦を継続。ロシアがアサド政権の後ろ盾となる一方、米国はアサド大統領の退任を求めて反体制派の中の穏健派を支援し、足並みが乱れた。その隙を突く形でISが勢力を伸ばした。
その反省から欧米ロ中にイランやトルコなど中東諸国を加えた17カ国の外相級と、欧州連合(EU)をはじめとする国際機関の高官がウィーンのホテルに集まった。
会合では過激派を除く反体制派と、アサド政権の双方による外交対話の年内開始を目指すことで一致した。国連が仲介役になる。6カ月以内に暫定政権を発足させ、18カ月以内に民主的な選挙を実施することを盛り込んだ工程表でも合意した。
実現すればISに対する強力な共同戦線ができあがる。「ISに対する軍事攻勢が必要だ。そのための政治交渉だ」とケリー米国務長官は会合後の記者会見で語った。
会合の冒頭で、外相らはパリや中東でのテロ事件の犠牲者に1分間の黙とうをささげた。当初は大きな進展がないと思われた会合だったが、「パリの事件で決意が固まった」(シュタインマイヤー独外相)という。
それでも内戦の当事者であるアサド政権や反体制派は会合に参加しなかった。今回の合意に対するアサド政権や反体制派の態度は明らかでない。アサド大統領の処遇を巡る米ロの対立も残ったまま。表面上は停戦交渉の機運が盛り上がったように見えるが、実質的な前進に向けては、なお曲折がありそうだ。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM15H03_V11C15A1FF8000/?dg=1
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