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13日の金曜日に引き起こされたパリの襲撃事件は9-11やシャルリー・エブド襲撃と同じで不自然
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201511150000/
2015.11.15 20:36:19 桜井ジャーナル
11月13日金曜日にパリ150名程度が殺され、200名以上が負傷するという襲撃事件があったが、例によって現場には「襲撃者のパスポート」が落ちていた(あるいは、置かれていた/後に偽造旅券と判明)。
http://www.dailymail.co.uk/news/article-3318379/Hunt-Isis-killers-Syrian-passport-body-suicide-bomber-Stade-France.html
そのパスポートによると、持ち主は1990年生まれで、ギリシャを経由してフランスへ入国したことになっているという。ほかにもギリシャ経由でフランス入りした「偽装難民」がいて、エジプトのパスポートも見つかっているようだ。また、少なくとも「襲撃者」のひとりはパリ在住で、フランスの治安当局は2010年から「過激派」としてその人物を監視リストに載せていたとされている。
不自然な形で「襲撃者のパスポート」が現場に落ちていたことは過去にもあり、2001年9月11日にニューヨークの世界貿易センターとワシントンDCの国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃された「9-11」や今年1月7日にパリでシャルリー・エブドの編集部が襲撃された時と同じ。このシャルリー・エブド襲撃でも指摘されたが、今回も襲撃者は全身黒ずくめで、高度の軍事訓練を受けたとしか思えない動きをしていたと語る人もいる。実行犯として射殺された人物以外に本当の襲撃者がいた可能性があるのだ。
襲撃の直後にIS(ISIS、ISIL、ダーイシュなどとも表記)が「犯行声明」を出しているが、このISを作り上げ、支援、あるは雇っているのがアメリカ、イギリス、フランス、トルコ、サウジアラビア、カタール、イスラエルといった国々だということは本ブログで何度も指摘してきた。今でもアメリカを中心とする国々がアル・カイダ系武装集団やISと敵対関係にあり、そうした国々がシリアの主権を侵して武装集団を本当に空爆していると言い張っている人がいるが、救いがたい。いや、意図的にそうした発言を繰り返している可能性もあるだろう。
10月の下旬、アメリカ、イギリス、フランス、そしてイスラエルの情報機関のトップ、あるいは元トップが一堂に会していることに注目する人もいる。
CIA-GW Intelligence Conference: Panel on The Shared 21st Century International Mission
CIAとジョージ・ワシントン大学が主催した集まりで、出席したのはジョン・ブレナンCIA長官、ジョン・ソーアー元MI6(イギリスの対外情報機関)長官、ベルナール・バジョレDGSE(フランスの対外情報機関)長官、ヤーコブ・アミドロール元イスラエル国家安全保障顧問。
ここでもう一度、ウォルフォウィッツ・ドクトリン(1992年初頭の作成されたDPGの草案)を思い出してみよう。
http://www.nytimes.com/1992/03/08/world/us-strategy-plan-calls-for-insuring-no-rivals-develop.html
これは1991年12月のソ連が消滅したことを受けて書かれたもので、アメリカを「唯一の超大国」と位置づけ、旧ソ連圏、西ヨーロッパ、東アジアなどの「潜在的ライバル」を潰し、ライバルを生み出す基盤になる資源が地下に眠る西南アジアを完全に支配しようという内容。ロシアや中国は勿論だが、EUや日本も潰そうとしているのだ。アメリカ支配層はシリアやウクライナを戦乱で破壊してきたが、ロシアの妨害で彼らの思い通りには進んでいないわけで、EUや東アジアへ「転進」しても不思議ではない。
アメリカという国自体もアメリカ支配層にとっては潰すべき潜在的ライバルだと言えるだろう。彼らが目指しているのは自分たちの基盤である巨大資本が世界を支配する世界。「近代農奴制」、あるいは「ファシズム」と呼ぶ人もいる。そうした世界へと人びとを誘う仕組みがTPP(環太平洋連携協定)、TTIP(環大西洋貿易投資協定)、TiSA(新サービス貿易協定)にほかならない。
かつて、チリに新自由主義が導入される際、軍事クーデターで反対勢力は殲滅された。アメリカの支配層は1980年代の初めから憲法の機能停止、カジノ経済の促進、軍事侵略を同時進行させているが、これも同じこと。そうした目論見が実現されるかどうかはロシアや中国がどこまで対抗できるかにかかっている。ロシアや中国が勝てば民主化の望みが出てくるが、アメリカ支配層が勝てば世界は近代農奴制/ファシズムの時代へ突入する。
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