http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/299.html
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ウクライナは、年末に期限を迎える対ロシアのガス代金債務30億ドルを抱えている。
この冬のガス代金の支払いにさえ窮しているウクライナに過去の債務を履行する能力はない。たとえ返済期限を繰り延べしたところで、なにやかやで130億ドル程度の債務残高があるウクライナが債務を履行できる可能性はほとんどない。
ウクライナもロシアも、正面切って、クリミア半島を売った買ったの取り引きはできないだろうから、欧州のいくつかの国が“陰の保証人”になるかたちで、ロシアが30億ドルの債務を帳消しし、ウクライナはクリミアのロシア領編入を黙認するという「密約」を成立させ、ウクライナ危機に決着を付けてもらいたい。
それが、「欧米+ロシア(+ウクライナ一部)」の合作により(対ウクライナ債権欧州銀行救済とロシアクリミア半島再編入を実現するための「ウクライナ危機」創出劇)、ウクライナの国民を殺戮と経済破綻に追い込んだ当事者たちの責務である。
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米国、ミンスク合意遵守の場合は対ロ制裁を撤回する可能性あり[スプートニク日本語]
2015年11月02日 23:04(アップデート 2015年11月02日 23:18)
ミンスク合意が遵守されたなら、米国はロシアに対する制裁を撤回する可能性がある。米国のケリー国務長官がテレビ局「ミール」によるインタビューで述べた。
「ミンスク合意が結ばれた。合意は全員に対し、一定の行動を要求している。分離主義者に対しても、ロシアに対しても、ウクライナに対しても。この全員が合意を守ることがとても大事なのだ。重火器は必ず撤去されねばならないし、国境は不可侵でなければならない。OSCEが受け入れられ、状況を監視できるようにしなければならない」と国務長官。
ケリー長官によれば、選挙には国際的な監視が必要で、また、選挙はウクライナの法律に則って行われねばならない。「ドンバスには特別な地位が与えられねばならない。これら全てが完了したなら制裁は撤回されるし、そうすれば我々は関係を回復させ、ウクライナ国民も利益を享受し、ここ2年ほど続いた緊張が緩和されるだろう」と長官。
また長官は、ウクライナ問題についてロシアと米国が妥協することはあり得るか、との問いに対し、「ウクライナは妥協の問題ではない。ただ、双方が妥協すれば事態の改善には資するだろう」と述べた。
ロシアはこれまで度々、ロシアはウクライナ南部・東部の事象には無関係であり、義勇軍に武器弾薬を供給してもいないし、ウクライナ国内の紛争の当事者でもないし、ウクライナが政治的・経済的危機を自ら克服することを望んでいる、と主張している。
http://jp.sputniknews.com/politics/20151102/1112507.html
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