3. 2015年11月01日 21:42:47
: KmGa5aYS7A
クルド人の武装勢力は別に親米派というわけではないんだがwだってロシアの空爆を要請したのも彼ら(YPG)だもん。 中東の窓 クルド勢力のロシアの支援要請 http://blog.livedoor.jp/abu_mustafa/archives/4946312.html シリア・アラブの春 顛末記:最新シリア情勢 記事より抜粋=ロシア軍による攻勢を受け、西クルディスタン移行期民政局人民防衛部隊(注=YPG)がロシアに武器支援と連携を要請したと発表した。 http://syriaarabspring.info/?page_id=23304 あと彼らが戦っているのは穏健派だったのは一時だけで、アッという間にアルカイダに換骨堕胎されて原理主義武装勢力の根城になった自由シリア軍ね。 壊滅状態にあるとかデタラメ言っている阿呆もいるが、穏健派の跡形もあろうがなかろうがなんだろうが自由シリア軍はいまだに彼らの敵である。 それからいわずもがなアル・ヌスラにISね。あとこれらに準ずるサラフィー主義者やワッハーブ主義者の過激派集団。これらが主敵。 そして記事にもあるがYPGと連携して戦っている武装勢力は、世俗主義のシリアで活動が保護されてきたキリスト教、または少数宗派やスン二派部族だが原理主義を嫌う人々によって結成された。 活動自体は2013年初頭頃からである。 北部ではシリア政府軍も彼らと共に戦っていた。最初は自由シリア軍が主で、2013年に入ってからアル・ヌスラも入ってくるようになる。 ところがイラク側からISが侵入してきたため、北部にかまっていられなくなりシリア軍は北部から南下したため、北部は手薄になり一時YPGはかなり追い込まれてアメリカに空爆の要請をするも、思ったような効果が上がらずアメリカに対して不信感を抱いた発言もしている。 米軍は北部の武装勢力に武器支援しているが、それはもちろんYPGに向けてである。 そのためこの記事では親欧米という色をつけているが、別に親欧米でも非欧米でもない。 なぜならYPGはトルコのクルド人組織PKKの傘下にある。アメリカやEUにおいてPKKはテロ組織として認定されているが、ロシアやインド、中国、スイス等などではテロ組織とは民定されていない。 ついでにいえば親アサドでも非アサドでもない。 アサド政権は内戦に至って、北部はクルド人に守らせたほうが都合がいいとあえてクルド人の自治を半ば認めてやってシリア軍をYPG掃討に投入せず共闘に鞍替えさせた。 ましてシリアと同盟を組むロシア(クルド人の国家建設に旧ソ連のころから容認してきた経緯がある)とイラン(イランにもクルド人が住みこちらは関係が良好)から、国内のクルド人勢力と和解を促され応じているので、これから起きうる問題はシリアではなくトルコでありトルコのクルド人問題である。 エルドアンはもとよりPKKをテロリストと認定しているアメリカ、EUは難しい対応を求められるだろう。 だが、アメリカがPKKを認めようが認めまいがトルコがこれから激震するのは避けられない。 自業自得だ。
|
|
4. 2015年11月01日 22:06:58
: LY52bYZiZQ
2015年11月1日(日) 米特殊部隊 シリア常駐へF15戦闘機増派、空爆も強化 〖ワシントン=洞口昇幸〗米政府は10月30日、過激組織ISの掃討作戦の一環として、シリア北部でISと戦闘している反体制派の支援のために50人未満の特殊部隊を派遣するなどの新方針を発表しました。すでにイラクへは政府軍の訓練などのため3000人以上の米兵を派遣していますが、シリアでの米兵常駐は初めて。 米政府は、トルコ南部のインジルリク空軍基地にF15戦闘機などを増派し、シリア国内のトルコ国境付近での空爆も強化します。 同特殊部隊は戦闘には参加せず、同反体制派の「司令部」で作戦立案や兵站(へいたん)などの面で助言や支援を行うとしています。アーネスト米大統領報道官は同日の記者会見で、ISが「首都」とする最大拠点、シリア北部のラッカに反体制派がさらに迫るには、米軍特殊部隊の支援が必要だと説明しました。 新方針では、ISからイラク中西部のラマディや北部バイジを奪還するため、イラク軍の訓練の強化もするとしています。 シリア問題でオバマ大統領がこれまで「米軍の地上戦闘部隊は派遣しない」と述べてきたことと新方針の整合性について問われたアーネスト氏は、従来通り地上戦はイラク軍やシリアの穏健な反体制派に任せるなどと説明し、「米国の戦略は変わっていない」と主張しました。 アーネスト氏は、「イラクやシリアを悩ます(IS)問題の軍事的解決はない。外交的解決が唯一であることを大統領はとても明確にしている」と述べるも、IS掃討のためにオバマ大統領が実施している多面的戦略のなかで、「軍事の役割は最優先事項の重要な部分だ」と語りました。 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-11-01/2015110101_03_1.html |
|
6. ダイナモ 2015年11月01日 22:29:40
: mY9T/8MdR98ug
: Kr2S1L17Og
http://syriaarabspring.info/?p=23328YPGが、米軍から弾薬をパラシュート投下で供与されたSACとともに、ダーイシュ(イスラーム国)の中心拠点ラッカ市攻略に向け「シリア民主軍」を結成、近く有志連合と連携して作戦を開始(2015年10月11日) 西クルディスタン移行期民政局人民防衛部隊の主導のもと、ダーイシュ(イスラーム国)の中心拠点ラッカ市を攻略するための新たな武装連合組織「シリア民主軍」(通称「ジャサド」(JSD))の結成が発表された。 「ジャサド」は「シリア民主軍」(al-Jaysh al-Suri al-Dimuqrati)の頭字語(JSD)。 西クルディスタン移行期民政局を主導するクルド民族主義政党、民主連合のサーリフ・ムスリム共同党首は「シリア民主軍」に関して『ハヤート』(10月13日付)の取材に対して「過激主義と距離を置き、民主的世俗的シリアを信じるすべての武装勢力の参加を通じて、組織をさらなる拡大するための一歩」と位置づけた。 また、人民防衛部隊のスィーバーン・ハンムー司令官は『ハヤート』に対し、有志連合と連絡の連絡を通じ、ラッカ県奪還に向けた大規模作戦の0時0分の調整を行っているとしたうえで、作戦開始が数週間中に行われることを明らかにした。 『ハヤート』(ロンドンに本部をおくアラビア語日刊紙)によると「シリア民主軍」は約5万人の兵力を擁し、以下の武装組織が参加しているという: 西クルディスタン移行期民政局人民防衛部隊(YPG)および女性防衛部隊(YPJ):兵力は2万5,000人 シリア・アラブ同盟(SAC):ハサカ県のアラブ人戦闘員からなり、兵力は1,200人。有志連合から11日にパラシュートでの投下により弾薬を供与された組織。 革命家軍:アレッポ県郊外およびラッカ県のトルコ国境地帯の戦闘員からなり、兵力は2,500〜3,000人) ユーフラテスの火山作戦司令室:兵力は4,000〜5,000人 サナーディード軍:ハサカ県のアラブ人部族の民兵で、兵力は700人 ジャズィーラ旅団連合:ハサカ県のアラブ人部族の民兵で、兵力は700人 シリア正教軍事評議会:ハサカ県のシリア正教徒の民兵で、兵力は1,500人 AFP, October 12, 2015、AP, October 12, 2015、ARA News, October 12, 2015、Champress, October 12, 2015、al-Hayat, October 13, 2015、Iraqi News, October 12, 2015、Kull-na Shuraka’, October 12, 2015、al-Mada Press, October 12, 2015、Naharnet, October 12, 2015、NNA, October 12, 2015、Reuters, October 12, 2015、SANA, October 12, 2015、UPI, October 12, 2015などをもとに作成。
|
|