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クルド人勢力 ISとの戦いで親欧米の反体制派とともに「シリア民主軍」を結成 米軍は弾薬供与とIS空爆で連携
http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/290.html
投稿者 ダイナモ 日時 2015 年 11 月 01 日 17:10:28: mY9T/8MdR98ug
 

10月11日、クルド人武装勢力が親欧米の反体制派とともに統一した武装組織「シリア民主軍」を結成した。

ロシア軍による空爆にもかかわらずISは北部で攻勢を強め、10月中旬にはアレッポの北約10Kmまで迫った。ロシア軍によるIS実効支配地域への空爆は極めて限定的で、クルド人武装勢力は他の武装勢力と統一武装組織を結成したことで敵対勢力同士の攻防に乗じて「漁夫の利」をうかがう形だ。

空爆で始まったロシアのシリア介入は一ヶ月が経過したが、空爆はスンニ派反政府勢力が支配する地域に集中しており、IS支配地域への空爆は数える程しかない。空爆開始から一ヶ月の時点で国際軍事専門誌 IHSジェーンズ・ディフェンス・ウイークリーはロシア軍(赤色の二重丸)と米軍(青色の二重丸)の空爆マップを作成している。



これによるとロシア軍の空爆は、その95%がスンニ派反政府勢力が支配する地域に対して行われており、残り5%がIS支配地域に対するものであることが分かる。ISにとってはロシア軍による空爆は軽微な打撃にとどまるものであることがうかがえる。ロシアにとってはアサド政権の軍事支援がシリア介入の目的なのであり、アサド政権にとって実際に脅威となっているのはISではなく、スンニ派反政府勢力であることから、ロシア軍の空爆がISに対してではなく、スンニ派反政府勢力に集中することは当然といえる。

米軍主導の有志国連合は、ロシア軍介入開始後も東部のIS支配地域への空爆を続け、10月中旬にはISと対決するYGPへの弾薬供与も始めた。地上戦での連携相手として期待した反体制派にISを攻撃する余力がなく、YGPに乗り換えた形だ。YGPは親欧米の反体制派を巻き込んで「シリア民主軍」を新たに創設。新たに特殊部隊派遣を決めた米軍と連携し、ISの本拠地ラッカへの攻撃も計画している。

YGPは声明で、「わが国シリアが直面している予断を許さない現状、また軍事・政治の両前線における急展開を鑑みると、クルド系、アラブ系、シリア語系、その他あらゆる勢力が結集した挙国一致の軍事力が必要だ」と訴えている。

新組織には、アラブ系主導の組織「ユーフラテスの火山」をはじめ、ISとの戦いでYPGを支援してきたシリアの複数の反政府勢力が含まれている他、アラブ系部族やシリア語系キリスト教徒らのグループも参加している。

米軍を始めとする有志国連合からの弾薬供与と、クルド人勢力の地上部隊と連携した空爆による支援、および米軍特殊部隊の派遣を受けた「シリア人民軍」の戦いがどのような推移をたどるのか、実に興味深い。

参照元:
http://www.afpbb.com/articles/-/3062907
http://mainichi.jp/shimen/news/20151101ddm007030127000c.html
 

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コメント
 
1. 2015年11月01日 18:50:06 : qFBZAvwg0G

 この記事は 嘘っぱちだろうね〜〜〜

 ロシアの空爆は ISISを確実にたたいている

 トルコのクルドと シリアのクルドが協力して クルド地上軍が ISISを

 撃退していると考えられるが そんなにすぐに成果が出るわけでもなかろう

 砂漠を真っ黒に塗ったところで あまり意味のある地図ともいえないよ〜〜ん
 

 


2. ダイナモ 2015年11月01日 19:26:16 : mY9T/8MdR98ug : Kr2S1L17Og

>>1

>ロシアの空爆は ISISを確実にたたいている

まったくその通り。100%同意する。ロシアの空爆がISに軽微な損害を与えていることは紛れもない事実であって、この投稿の通りである。

自由シリア軍は事実上壊滅しており、米国が信頼できる穏健な反体制派は「親米のクルド民主軍」しかない。米国がISとの戦いでクルド民主軍に軍事支援を行なうのは当然のことである。
 


3. 2015年11月01日 21:42:47 : KmGa5aYS7A
クルド人の武装勢力は別に親米派というわけではないんだがw

だってロシアの空爆を要請したのも彼ら(YPG)だもん。

中東の窓
クルド勢力のロシアの支援要請
http://blog.livedoor.jp/abu_mustafa/archives/4946312.html

シリア・アラブの春 顛末記:最新シリア情勢

記事より抜粋=ロシア軍による攻勢を受け、西クルディスタン移行期民政局人民防衛部隊(注=YPG)がロシアに武器支援と連携を要請したと発表した。

http://syriaarabspring.info/?page_id=23304

あと彼らが戦っているのは穏健派だったのは一時だけで、アッという間にアルカイダに換骨堕胎されて原理主義武装勢力の根城になった自由シリア軍ね。
壊滅状態にあるとかデタラメ言っている阿呆もいるが、穏健派の跡形もあろうがなかろうがなんだろうが自由シリア軍はいまだに彼らの敵である。

それからいわずもがなアル・ヌスラにISね。あとこれらに準ずるサラフィー主義者やワッハーブ主義者の過激派集団。これらが主敵。

そして記事にもあるがYPGと連携して戦っている武装勢力は、世俗主義のシリアで活動が保護されてきたキリスト教、または少数宗派やスン二派部族だが原理主義を嫌う人々によって結成された。
活動自体は2013年初頭頃からである。
北部ではシリア政府軍も彼らと共に戦っていた。最初は自由シリア軍が主で、2013年に入ってからアル・ヌスラも入ってくるようになる。
ところがイラク側からISが侵入してきたため、北部にかまっていられなくなりシリア軍は北部から南下したため、北部は手薄になり一時YPGはかなり追い込まれてアメリカに空爆の要請をするも、思ったような効果が上がらずアメリカに対して不信感を抱いた発言もしている。
米軍は北部の武装勢力に武器支援しているが、それはもちろんYPGに向けてである。
そのためこの記事では親欧米という色をつけているが、別に親欧米でも非欧米でもない。
なぜならYPGはトルコのクルド人組織PKKの傘下にある。アメリカやEUにおいてPKKはテロ組織として認定されているが、ロシアやインド、中国、スイス等などではテロ組織とは民定されていない。

ついでにいえば親アサドでも非アサドでもない。
アサド政権は内戦に至って、北部はクルド人に守らせたほうが都合がいいとあえてクルド人の自治を半ば認めてやってシリア軍をYPG掃討に投入せず共闘に鞍替えさせた。
ましてシリアと同盟を組むロシア(クルド人の国家建設に旧ソ連のころから容認してきた経緯がある)とイラン(イランにもクルド人が住みこちらは関係が良好)から、国内のクルド人勢力と和解を促され応じているので、これから起きうる問題はシリアではなくトルコでありトルコのクルド人問題である。

エルドアンはもとよりPKKをテロリストと認定しているアメリカ、EUは難しい対応を求められるだろう。
だが、アメリカがPKKを認めようが認めまいがトルコがこれから激震するのは避けられない。
自業自得だ。



4. 2015年11月01日 22:06:58 : LY52bYZiZQ
2015年11月1日(日)
米特殊部隊 シリア常駐へ

F15戦闘機増派、空爆も強化

 〖ワシントン=洞口昇幸〗米政府は10月30日、過激組織ISの掃討作戦の一環として、シリア北部でISと戦闘している反体制派の支援のために50人未満の特殊部隊を派遣するなどの新方針を発表しました。すでにイラクへは政府軍の訓練などのため3000人以上の米兵を派遣していますが、シリアでの米兵常駐は初めて。

 米政府は、トルコ南部のインジルリク空軍基地にF15戦闘機などを増派し、シリア国内のトルコ国境付近での空爆も強化します。

 同特殊部隊は戦闘には参加せず、同反体制派の「司令部」で作戦立案や兵站(へいたん)などの面で助言や支援を行うとしています。アーネスト米大統領報道官は同日の記者会見で、ISが「首都」とする最大拠点、シリア北部のラッカに反体制派がさらに迫るには、米軍特殊部隊の支援が必要だと説明しました。

 新方針では、ISからイラク中西部のラマディや北部バイジを奪還するため、イラク軍の訓練の強化もするとしています。

 シリア問題でオバマ大統領がこれまで「米軍の地上戦闘部隊は派遣しない」と述べてきたことと新方針の整合性について問われたアーネスト氏は、従来通り地上戦はイラク軍やシリアの穏健な反体制派に任せるなどと説明し、「米国の戦略は変わっていない」と主張しました。

 アーネスト氏は、「イラクやシリアを悩ます(IS)問題の軍事的解決はない。外交的解決が唯一であることを大統領はとても明確にしている」と述べるも、IS掃討のためにオバマ大統領が実施している多面的戦略のなかで、「軍事の役割は最優先事項の重要な部分だ」と語りました。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-11-01/2015110101_03_1.html


5. ダイナモ 2015年11月01日 22:28:46 : mY9T/8MdR98ug : Kr2S1L17Og

クルド人勢力は親米という訳ではないが、従来から米国と連携して軍事行動を行なってきたことは事実である。コバニの攻防においては、米国は総力をあげてクルド人勢力防衛のためにISに対して猛烈な空爆を行なった。

クルド武装組織はロシアに対して軍事支援を要請した事実はあるが、ロシアはその要請を無視している。なぜならISと戦うクルド勢力を支援する必要性がロシアにはないからである。

この投稿でも指摘している通り、ISはアサド政権に対して軍事的脅威足り得ていないという事実がある。アサド政権支援がシリア介入の目的であるロシアにとって、ISと戦っているクルド人勢力を支援するメリットがないのである。

ロシアに替わってクルド人勢力を軍事支援しているのが米国である。今回の親米勢力を統一したシリア民主軍の結成は、クルド人勢力がロシアに見切りをつけ、米国からの軍事支援の受け皿として結成されたものである。
 


6. ダイナモ 2015年11月01日 22:29:40 : mY9T/8MdR98ug : Kr2S1L17Og

http://syriaarabspring.info/?p=23328

YPGが、米軍から弾薬をパラシュート投下で供与されたSACとともに、ダーイシュ(イスラーム国)の中心拠点ラッカ市攻略に向け「シリア民主軍」を結成、近く有志連合と連携して作戦を開始(2015年10月11日)

西クルディスタン移行期民政局人民防衛部隊の主導のもと、ダーイシュ(イスラーム国)の中心拠点ラッカ市を攻略するための新たな武装連合組織「シリア民主軍」(通称「ジャサド」(JSD))の結成が発表された。

「ジャサド」は「シリア民主軍」(al-Jaysh al-Suri al-Dimuqrati)の頭字語(JSD)。

西クルディスタン移行期民政局を主導するクルド民族主義政党、民主連合のサーリフ・ムスリム共同党首は「シリア民主軍」に関して『ハヤート』(10月13日付)の取材に対して「過激主義と距離を置き、民主的世俗的シリアを信じるすべての武装勢力の参加を通じて、組織をさらなる拡大するための一歩」と位置づけた。

また、人民防衛部隊のスィーバーン・ハンムー司令官は『ハヤート』に対し、有志連合と連絡の連絡を通じ、ラッカ県奪還に向けた大規模作戦の0時0分の調整を行っているとしたうえで、作戦開始が数週間中に行われることを明らかにした。

『ハヤート』(ロンドンに本部をおくアラビア語日刊紙)によると「シリア民主軍」は約5万人の兵力を擁し、以下の武装組織が参加しているという:

西クルディスタン移行期民政局人民防衛部隊(YPG)および女性防衛部隊(YPJ):兵力は2万5,000人
シリア・アラブ同盟(SAC):ハサカ県のアラブ人戦闘員からなり、兵力は1,200人。有志連合から11日にパラシュートでの投下により弾薬を供与された組織。
革命家軍:アレッポ県郊外およびラッカ県のトルコ国境地帯の戦闘員からなり、兵力は2,500〜3,000人)
ユーフラテスの火山作戦司令室:兵力は4,000〜5,000人
サナーディード軍:ハサカ県のアラブ人部族の民兵で、兵力は700人
ジャズィーラ旅団連合:ハサカ県のアラブ人部族の民兵で、兵力は700人
シリア正教軍事評議会:ハサカ県のシリア正教徒の民兵で、兵力は1,500人

AFP, October 12, 2015、AP, October 12, 2015、ARA News, October 12, 2015、Champress, October 12, 2015、al-Hayat, October 13, 2015、Iraqi News, October 12, 2015、Kull-na Shuraka’, October 12, 2015、al-Mada Press, October 12, 2015、Naharnet, October 12, 2015、NNA, October 12, 2015、Reuters, October 12, 2015、SANA, October 12, 2015、UPI, October 12, 2015などをもとに作成。
 


7. 2015年11月01日 23:03:00 : shsW9WPjrU
ダイナモ、アメリカ対イスラム国って構図自体が成り立たないの! いい加減、バレていないと思い込むのやめたら…

ISISはモサド職員のシモン・エリオットによって主導されている。
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=73504

「軽微な損害」だったら、ブレジンスキーが激怒してネタバラシしてしまうこともなかったよ。イスラム国は米資産!

露軍の空爆でISは痛手を負い、戦闘員は隣国へ逃走、怒ったブレジンスキーは露軍を攻撃しろと主張
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201510070000/

ブレジンスキー我を忘れて
http://ameblo.jp/jicchoku/entry-12082191424.html

アイドルグループみたいに粗製乱造の武装集団を作っても人気は出ないよ。オーナーのコンセプトは同じNWOなんだから。メンバーが多少入れ替わっても同じ振り付けだし…

「今日でFSA48(=自由シリア軍)を解散します!」
「明日からJSD48(=シリア民主軍)をよろしくお願いします!」
「新旧グループともにプロデューサーはイスラム国を手掛けたマケイン先生です」って感じだろうか…

「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」って江畑謙介の古巣なんだね。こりゃ、アメリカのネオコンとくっついてますわ。

ジェーン・ディフェンス・ウィークリー
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC


YPGって検索しても恵比寿ガーデンプレイスしか出てこない。YPGはクルド語のYekîneyên Parastina Gel(クルド人民防衛隊)の略称。

【シリア】 反体制派の1つ、クルド人民防衛隊(YGP)は20%が女性で構成
http://blog.livedoor.jp/pannews/archives/27328815.html

クルド人民防衛隊
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%89%E4%BA%BA%E6%B0%91%E9%98%B2%E8%A1%9B%E9%9A%8A


8. ダイナモ 2015年11月01日 23:09:25 : mY9T/8MdR98ug : Kr2S1L17Og

シリア民主軍はその目標をISの首都ラッカのあるラッカ県の奪還に置いている。

ラッカがシリア民主軍の手に落ちれば、シリア国内のIS勢力は重要な補給路を断たれ、存立の危機に陥る。そのことはシリア北部の広大なIS支配地域がクルド人勢力の支配地域に置き換わることを意味する。

クルド人勢力はこれまでシリア政府軍に対して中立の態度をとってきているが、それはこれまでクルド人武装勢力とシリア政府軍が直接対峙する状況になかったからに過ぎない。

米軍から支援されたシリア民主軍がラッカ攻略に成功すれば、ISによる緩衝地帯がなくなることによってクルド人武装勢力とシリア政府軍が直接相対することになる。そうなった場合、シリア民主軍が勢力下に置いたラッカを始めとするシリア北部を易々とシリア政府軍に明け渡すとは考えられない。

シリア民主軍にはアラブ人勢力が参加している。これまでクルド人が支配を広げたエリアに居住するアラブ人住民の間には、クルド人によって迫害されるのではないかという警戒感があったが、今回のシリア民主軍の結成はそうした問題が克服されたことを意味している。

今後の戦況の進展とシリア政府軍の出方によっては、シリア民主軍とシリア政府軍との間で戦闘に発展する可能性がある。
 


9. 2015年11月01日 23:18:10 : KmGa5aYS7A
まあ、問題はトルコだな。

上でガタガタ親米だのなんだの言っていても、トルコの国内問題がこの地域の最重要問題に浮上しつつあるときに、クルド労働者党(PKK)をテロ指定から外してでもシリアのクルド人問題をトルコ、イラク、シリアにまたがって連邦自治区として認めることをしなければPKK傘下のPYD(シリア民主統一党)もその軍事部門であるYPG(西クルディスタン人民防衛部隊)もアメリカや欧州を信用しない。

しょせん米露ともどもやっていることはプロパガンダであり、いかに自分のところが正しくて相手が間違いであるかを宣伝しあっているだけであり、反米反露、親米親露という見方は双方のプロパガンダに乗っているだけであり意味があることではない。
クルディスタンは自分たちの国や自治区が欲しいと願うから戦うのであって、それに協力してくれるのであればアメリカだろうがロシアだろうが歓迎するのは当然ではないか。
それを親米だとか親露だとか、はたまたその逆だとか言ったところでそんなものは風が吹けば桶屋が儲かると言うようなもんで、現実の外交は冷淡で打算的であり大国も小国も生き馬の目を抜く世界で生きている。
ピンチはチャンスということだ。


10. 2015年11月02日 00:00:34 : mCeBozuCAs

USの特殊部隊ですか。この特殊部隊の活動によっては、さらなる応援があるかもしれない。

タ✳ナモ氏がそのうち荒れ狂わんばかりに大喜びするような夢のような進行を一応述べておく。

自由シリア軍が突如、メディアに登場するかもしれない。

ISILと戦うシリア人と外国からの志願兵からなる義勇兵との混成部隊となろう。

志願兵には必ずや、その大部分はチェチェン共和国の現役軍人が、退役するか休暇を取るかして参加するでしょう。

自由シリア軍の構成員、準構成員はあちらこちらにいるらしく、カタール政府発行のビザを有しない、シリア人ならば誰でもが自由シリア人になれるのだ。

どちらからも求められる名を冠する自由シリア軍が名実ともに登場し、ロシア空軍の援護のもと地上戦を戦う!?

ISILにとっては戦況の悪化どころか、他国への逃亡しか残らないでしょう。


11. 晴れ間 2015年11月02日 01:35:12 : FhUYgDFvAt2/E : xni5yVaf3k
ダイナモのいつもの我田引水解釈は、失笑を越えて、あきれてしまう。

ダイナモの頭の中では「親欧米=反ソ・反ロシア=善」であるらしく、その手の情報には無条件で飛びつく。
言っておくが、ロイターはもちろん、AFPも非常に西側にバイアスのかかった報道機関だ。(フランスのマスコミやインテリ界には、ユダヤ系の人は非常に多い。その背景として、昔から東欧でのユダヤ人差別から逃れてやってきた人とその子孫が多く住んでいるからだ。私はユダヤ人差別には反対だが、情報を解釈する上で、そのことは頭の片隅に入れておくほうがいいと思う。)


ダイナモが「シリア民主軍」の語で紹介している、クルド人とアラブ人その他の統一戦線的組織については、私は別スレッドへのコメントで「シリア民主主義部隊」の訳語ですでに触れている。(同スレのコメント>>03 とコメント>>07。)
http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/279.html


同軍事組織は、次の2つの勢力に整理される。
@シリア語軍評議会、及びYPG-YPJ (クルド人民防衛隊もしくはクルド人保護部隊、および女性保護部隊) で構成される勢力。
Aアラブの世俗的・民主的な勢力の全体で構成される勢力。
 この勢力の中には、Burkan al Furat (ユーフラテスの火山), Jaysh al-Thuwar (革命軍)(アラブ人とトルクメン人で構成); Thuwar al-Djesir・・・がいる。

つまり、クルド人とアラブ人その他の人々からなる、民族や宗教の枠を超えた、「民主主義と人権」の擁護を基本理念とする「統一戦線組織」である、という点が解釈のキモなのだ。クルド人の武装組織は、トルコや西側の宣伝では極左のテロ組織だが、ベースには社会主義がある。そしてクルド人とそれ以外の人を結びつけるのは「民主主義と人権」「世俗主義」なのだ。

「世俗主義」の彼らが敵として据えるのは、イスラミスムだ。主敵は決してアサド政府そのものでも、ロシアでもない。

アメリカおよびロシアとの関係は、端的に「状況の産物」に過ぎないだろう。西側の盟主であるアメリカがクルド人と思想的に同一であるはずがない。互いに利用できれば、それでいいのだ。
ロシアにしても、夏まで表立って動かなかったのは、イランの国際社会復帰を待たねばならなかったからだ。ロシア自身もまだ制裁を解かれないでいる。

先週のシリア問題を巡るウィーン会議では、イランとロシアが大きな役割を果たした。反対に、アサド政権に対する強硬な姿勢で最右翼に位置するイギリスとフランスは周縁に追いやられた。アメリカはイスラム過激派をこれ以上支援することが難しくなった。
つまり、ダイナモが大好きな西側諸国は、今後は主役の座から降りるのだ。

アサド政権に関しては、ロシアの主張が正しい。シリアのことはシリア人に決めさせればよい。シリア人にその権利がある。
アメリカが消えれば、今は遠慮しているイラクも、安心してロシアに接近するだろう。

西側がどう抵抗しようと、現シリア政府-ロシア-イランが言う通り、ジハード主義のイスラム過激派を根絶しない限り、シリアに平穏な民主政治は実現されないだろう。西側マスコミと共にダイナモが叫んでいる「反政府勢力」、ロシアによる爆撃対象の大半も、このジハード主義のイスラム過激派だ。(民間人も当然巻き込まれるだろう。戦争だから。)
イスラム過激派が消えるとともに、アメリカの居場所もなくなるだろう。

さて、ダイナモはどこに行く?


12. ダイナモ 2015年11月02日 08:19:58 : mY9T/8MdR98ug : Kr2S1L17Og

>>11

>現シリア政府-ロシア-イランが言う通り、ジハード主義のイスラム過激派を根絶しない限り、シリアに平穏な民主政治は実現されないだろう。

シリアにいつ「民主政治」があっただろうか ?

2011年にシリア全土で発生した民主化要求デモに対して、血の弾圧で答えたのがアサド政権であった。これが今に至るシリア内戦の原因となっていることは誰も否定できない。

民衆に対する銃撃を拒否して射殺された兵士は一人や二人ではない。政府軍から離反する兵士が相次ぎ、シリア自由軍が結成されたのはよく知られている事実。

問題の解決にはアサドの退陣と、アサドが民主化要求デモに対して行なった虐殺の責任をとることが絶対必要である。

アサドの父は「ハマの大虐殺」を行なった人物。その息子で世襲で大統領になった現アサドは父を上回る残虐さで民主化要求デモを弾圧した。

「平穏な民主政治」?

聞いて呆れる。
 


13. 晴れ間 2015年11月02日 10:22:23 : FhUYgDFvAt2/E : xni5yVaf3k

アサドは、リビアのカダフィと同じような立ち位置にある。
カダフィを倒せばリビアが崩壊したように、今アサドを倒せばシリアは崩壊する。
国外に逃れている人たちが、すぐに帰国して、国を再建できるとでも?

ダイナモのいう「反政府派」という(イスラム国以外の) ジハード主義イスラミスト勢力が、神権主義でない近代的民主国家を建設できるとでも?

今、西側の保守層も、プーチンに賛同しつつある。
(イラク戦争開戦時に国連安保理で開戦反対演説を行った当時の仏外相ドビルパンはプーチンを賞賛しているし、リビア崩壊の主犯・責任者であるサルコジは、プーチンにすり寄っている。対露・対シリア強硬派のオランドは批判を浴びている。)

移行期の初期の段階では、つまり民主的な政府を作るための選挙が行われるまでは、国の崩壊を防ぐために、アサドを置いたままで行こう、と。
その初期の段階から次ぎの段階に移るときに、アサド退陣は行われる。


それから、クルド人とアラブ人その他の民主派の集合、「クルド民主主義部隊」ないし「クルド民主軍」につして、私か「統一戦線的組織」と繰り返し言っているのは、その主敵がイスラム国その他のジハード主義イスラム過激派であるから。ダイナモの言う「反政府派」の中に、その勢力はいる。
(なお、名称の訳語の違いは、単に Forces の訳し方の違い。)

尤も「イスラム教徒を傷つけてはいけない」がモットーのダイナモは、西側が使う「穏健派」という言葉で「過激派」がくるまれているという事実を認めることができないようだ。

「統一戦線」という言葉を使うとき、ナチやファシズムとの闘いを想定すればよい。凶暴なファシズムと戦うために、社会主義者や共産主義者だけでなく、自由主義者や単なるブルジョワ民主主義者も共に闘い、あらゆる反ファシズム勢力が共同戦線を張った。これが「統一戦線」だ。
現在のシリアでは、イスラム国などジハード主義のイスラム過激派が、かつての凶暴なファシズムの位置にある。これが主敵なのだ。敵を間違えてはいけない。

ダイナモの言ってることは、ファシストと一緒に民間人がいるから、人道的見地からファシストを爆撃してはいけない、あれは「過激なファシスト」ではなくて「穏健な○○だ」などという戯れ言だ。それでファシストと戦えるのか。

アサド体制やロシアに反対する者であれば、全て自分の味方であると何が何でも思いたいダイナモには理解できないことのだろう。

クルド人が、アサド政権と武力衝突することは、あり得ない。今でも戦闘は起きていないし、アサド政権はクルド人を放置している。
ロシアは、クルド人の自治ないし実質的独立を認めるだろう。


なお、自由シリア軍はもう実質的に存在していないと、色々な情報が言っている。復活はないだろう。



14. 2015年11月02日 10:35:27 : JsO5Yfq6vI
シリアにいつ民主政治があったのかと聞くほうがどうかしているね。
バカじゃないの。
そんなこと聞いてどうすんだ。

いったいアラブ世界のどこに民主政治の国があるんだ?
ないよなあ。
なのになんでサウジやカタールがシリアやリビアの政治体制を変える資格があるんだ?
あるわけがないだろ。
民主政治のみの字もないサウジとお友だちのアメリカがサウジに手を貸して、シリアに首を突っ込んで平穏な暮らしを破壊することを許されていいわけがないだろ。

根源のところを突かないで、シリアの政治体制だけ非難したって意味がないんだよね。

逆に聞きたいね?
サウジやカタールの政治体制に触れないのは、アサド政権が民衆を弾圧したような政治を敷いていないから、とでも言いたいのか?
それとも神権政治の国は問題外とでも言いたいのかな?
サウジやカタールは自国の民衆を弾圧していない、なんてことはまったくなく、少数宗派への差別は憤懣と怨嗟の温床になっているし、大多数のスンニ派の中から少数宗派に対する蔑視と憎悪からテロに走る、いわゆるイスラム原理主義過激派が派生するのでサウジ国外の不信心者が統治する国(世俗主義の国)に放り込んで、自国内で暴発が起きないように厄介払いをしている。
それらがアラブの春で災厄を撒き散らしている。
それらにアメリカや欧州各国が武器支援をするので、世俗主義で保護される少数宗派や非イスラム教徒や少数民族は一番最初に殺戮の憂き目にあってしまう。
まったくもって良いことはひとつもないのがアラブの春ことアラブの民主革命の欺瞞の正体だ。


いずれにしてもその国のことは最終的に国民が決めればいいことで、関係のないアカの他人が偉そうにとやかく指図するモンじゃない。
ダイナモは傲慢を通り過ぎて、もはや頭がおかしいんだよ。


15. 2015年11月02日 11:09:55 : Q82AFi3rQM

「民主政治」なんてどこにもないって、みんな知ってる。


16. 2015年11月02日 11:24:34 : JsO5Yfq6vI
ダイナモは知らないんだよ。

17. ダイナモ 2015年11月02日 12:44:51 : mY9T/8MdR98ug : SFB6e5PgNo

>>14

>根源のところを突かないで、シリアの政治体制だけ非難したって意味がないんだよね。

別にシリアの政治体制など誰も非難していない。

2011年にシリア全土で発生した民主化要求デモに対して、血の弾圧で答えたのがアサド政権であった。これが今に至るシリア内戦の原因となっていることは誰にも否定できない事実。

この事実を「なかったこと」にしようとしているのが「プーチン絶対主義者」
 
アサドが民主化要求デモに対する限度を逸した弾圧の責任をとって退陣しさえすれば、問題はほとんど解決したも同然。
 


18. 2015年11月02日 15:25:37 : EypPKeOZUn
悪の枢軸とアメリカに名指しされた

イラクのフセインはイラク国民の英雄であった。

今やネット社会。

アメリカの偽善が世界的に知れ渡った今

シリアの「民主化運動」

のプロレスごっこなんぞ

大半の世界の庶民は見抜いているだろうね。


19. ダイナモ 2015年11月02日 16:39:22 : mY9T/8MdR98ug : ScyYWvfQkM

>>18

ほらね。

民主化要求デモに対するアサドの常軌を逸した血の弾圧を「なかったこと」にしようとしている「プーチン絶対主義者」がさっそくお出ましだ。
 


20. 仁王像 2015年11月02日 20:06:00 : jdZgmZ21Prm8E : QQmdpddCNc

YGPとは初耳の組織だが、この記事は信ぴょう性があるのではないか。

 「国際軍事専門誌」も初耳だが、記事を普通に読む限り何かの耕作をしているとは思えない。

 ネット記事をいちいち鵜呑みに出来ないのは当然だが、クルド勢力が主体となって、この民族の興亡をかけた仕掛けに打ってでるのは有り得ることではないだろうか。この専門誌が伝えていることで、米ロのどちらかに有利になる内容はないと考える。

 脳味噌が裏返っていると何らかの邪推も働くというもの。陰謀脳が引っかかるのは、ロシアの空爆はIS主体ではないということか。だが米国もIS主体でないことに抗議しているし、このことには複数の情報もある(もっとも裏返った脳による解釈は、米が抗議しているのはISへの攻撃が激し過ぎることだ、となるかも)。
 高橋・佐々木らによると、アサド政権は、ISとは真面目に戦ってこなかったということであり、アサド政権のロシアへの要請もシリア内の反体制派への攻撃を主としていると考えられる。

 陰謀脳=インポ(貧)脳=ツボ外し脳=裏返った脳=感情(ガキ)脳=前頭葉三寸脳。


・アサド大統領はイスラム国と真面目に戦ってこなかった〜イスラム過激派との戦争は、手加減と手抜きの戦争だった/高橋和夫
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/305.html
投稿者 仁王像 日時 2015 年 10 月 26 日 20:06:37: jdZgmZ21Prm8E


21. 2015年11月02日 20:35:03 : DfJnPZnDFQ
YPGは名前としてはお初だと思うけれど、クルド人は北部では早くから自由シリア軍やアル・ヌスラと戦ってきた。

初期の敵は圧倒的に自由シリア軍。
ダイナモとかいうアホのタワゴトでは自由シリア軍は穏健派だとか言われているらしいが、今時そんなことを言ってると笑われるだけだ。
自由シリア軍は四分五裂してまったく統制が取れていないので、穏健派だの原理主義者だの言ったところで名ばかりの名義貸し状態に陥り組織的機能を果たしていない。
それぞれがめいめい自由シリア軍を標榜して、勝手にテロ活動に従事していたりする。
クルド人からすれば敵でしかない。


22. 晴れ間 2015年11月02日 21:54:26 : FhUYgDFvAt2/E : xni5yVaf3k
YPG はふつうにWiki に出ていますよ。
私のニュースソースは主にフランス語なので、そこでもYPG、女性組織がYPJ 、双方を合体させて YPG-YPJ と書かれることがよくあります。

クルド語の略号ではないですか。フランス語訳だとこうなります:
  YPG → Unités de protection du peuple kurde
  YPJ → Unités de protection de la femme

protection (保護) だから、「防衛隊」と訳すと、少し強いですね。

この後者 YPJ が、コバネで英雄的に闘い、勝利した女性たちです。

私は別スレで、この女性たちの動画を引用しました。(曲は「ベラチャオ」。)
ここでも YPJ の語は使われてますよ。動画は下記以外にも沢山あります。

https://www.youtube.com/watch?v=yh9hOxI8jbA
https://www.youtube.com/watch?v=GWtN6JHy0Wg


この動画に出てくる女性の一人が France2 のニュース番組で話していたのですが、イスラム国の男は、女に殺されると天国に行けないと信じているので、女と戦うことを嫌がるらしいです。



23. 晴れ間 2015年11月02日 22:20:17 : FhUYgDFvAt2/E : xni5yVaf3k
こちらは、YPGの男たちの戦い。(コバネで、市街戦。)

https://www.youtube.com/watch?v=XEV0pOksuZc


こちらは少し長いけど、YPG-YPJ の男女共同の戦い。
音楽の使い方が、まるでハリウッド仕立て。

https://www.youtube.com/watch?v=NCBcoECG7GY



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