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フォーブス誌:シリアにおけるロシアの作戦はEUを制裁解除に向かわせる[スプートニク日本語]
© Sputnik/ Dmitriy Vinogradov
政治
2015年10月25日 21:21
フォーブス誌のアナリスト、ケネット・ラポザ氏は、シリアにおけるロシアの軍事作戦は複数の投資家たちを苛立たせたが、ロシアの中東紛争への参加は、経済にネガティブな影響を与えてはおらず、むしろその反対だ、と指摘している。
その理由は、欧州の人々の間では重要なパートナーであるロシアに対する制裁による疲労感が強まっており、大勢のビジネス・プレーヤーたちは、ロシア経済へ再び投資するための可能性を得るために、制裁解除に期待しているからだという。
ラポザ氏は、「ロシア市場はこんにち、その参加者の気分に左右されるものとなり、投資家たちの行動に影響を与えるのは、第一にウクライナ情勢、続いて石油市場の動向、シリアはその次である」と述べ、多国籍企業は、シリアが原因でロシアへの投資をやめることはないと指摘した。
ロシアはこのような状況の結果、制裁解除などのポジティブな効果と、原油をとりまく状況、投資家をしり込みさせる恐れのあるシリアに関する米国との対立などの、ネガティブなリスクの両方に直面している。
ラポザ氏は、次のように語っている。
「ネガティブなリスクは管理が可能であり、比較的リスクは低いが、シリア紛争のポジティブな結果は、ロシアの介入という支援を受けて、難民危機で手一杯の欧州との関係を今後改善する可能性がある」。また論文の中では、「EUが1月にも制裁を解除する可能性がある」との見方が示されている。なお、米国や英国のテレビがロシアについてネガティブな放送をしたとしても、制裁は解除される可能性があるという。
http://jp.sputniknews.com/politics/20151025/1075833.html
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