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アサド氏、プーチン大統領との会談は立場強化への強気の一歩[スプートニク日本語]
© Sputnik/ Alexey Druzhinin
2015年10月23日 13:30(アップデート 2015年10月23日 15:32)
シリアのアサド大統領のモスクワ訪問の意義を政治学者ら、専門家らは討議し続けている。ラジオ「スプートニク」はこのテーマについて世界中の専門家らにインタビューを行った。
トルコ人政治学者で国際戦略調査センターで中東とロシアの問題を扱うハサン・セリム・オゼルテム氏は、プーチン、アサド両首脳の会談はシリアの移行期におけるロシアの役割の重要度を内外にはっきりと示したとして、次のように語っている。
「アサド氏がシリア国外で行った初の会談の相手がプーチン氏だったという事実が注目に値いする。これはつまり、シリアの移行期においてロシアがどれだけ重要な役割を演じているかを示している。
反アサド陣営は、シリア正常化プロセスおよび移行期においてアサド氏をこれに参加させる可能性を討議し始めた。今ある情報から判断すると、この問題に関する当事者らの立場は徐々に近づきつつある。少なくとも、政治プロセスにアサド氏を含めるのは絶対反対という考えはもう見当たらない。
ここにあるのはアサド氏の立場を強める2つの主要なファクターだ。ひとつは、ロシアの支援のおかげでシリア大統領が国内の反体制派に対抗する上で得られる優先的立場。
2つ目のファクター。これはロシアとシリアの共通戦略の枠内で行われるロシアの支援。これは両首脳の会談で決められたもので、将来のシリア正常化交渉の過程で拡大していくものだ。」
http://jp.sputniknews.com/opinion/20151023/1063071.html
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