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【ワシントン時事】シリアで人道支援活動を行っている国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」のバーニス・ロメロ上級部長は米ワシントン市内で時事通信の取材に応じ、シリア内戦が始まった2011年から現在までに同国内の学校が「4000回以上の攻撃を受けている」との分析を明らかにした。「国際社会は民間人への攻撃、学校や病院への攻撃をもっと非難してほしい」とも訴えた。
国連児童基金(ユニセフ)によると、シリア国内外で就学できない子供は約270万人で、人口約2200万人(14年)の約12%に当たる。ロメロ氏によれば、学校の被害の多くは「たる爆弾」などの無差別攻撃によるもので、武装勢力によって占拠されるケースもある。
一方、国際NGO「ワールド・ビジョン」のマーク・スミス上級部長は取材に対し、5年目に入ったシリア内戦の死者数20万人以上のうち、推定約1万2500人の子供が犠牲になっていると述べた。さらに「14〜17歳の少年が武装グルーブに要員としてリクルートされている」との報告もある。
シリア内戦では約400万人が国外で難民になっている。スミス氏は「難民の子供の多くは就学できていない。学校に行っても、ヨルダンやレバノンでは英語やフランス語で授業が行われているため、学べないケースもある」と話した。
米政府はこれまでに、シリア難民への人道支援として40億ドル(約4800億円)相当の物資を提供している。しかし、ロメロ、スミス両氏によると、子供の教育支援まで行き届いておらず、教材が不足し、必要な教師の訓練も行えない状況だという。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015102200485
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