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ウクライナ親露派、次はシリアへ? 停戦で「暇もてあます」戦闘員  AFP
http://www.asyura2.com/15/warb16/msg/194.html
投稿者 ダイナモ 日時 2015 年 10 月 16 日 17:55:20: mY9T/8MdR98ug
 

【10月15日 AFP】ウクライナ東部の戦闘が鎮静化するなか、親ロシア派反政府勢力の戦闘員らは、今後の選択肢について考えを巡らせている──戦闘の再開を待つか、市民としての生活に戻るか、あるいは内戦下のシリアに向かうのか。

「戦闘がなくなってしまい、暇をもてあましている者もいる」と、トゥロク(「トルコ人」の意)と呼ばれる戦闘員はAFPに語った。「知り合いからは、もっと暖かいシリアへ行けと促された」

 欧米諸国とウクライナ政府は、親露派武装勢力がロシアの支援を受けていると主張している。政府軍と親露派の18か月にわたる戦いは、9月上旬に新たな停戦合意が交わされたことにより、突然の休止を迎えた。

 その後、ロシアは長く同盟関係にあるシリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権の要請を受け、同国領内で空爆作戦を開始。ロシア政府は、この作戦の標的はイスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」だと説明しているが、欧米諸国は、追い詰められたアサド政権を助ける狙いがあると主張している。

 そして今、ウクライナの戦闘員の一部は、シリアの前線で戦うことを検討していると話している。こうした戦闘員の多くはロシア出身で、同国政府が言うところの「義勇兵」たちだ。トゥロクさんによれば、多くの戦闘員がロシアの軍事介入を支援するために、ウクライナ東部からシリアへ向かったという。

■「大規模」なシリア出征はない

 親露派の戦闘員がシリアへ向かったという情報は、ウクライナ東部の独立を一方的に宣言した分離派の「政府」からも、独立した情報筋からも確認されていない。

 ロシアは、アサド政権の政府軍と共に戦う地上部隊を派遣する可能性を否定し、当面は空爆のみを実施する方針を示している。

 だがロシア下院のウラジーミル・コモエドフ(Vladimir Komoedov)国防委員長は12日、インタファクス(Interfax)通信に対し、ウクライナ東部の親露派志願兵たちが今後、シリア政府軍と共に戦うことになる可能性は「非常に高い」と、インタファクス(Interfax)通信に語った。

 だがウクライナから戦闘員が大挙してシリアへ向かっているという噂に懐疑的な声もある。

 ロシアの軍事アナリスト、パベル・フェルゲンハウエル(Pavel Felgenhauer)氏は、分離派戦闘員の一部がシリアへ渡航したとしても、その数は「大規模」ではないはずだと語った。

「イデオロギー的な理由から(イスラム教で多数派の)スンニ派(Sunni)と戦うためにシリアに行く(同少数派の)シーア派(Shiite)がウクライナ東部いる可能性は低い」と同氏は言う。ウクライナ東部からの雇い兵は、シリアでは「中東紛争の当事者全てから嫌われている、キリスト教の十字軍」とみなされるのだという。

■「FSBはここを離れない」

 ロシアによるシリア空爆は、ロシアメディアのウクライナ紛争の報道に影を落としている。ロシアメディアは、数千キロ離れた場所で政府が行う空爆の報道に何時間も費やすようになった。

 分離独立派の兵士たちは、ロシアからの経済的・軍事的支援が減っているものの、ロシア軍の教官らがまだウクライナ東部にとどまっていることを認めている。

「もはや衝突はなく、多くの兵士は酒を飲み始めた」と、親露派戦闘員のアンドレイさん(42)は言う。「ロシア人は停戦の合意内容を履行するために秩序を回復しようとしている。だが、誰もこれを喜んではおらず、軍を去った者もいる」

「FSB(ロシア連邦保安局)のメンバーはここを離れようとしない」と、彼は言う。「戦闘が再開するかもしれないということだ」

(c)AFP/Yulia Silina


http://www.afpbb.com/articles/-/3063376?pid=0  

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コメント
 
1. 2015年10月17日 06:03:49 : Hsn9J7HZzw
AFPも、転載したダイナモもアホであることがよくわかる記事だな(笑)
要するに、ウクライナ東部で攻勢をかけていた主体はウクライナ政府軍であった
事実を証拠立てる記事に他ならないわけだ。
ウクライナ政府が債務問題、低支持率、内部対立等により八方塞がりとなり、
親露派攻撃などしている場合ではなく、自壊の危機に直面しているともいえる。
が、親露派が油断すれば政府軍が自暴自棄の再攻勢を仕掛ける恐れもあるので
親露派戦闘員がシリアに向かった、などという情報は出鱈目だろう。

2. 2015年10月17日 09:52:34 : nJF6kGWndY
2015.10.16視聴時間 01:49
MH17墜落はミサイルの撃墜と安全委 親ロシア派の反応は?
昨年夏のマレーシア航空MH17便の墜落の原因について、犠牲者が多数を占めたオランダの安全委員会が調査結果を今月発表した。MH17便はウクライナ東部で独立を望む親ロシア派とウクライナ政府が戦闘を続けるなかで墜落しており、安全委はロシア製地対空ミサイル「ブク」に撃墜されたと結論付けた。ウクライナの親ロシア派は調査結果についてどう考えているのか、死亡した戦闘員たちを追悼する式典を開いた幹部らに直接質問した。BBCのトム・バーリッジ記者がウクライナ東部ドネツクからリポートする。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/45021

3. 2015年10月17日 09:52:50 : nJF6kGWndY

わかりやすいなw

4. 母系社会 2015年10月18日 06:03:27 : Xfgr7Fh//h.LU : CEg6NpXclc
●チェチェンの親ロシア派(スーフィズムのイスラム教徒)の最高指導者であるラムザン・カディロフチェチェン共和国大統領はプーチン大統領に、シリアへ自派の兵士を義勇兵として派遣することを求めている。

というのは既に、チェチェンで彼らに敵対している反ロシア派ゲリラ兵(ワッハーブ派イスラム教徒)には、シリアで政府軍と戦っている者たちがいるので、彼らもシリアに行き、反ロシア派を弱体化するために、一人でも多く倒したいのだろう。

現在は、チェチェン共和国と接するグルジアのパンキシ渓谷が反ロシア派の後方根拠地だが、万一、シリアで反政府派側が勝利すると、シリアも反ロシア派の後方根拠地となる。すると、現在のチェチェンでの親ロシア派の優位が危うくなるからだ。

それで実際は、既にシリアには、少数の親ロシア派義勇兵が参加しているのかもしれない。しかし、キリスト教徒はシリアの全勢力から嫌われているので、キリスト教徒が多いロシア人兵は地上戦には参加していないだろう。

●武装蜂起も戦争なので、スペイン内戦のように、より良い勢力が勝つとは限らず、負ける場合もある。

シリア国民の半数が難民化しているのであれば、既に反政府派の武装蜂起の大義も消滅した。つまり、シリア政府軍の武力行使だけでなく、反政府派の武装闘争も、大部分の国民には<迷惑>となっている。

★だから、反政府派は無条件での即時停戦を求めるべきである。

★シリアの内戦は、中国の王毅外交部長(外務大臣)が言うように、武力では解決できず、政治的解決しかありえない。



5. 2015年10月20日 19:38:26 : mbNEx2p7Vk
早い話、シリアの戦闘では、アメリカはもう完全に主導権を失ったということだな。穏健派と称して反政府勢力に武器を供給したりしていたが、ロシアの参戦でもう宣伝以外に出来ることはなくなったらしい。

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