ボコ・ハラム対策 米軍が３００人規模の派遣へ［ＮＨＫ］
10月15日 9時23分

アフリカのナイジェリアやその周辺国を狙って、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」の犯行とみられる自爆テロが相次ぎ、多数の犠牲者が出ています。こうしたなか、アメリカのオバマ大統領は、現地にアメリカ軍の部隊を最大で３００人規模で派遣し、テロ対策の支援を強化すると発表しました。

西アフリカのナイジェリアでは北東部の都市、マイドゥグリで１３日、爆発が相次ぎ、７人の遺体が現場で確認されました。いずれの爆発も、ナイジェリア北部を拠点とするイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」による自爆テロとみられ、当局が捜査を行っています。

さらに、ナイジェリアの隣国のチャドとカメルーンでも、１０日から１１日にかけて、ボコ・ハラムによって強制されたとみられる子どもらによる自爆テロが相次ぎ、４０人以上が死亡し、多数のけが人が出ています。

ボコ・ハラムによるテロの脅威がナイジェリアだけでなく、周辺国にも拡大するなか、アメリカのオバマ大統領は１４日、このうちカメルーンへアメリカ軍の部隊およそ９０人の派遣を開始したと発表しました。アメリカ軍の部隊は現地で情報収集や偵察などの活動を行うとされていて、最大で３００人規模の派遣になる見通しだということです。

ナイジェリアやカメルーンなど、地域の各国は、ボコ・ハラムの掃討作戦のため、近く多国籍軍を結成することになっていて、アメリカ軍はこうしたテロ対策を側面から支援するかたちになるとみられています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151015/k10010270371000.html

コメント
1. 2015年10月16日 19:56:41 : lEWwrTqAs ３００人など弱い風で吹き飛ぶ規模。もちろん先頭に参加も予定していない。せいぜい武器の提供。

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