5. 2015年10月14日 04:19:45
: jXbiWWJBCA
マレーシア機、「ブク」ミサイルで撃墜=実行犯特定せず−最終報告書 13日、オランダ南部ギルゼレイエン空軍基地で、マレーシア機の残骸を前に記者会見するオランダ安全委員会のヤウストラ委員長(EPA=時事) 【ブリュッセル時事】ウクライナ東部で2014年7月に起きたマレーシア航空機撃墜事件で、調査を主導するオランダ安全委員会は13日、最終報告書を公表し、ウクライナ東部から発射されたロシア製の「ブク」地対空ミサイルによって撃墜されたと結論付けた。 〔写真特集〕緊迫! ウクライナ情勢〜マレーシア機撃墜〜 ただ報告書は、焦点となっていた「実行犯」の特定には踏み込まなかった。「ブク」は旧ソ連が開発したが、ロシアや親ロシア派に加え、ウクライナ軍も保有しており、真の原因究明には至らなかった。 安全委のヤウストラ委員長は、オランダ南部ギルゼレイエン空軍基地で記者会見し、「ミサイルはコックピット左側に最初に命中した」と指摘。コックピットにいた乗員の遺体から「ブク」の金属片が見つかったほか、ボイスレコーダーに残された音や、特徴的な弾頭の形状などを総合的に分析し、ミサイルを「ブク」と特定した。戦闘機からミサイルが発射された可能性は排除された。 マレーシア機の残骸の脇を通る親ロシア派武装勢力=2014年7月20日、ウクライナ東部グラボボ村近郊(EPA=時事) 一方で委員長は、紛争が激化し軍用機の撃墜が相次いでいた当時のウクライナ東部の情勢を指摘し、「空域を(完全に)閉鎖すべき十分な理由があったのに、そうしなかった」とウクライナ当局の対応を批判した。 オランダのルッテ首相は「事件でのロシアの役割について臆測はしない」とコメントする一方、犯罪捜査を継続し、責任追及を続ける考えを強調した。オランダ司法当局はウクライナやマレーシアなどと合同の捜査を実施しており、2016年初めにも捜査結果を公表する予定。(2015/10/13-23:23) http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2015101300863 サイルと断定=オランダ調査委 By MAARTEN VAN TARTWIJK, ELLEN PROPER AND ROBERT WALL 2015 年 10 月 13 日 21:41 JST 更新
【ギルゼ・レイエン空軍基地(オランダ)】ウクライナ東部で墜落したマレーシア航空(MH)17便の事故原因を調査していたオランダ安全委員会は13日、ロシア製高性能対空ミサイルが命中し、同機が空中分解したと結論づけた。この事故は昨年7月17日に発生し、乗員・乗客合わせて298人全員が死亡した。 オランダ安全委員会のヨウストラ委員長は事故に関する最終報告書を発表し、MH17便の墜落原因はウクライナ東部で発射されたロシア製地対空ミサイル「BUK」だと断定した。この見方は長らくささやかれてきたが、調査で公にされたのはこれが初めて。 ただ安全委員会は、ミサイルを誰が発射したかには触れなかった。この事故の責任を問う刑事捜査は別途続いており、オランダ検察当局によると、捜査完了は来年以降になる見通しだ。 乗客乗員298人を乗せたマレーシア航空MH17便が昨年7月にウクライナ上空で撃墜された事件で、同機は親ロシア派によって撃墜されたと断定する内容の報告書案をオランダ安全委員会がまとめた。関係者2人がCNNに明らかにした。
MH17便は昨年7月17日にウクライナ上空で撃墜され、ドネツク地域に墜落した。報告書案を見た2人の関係者によれば、オランダの事故調査当局は証拠から判断して、MH17便を撃墜したのは親ロシア派だったと断定。同機の撃墜に使われたのはロシアの地対空ミサイル「ブク」で、親ロシア派が制圧していた村から発射されたと指摘した。 報告書案にはMH17便が墜落するまでの経緯も時系列でまとめられている。さらに、責任の一端はマレーシア航空にもあるとの見解を示した。同航空は他国が航空機に対して発令していた注意情報を参照しておらず、他の航空会社が迂回(うかい)していた紛争地帯のことを知らずに問題の地域の上空を飛行したと結論付けている。 報告書案は国際航空法に従って、米国家運輸安全委員会(NTSB)や連邦航空局(FAA)、ボーイングなど世界各国の関係機関に配布された。各機関が内容を検討した上で、今年10月前半にも正式に公表される。 1407622147124_Image_galleryImage_did_they_target_wrong_air http://www.cnn.co.jp/world/35067452.html |