5. 2015年9月17日 13:58:20
: nJF6kGWndY
>>01 アサド政権を支援する国は、世界広しと言えどもロシアと中国、北朝鮮くらい最大の支援者であるイランを忘れているなw http://mainichi.jp/select/news/20150917k0000m030138000c.html イラン:シリア停戦仲介 反体制派と交渉 毎日新聞 2015年09月17日 09時45分 アサド政権軍のヘリコプターを高射砲で攻撃する反体制派武装組織「アフラル・シャム」のメンバーら=イドリブ郊外で今年1月、ロイター シリア難民優遇にイラク人らが反発 <ロシア>シリア・アサド政権支援で軍人派遣 <米国>計画修正を検討 対シリア軍事訓練 <シリア難民>ハンガリー国境封鎖で西に迂回 テント村「動物以下」 難民殺到の島 【カイロ秋山信一、テヘラン田中龍士】内戦が続くシリアでアサド政権を支援するイランが8月、局地的な一時停戦についてシリア反体制派と直接交渉していたことが、反体制派幹部への取材で分かった。イランが「アサド政権の代理人」として反体制派との交渉に臨んだことは影響力の大きさを示しており、内戦の政治的解決に向けてもイランの動向が鍵を握りそうだ。 イランと交渉したのは、イスラム教スンニ派を主体とする有力な反体制派武装組織「アフラル・シャム」。シリアの反アサド陣営は世俗的な親欧米組織と、アフラル・シャムなど宗教色が濃く欧米と一線を画す組織、さらに過激派組織「イスラム国」(IS)に分かれ、互いに激しく争い合っている。 アフラル・シャム幹部や北西部イドリブ県の反体制派活動家によると、アサド政権に近いシーア派住民が集住する同県の二つの村と、アフラル・シャムなどが実効支配するレバノン国境近くの町ザバダニでの停戦について、同組織とイランの代表団が8月上旬からトルコで断続的に交渉を行った。アサド政権は参加しなかった。 シーア派国家イランは、イドリブ県のシーア派住民の退避を要求。見返りとしてザバダニの武装勢力やスンニ派住民の避難を持ちかけた。8月12〜14日と27〜29日に一時停戦が実現した。 29日以降にザバダニなどで戦闘が再開し、交渉は中断した。アフラル・シャム幹部によると、双方は当初、アサド政権が拘束している反体制派の釈放で合意したものの、政権側が反対に転じたためという。ただ、イランはイドリブ県の二つの村とザバダニの「交換」を提案したといい、本格停戦に向けて交渉が再開する可能性もある。 シリア内戦への介入が指摘されるイランの革命防衛隊と同国外務省は、事実確認を求める毎日新聞の度重なる照会に16日現在回答を寄せていない。 【ことば】シリア内戦とイラン 2011年に始まったシリア内戦で、イランは軍事、外交、財政面でアサド政権を支援してきた。戦闘部隊は送っていないとされるが、影響下にあるレバノンやイラク、アフガニスタンのシーア派民兵組織が参戦して、アサド政権側の政府軍の兵員不足を補ってきた。アサド政権は今春以降、イドリブや中部パルミラなどを相次いで失うなど、アフラル・シャムやISに対して劣勢が続いており、イランの支援は政権存続の生命線となっている。 http://wedge.ismedia.jp/articles/-/4956 アサド政権の支配領域が縮小していること、アサド政権内でシリア軍とヒズボラなどイランの指導下にある勢力の間に不信が芽生えていることなど、アサド政権のおかれた状況について貴重な情報を与えてくれます。
アサド政権が弱体化していることは確実です。アレッポ奪還と言いながらそれを果たせず、イドリブもヌスラ戦線に獲られています。更にこの記事にはありませんが、ISがダマスカスのヤルムーク地区を制圧したとされています。ここには、パレスチナ難民が多く住むと言われ、大統領官邸からは3kmほどのところです。
|