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ドイツに向かうため電車に乗り込む難民や移民(C)AP
4000人との報道も 難民に紛れ込む「イスラム国戦闘員」の恐怖
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/163824
2015年9月12日 日刊ゲンダイ
シリアなど中東から16万人もの難民が欧州に殺到し、新たな懸念が生まれている。難民の中に、「イスラム国」の戦闘員が紛れ込んでいるのではないか、という疑惑が浮上しているのだ。陸から、海から、次々にやってくる難民一人一人の素性や身元を確認していくことは事実上、不可能。戦闘員たちが紛れ込む余地は十分にある。
英国のタブロイド紙「デーリー・エクスプレス」も、この問題を大々的に報道。イスラム国のスパイが明かしたところによると、難民に紛れ込むかたちで4000人以上の戦闘員が欧州に入り込むことに成功したようだと報じている。これが本当なら、欧州中が大変なことになる。
「現代イスラム研究センター」理事長の宮田律氏はこう言う。
「戦闘員が入り込んできている可能性はあります。ボートなどに乗った難民に紛れ込んでしまえば、区別はつきません。パスポートも持っていないわけですから、どういう人物かも特定できない。欧州から一度、イスラム国に入ったメンバーが、再び欧州に戻ってくる“Uターン”現象のようなものが起こっていることも考えられます」
欧州では、トルコの海岸にシリア難民の男児の遺体が打ち上げられた写真をきっかけに、難民受け入れの機運が高まった。もちろん難民支援は国際的に大切なことだが、今回は大きな危険と隣り合わせになっているのが現状だ。
「武器は欧州国内で簡単に現地調達できます。いろんな密輸ルートがありますから。戦闘員がそれらを入手したら、テロを起こす可能性は高い。あと1、2カ月で何か起こるかもしれません。もはや事態は“中東の危機”ではなく、“欧州の危機”になっていると言っていいでしょう」(宮田律氏)
現にテロの脅威を熟知している米国は、欧州などに比べ、受け入れているシリア難民の数は極端に少ない。米下院国土安全保障委員会のマッコール委員長は「難民受け入れが聖戦主義者の裏口になってはならない」と指摘している。テロが起きないことを祈るしかない。
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