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尖閣沖:中国海警局が中国漁船「臨検」
毎日新聞 2015年08月01日 19時47分
沖縄県尖閣諸島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)で31日、中国海警局の船が中国漁船に接近して乗組員が乗り移るのを、海上保安庁の巡視船が確認した。海保側の警告に、海警局の船は「中国船への臨検」と応答。中国当局船による同様の行為は昨年4件あり、海保が警戒している。
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第11管区海上保安本部(那覇市)によると、31日午後1時半ごろ、尖閣諸島・久場島の北西約47キロのEEZ内で、中国海警局の船「海警2307」が中国籍の漁船に横付けして、海警の乗組員が乗り移った。この様子を確認した海保の巡視船は無線で「漁業に関する管轄権行使は認められない」と警告すると、海警は日本語と中国語で「中国管轄海域で我が国の漁船に対し臨検を行っている」と応答した。
海警2307は午後8時ごろに漁船から離脱。その後、領海外側の接続水域に入ったが、1日午前7時半ごろに接続水域を出た。【坂口雄亮】
http://mainichi.jp/select/news/20150802k0000m040022000c.html
【第1回】 2015年8月1日 惠谷 治 [軍事ジャーナリスト]
尖閣諸島に中国が介入すれば、本当に日米安保条約は発動されるのか?
新聞やTVの断片的な情報だけでは、めまぐるしく変わる世界情勢は根本的には理解できない。ニュースの前に
、知っておくべき基礎知識というのがある。
私の『アメリカ、ロシア、中国、イスラム圏を知れば、この複雑な世界が手に取るようにわかる』という著書の
中で、この「知っておくべき」基礎知識を集めたが、その中の1つ、日米安保条約の現在を紹介する。アメリカが
弱体化しているかもしれない、と言われる現在、知っておくべきポイントである。
尖閣諸島に中国が介入すれば、
本当に日米安保条約は発動されるのか?
2012年、アメリカのパネッタ国防長官が来日した際、日米会談の席で、「アメリカは主権に関する紛争で、い
ずれの肩も持たない」と述べた。
つまり、尖閣諸島問題に日米安保は関係なく、中国と衝突しても米軍は出さないとの宣言である。この発言は
、日米安保や基地を抱える日本を動揺させた。ちなみに、アメリカが沖縄の基地にこだわる理由は、ソウルや北
京、上海やマニラなどアジアの要所に短時間でいける戦略地点だからである。
中立的な立場を示したアメリカだったが、その2年後の2014年、4月に来日したヘーゲル国防長官は、会談終了
後の共同記者会見の冒頭で、紙を読まずに正面を向いたままこう述べた。
「米国は一方的で抑圧的な行動、日本の政権を軽視する行動に反対の立場をとる」。
この発言により、安保条約は発動されると明言されたといえる。ヘーゲル長官は、尖閣諸島で米国は「中立」
だと中国が誤解しているという疑念を払拭させるため、明確に言ったのだ。これは日本にとっては「大きな前進
であり収穫だった」。
続いて2週間後、国賓として来日したオバマ大統領も、安倍首相との首脳会談の席で、尖閣諸島は日米安全保障
条約の適用対象であることを名言した。
そして、首脳会談後の記者会見において「日本の施政下にある領域は、尖閣諸島も含め日米安全保障の適用対象
になる」と名言。武力衝突が起きた際は、米国に防衛する義務があることを明らかにしたのだった。
このたび、『アメリカ、ロシア、中国、イスラム圏を知ればこの複雑な世界が手に取るようにわかる』を上梓
した。私がジャーナリストとして40年間活動し、80ヵ国以上を回った経験の中から、最低限知っておくといい知
識をピックアップして選んだものだ。
日々のニュースで流れてくる問題を知ろうとするなら、ニュースとなる国のことだけでなく、それに関係する
国々の事情を知らなければならない。
今、世界は複雑になりすぎていて、ニュースから読み取れる断片的な情報では、本質的な意味は分かりづらい
。しかし、世界の遠いところの出来事が、思わぬところでつながっていることもある。ニュースを読む力は持っ
ておくに越したことはないのだ。
たとえば、隣接している国とは友好的なのか、あるいは対立しているのか、といった基本的な政治状況を知っ
ておくことだけでも違う。そして、それを知るときに、もっとも効果的なのは、それぞれの国、あるいは地域の
歴史、文化、宗教などを知ることである。
◎世界で唯一の超大国であるが、陰りを見せるアメリカ
◎共産主義のソ連が崩壊し、資本主義国家に変貌したロシア
◎共産主義独裁体制を維持しながら、日本を追い抜き、世界第2の経済大国になった中国
◎中近東だけでなくアフリカ西端から東南アジアまで、広大な地域に広がるイスラム圏
これら4つの国の歴史や文化を理解しようとすると、その国だけにとどまらず、周辺諸国のことも、その関わり
の中で知ることができる。つまり、これらを知ることは世界全体の理解につながっていくのである。
これらの国の歴史、文化、宗教、政治、経済など多岐にわたるテーマを読んでいただいた読者には、広い世界の
複雑な政治情勢を読む力がつくと私は確信している。
http://diamond.jp/articles/-/75876
尖閣沖で中国船、棒状や箱状の物体を海中に投入
2015年08月01日 13時14分
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、7月31日午後3時1分頃から午後7時43分頃にかけて、沖縄県石垣市の尖閣諸島・大正島沖の排他的経済水域(EEZ)内で、中国の海洋調査船2隻が棒状や箱状の物体を計11回、海中に投入するのを海上保安庁の巡視船が確認した。
このうち1隻は1日午前5時5分頃、EEZから出た。
また、31日午後1時30分頃、尖閣諸島・久場島沖のEEZ内で、中国海警局の公船1隻が中国漁船1隻に横付けし、数人が乗り込んだ。海上保安庁の巡視船が「漁業に関する管轄権の行使であれば認められない」と警告したところ、中国公船は「中国の管轄海域で中国の漁船に対し、検査をしている」と応答したという。
2015年08月01日 13時14分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150801-OYT1T50060.html
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