http://www.asyura2.com/15/warb15/msg/726.html
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(Mitsubishi issues apology to US POWs used as wartime slave labor: DW English)
http://www.dw.com/en/mitsubishi-issues-apology-to-us-pows-used-as-wartime-slave-labor/a-18594904
第2次世界大戦
三菱は戦時中に奴隷労働者として使用した米国戦争捕虜への謝罪を表明する
日本企業・三菱は第2次世界大戦中に奴隷労働を強いられた米国人戦争捕虜への謝罪を表明した。不正行為を認めたものだが金銭面での賠償はなかった。
謝罪はロサンゼルスのサイモン・ウィーゼンタール・センター寛容博物館が主催した厳かな儀式の中で行われた。
かつての戦争捕虜ジェームズ・マーフィー氏が出席し、罪を認める企業のメッセージを正式に受け取った。米国と日本の国旗のプロジェクター画像を背景にして式は進行した。
三菱の鉱山で奴隷労働者だった同氏は、誠実で悔悟に満ちた謝罪だったと語った。「今日は輝かしい日だ」と、マーフィー氏は語った。「私たちは70年間これを待っていた。」
三菱の名は誰でも知っているが、その戦時中の歴史は恥の源となってきた。現在セメントから電子製品まで製品を幅広く生産するこのコングロマリットは、第2次大戦中に900人程の米国人戦争捕虜を会社で働かせた。戦争中に奴隷労働者として日本企業に使われた米国人捕虜は他にもおり、全て合わせると数千人になる。
5年前、日本政府はさらに対象を広げて、奴隷労働の状態に置かれ働くことを強いられた米国人戦争捕虜全員を謝罪を表明している。三菱が謝罪に踏み切った理由は不明確なままだ。
同社から賠償金の申し出は全くないが、それでもこれは「大きな成果だ」とマーフィー氏は語った。他の企業が後に続けば他の多くの退役軍人たちはそれで終わりにできると、彼は付け加えた。
『ひたすら怖かった』
マーフィー氏はフィリピンで捕虜となってから2年半後に戦争捕虜として日本に船で送られてきた。彼はフィリピンで米陸軍航空隊の無線技師として軍務に就いていた。彼は500人程の他の戦争捕虜と共に花輪に近い鉱山で1年間過ごしたが、その体験は「ひたすら怖かった」と表現した。
マーフィー氏は、三菱製の航空機は米国との戦闘に使用されることを知っていたので、それだけに状況は一層辛かったと語った。
三菱マテリアルの代表は火曜日、ウエストバージニア州ウェルズバーグの小さな博物館を訪問することになっている。この博物館は悪評高いバターン死の行進を生き延びた戦争捕虜−マーフィー氏のような−を記念したものだ。日本軍に敗れた後、数千人の他の米国人・フィリピン人が収容所まで65マイル(105km)の行進の途中で死亡した。
韓国・中国の捕虜たちも同様に奴隷労働を強いられ、他の日本企業からの補償金を求める数多くの訴訟がずっと続いている。
rc/cmk (AP, AFP)
発表 2015年7月20日
関連テーマ フィリピン
キーワード 日本、三菱、戦争捕虜、受刑者、奴隷、奴隷労働、フィリピン、サイモン・ウィーゼンタール
−参考−
日本のユネスコキャンペーンにかつての敵国は動揺している(DW English)(投稿者による和訳)
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(Japon: Mitsubishi demande pardon à James Murphy, prisonnier de guerre: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20150720-japon-mitsubishi-histoire-seconde-guerre-mondiale-prisonniers-excuses/
日本|歴史
発表 2015年7月20日・更新 2015年7月20日10:19
日本:三菱は戦争捕虜ジェームズ・マーフィー氏に謝罪を乞う
記者 RFI
ジェームズ・マーフィー氏(94)は、日本で労働を強いられた米国人捕虜のうちまだ存命の数少ない1人だ。
REUTERS/Mariko Lochridge
第2次世界大戦終結から70年、戦時中に日本の鉱山会社で労働を強いられた元米国人戦争捕虜に企業が初めて謝罪を表明した。まだ存命の数少ない米国人捕虜たちへの遅ればせながらの謝罪。しかし、彼らは生きてきた甲斐があった。戦争中、他の日本の大企業は数千人の米国・欧州人戦争捕虜を日本に連れてきて使用していた。10年程前にやっと数社がその行為を認めた。
三菱マテリアルの役員の1人がロサンゼルスのサイモン・ウィーゼンタール・センターで、ジェームズ・マーフィー氏(94)に悔悟に満ちた謝罪を表明した。同氏は、第2次世界大戦(投稿者による和訳)中にこの日本企業が運営する鉱山で労働を強いられた米国人戦争捕虜のうちまだ存命の数少ない1人だ。
ジェームズ・マーフィー氏はその「誠実で謙虚な」謝罪を受け入れた。「私たちは、三菱が示した好意が今後、米国人戦争捕虜を本人の意に反して使用した他の全ての鉱工業者に広がることを希望する」と、ロサンゼルスで開かれた式典で彼は明言した。三菱マテリアルの代表は、900人近い米国人捕虜を同社運営の鉱山9ヵ所で強制労働させたことを明らかにした。
米国人元戦争捕虜による集団告訴
約12,000人の米国人戦争捕虜が日本の鉱山で労働を強いられたと、RFI東京特約記者フレデリック・シャルルは述べている。そのうち約1,000人は死亡した。約300人の米国・豪州・オランダ人捕虜が同様に奴隷の状態に置かれた。日本の収容所の死亡率は連合国軍側の収容所の7倍だった。
1999年、数百人の米国人元戦争捕虜が川崎・三菱・新日鐵・ミツミ・昭和電工の日本企業5社を集団告訴した。原告によれば、彼らは殴られたり拷問を受けたりと非人道的な扱いを受けた。
現職の日本副首相・麻生太郎氏の一族は2008年に、その同族企業が運営する鉱山で戦争捕虜を強制労働させたことをようやく認めた。
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