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ロシアが正式に認める MH17便はBUK地対空ミサイルで撃墜された ロシアのミサイル製造会社が記者会見で発表
http://www.asyura2.com/15/warb15/msg/718.html
投稿者 ダイナモ 日時 2015 年 7 月 19 日 19:43:54: mY9T/8MdR98ug
 

2015年6月2日、ロシアの一大軍需産業であるAlmaz-Antey社が記者会見を行ない、MH17便はBUK地対空ミサイルで撃墜されたと発表した。Almaz-Antey社はロシア軍のS-300やS-400地対空ミサイルの製造会社である。そしてBUK地対空ミサイルの製造会社でもある。

そのAlmaz-Antey社は、記者会見でBUK地対空ミサイルについて詳細な説明を行ない、MH17便の機体に残された多くの貫通孔を解析した結果からMH17便はBUK地対空ミサイルで撃墜されたと結論づけた。これはこれまでのロシアの公式説明とは相いれない。これまでロシアは、MH17便はSu-25対地攻撃機の搭載する空対空ミサイルで撃墜されたとの見方を強く示唆してきた経緯がある。今回のAlmaz-Antey社の記者会見は、ロシアの1企業が発表するにはあまりにも政治的な影響が大きいことから、ロシア指導層の意向に従って行われたものと考えられる。Almaz-Antey社は、今回の発表に当たって機密扱いであったBUK地対空ミサイルに関する秘密情報を使用することをロシア国防相が許可したと述べている。

ここで大きな疑問がわく。なぜロシア指導層はここにきて従来のSu-25による空対空ミサイルによる攻撃が墜落原因と示唆してきたのに、それと真っ向から矛盾するBUK地対空ミサイル説にくら替えしたのかということである。もともと空中分解した機体の損壊状況を確認すれば、それがSu-25の弾頭が3Kgしかない非力な赤外線追尾型の空対空ミサイルで撃墜されたものでないことは明白であった。それにもかかわらず、これまでロシアがSu-25説にこだわってきた背景には、撃墜事件の真相をできるだけ曖昧模糊としたものしたい。真相究明から遠ざかるように国際世論を誘導したいという強い思惑があったからだと考えざるを得ない。そうでなければ、機体残骸が10数Km四方に散らばっており、明らかにきわめて強力な爆発の威力によって空中分解したことが明白であること。機体に開いた多数の貫通孔から、機体の破壊が榴散弾を詰め込んだBUKミサイル特有の破壊のしかたを示していること。などなど誰が見てもSu-25説とは矛盾する厳然たる物的証拠があるにもかかわらず、ロシアがSu-25説に固執してきたことの説明がつかないからだ。

そのロシアがここに来て方針を転換した背景には、事故発生から1年近くが経過しようとする中、まもなくオランダ安全委員会がまとめた報告書の公表が迫ってきていること。その報告者では、これまで述べてきたように数々の物的証拠から、MH17便がBUK地対空ミサイルで撃墜されたと断定されている可能性がきわめて高いこと。そうした状況でこれまで同様にSu-25説に固執し続けることは、ロシアの国際的信用が失われることになり、ロシアの立場が必要以上に窮地に追いやられることが明らかであること。これがここにきての遅まきながらのロシアの方針転換の理由である。ロシアにとってみればしぶしぶ方針転換を迫られたという他なく、いつまでもウソはつき通せるものではないということだ。

しかし、こうしたことは事件後一ヶ月以内という極めて早期に機体残骸各部とそこに残された貫通孔の画像が多数公開されており、見る目のある第三者が見れば容易に真相を理解することができるレベルの易しい事柄であった。事ここにいたってのロシアのみっともない方針転換はロシアの意図とは相反して、ロシアという国は信用できないという不信感をあらためて全世界に植え付ける結果となった。

Almaz-Antey社の発表内容は次のサイトでスライドとして見ることができる。

http://twower.livejournal.com/1683243.html

Almaz-Antey社は発表の中で、次の重要な3点を述べている。

1.BUKはMH17便の機体前方左上方のごく間近で爆発した。
2.BUKの発射地点は、Zaroshchenskoe村の近くであり、事件当時はウクライナ軍支配地域であった。
3.使われたBUKはBUK M1であり、ウクライナ軍は保有しているが、現在ではロシア軍では使われていない。

ここでこれらの3点を順に詳しく検討していこう。

まず最初のBUKの爆発位置であるが、MH17便の機体前方左上方のごく間近で爆発したという事実は、機体残骸の物的証拠をもとに従来から私が主張していたことと同じであり、このことに関しては異論はない。それよりも今ごろになって誰にでも分かる常識レベルの事実がやっとロシア認めるようになったことに何とも言えないやりきれなさを感じざるを得ない。これまで繰り返してきたデタラメな主張が通じなくなると分かると手のひらを返したように欧米の主張に合わせてきた。ご都合主義も甚だしいし、国際社会をなめ切ったその姿勢には強い憤りを感じる。

2つ目のBUKの発射地点であるが、Almaz-Antey社のいうZaroshchenskoe村は、米国が主張するShizhne村とは直線距離で30Kmほど西に位置している。米国の主張では、BUKはMH17便とほぼ正面から接近したことになる。これに対してAlmaz-Antey社の主張するZaroshchenskoe村はMH17便の真横から接近した形になる。BUKが爆発した際に破片がドーナッツ状にしか広がらず、前方方向には何も飛散しないものであるという前提条件が正しいならば、左エンジンの貫通孔などの存在から、MH17便の真横から接近したと考えるのが妥当である。そして発射地点がZaroshchenskoe村ということに関しては、Almaz-Antey社は事件当時そこはウクライナ軍の支配地域だったとしている。このことについて英ガーディアン紙は、事件当時、Zaroshchenskoe村は前線に近かったが親露派民兵の支配地域だったと書いている(次の記事)。

http://www.theguardian.com/world/2015/jun/02/russian-missile-firm-offers-recreate-mh17-crash

これについてはAlmaz-Antey社の主張に疑問を感じる。もしすでにウクライナ軍が支配していたのなら、そこからBUKを発射すれば噴射煙が親露派民兵たちに丸見えである。しかしながら、これまで親露派民兵がウクライナ軍支配地域からBUKが発射されたときの噴射煙を見たという報告はない。またこの逆に、ウクライナ軍が親露派民兵支配地域からBUKが発射されたときの噴射煙を見たという報告もない。事件当日は一部曇り空だったとはいえ、上空数百mほどは楽に見通せる状況だったと考えられる。これは実に奇妙なことである。本当は30Km離れた別の場所から発射されたというのであれば納得できる話である。

最後に使われたBUKの種類であるが、BUK M1はウクライナ軍が使用しているが、ロシア軍では以前は使われていたが現在は使われていないという。これは部隊配備されていないという意味だろう。これをそのままに解釈すればウクライナ軍がBUKを発射したことになるが事はそうは簡単には収まらない。親露派支配地域にはロシアから多数の重火器や戦闘車両などが持ち込まれていることは誰もが知っている。持ち込まれる兵器には現在では使われなくなった旧式の兵器が多いと考えられ、ロシアの民族主義者たちが闇取引で秘密裏に買い付けて入手し、ウクライナに持ち込んだものである。そういうことは政治・司法・行政の腐敗が蔓延し、汚職や賄賂が生活するうえでの必要条件となっている現代ロシアでは当たり前である。当然その中に現在では使われなくなって倉庫で誇りをかぶっていた旧式のBUK M1が含まれていたとしても驚くことではない。

3月19日付、オランダのニュースサイト rtl nieuws は、MH17便の残骸から回収されたミサイルの調整破片(弾頭に詰め込まれ破壊力を増すための鉄鋼片)の特徴ある形態から、発見された破片はBUKの9M317ミサイルの9N314弾頭のものであり、ロシア軍の使っている現行モデルのBUK M1-2のものである。つまりウクライナ軍の保有するBUK M1のものではないと報道している(次の記事)。

http://www.rtlnieuws.nl/nieuws/binnenland/bewijs-voor-neerhalen-mh17-door-buk-raket
 

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コメント
 
1. 2015年7月19日 20:56:52 : wPAs8CRB32
優秀製品の宣伝なのか

2. 2015年7月19日 22:22:16 : DLvtLwscZY
今度はタイトル記事で釣りかw

3. ダイナモ 2015年7月19日 23:16:05 : mY9T/8MdR98ug : Kr2S1L17Og

かつてウクライナ軍のSu-25がNH17便を撃墜したのが真相だと、ここ阿修羅で盛んにカキコしていた現実が見えていない頭の悪い人たちは、ロシアからはしごを外されてしまったね。

同情するよ。


4. 2015年7月19日 23:17:05 : no31X615y2
-
これはダイナモ君直筆の妄想記事かね?

真相はこうだよ。
撃墜直前にMH17便からパラシュートで飛び降りたとされる特殊部隊5名が操るリモコン操作で、予定コースを大きく外れて誤誘導させられ飛行したMH17便に対し、管制塔からも航路修正を促したがリモコンで操られて操縦不能のまま警告無視状態になってしまったMH17便を、ウクライナ軍戦闘機がスクランブル迎撃と同時にウクライナ軍のBUKシステムも稼働し、戦闘機の機銃掃射とBUKのダメ押し攻撃で撃墜されたが、その状況を証明するボイスレコーダは悪魔の手先に渡ったまま公開されることはない。
BUK地対空ミサイルで撃墜されたことは確かのようだが、これがウクライナ軍保有のBUKである可能性を再確認する内容である。
ロシア政府は事件直後からウクライナ軍のBUKシステムが稼働していたことを指摘しているので、「今頃になって認めた」とは言い難い。それがどこから発射されたかがこれまでの争点だった。それが明らかになったという事だ。
「なぜMH17便が紛争地帯を通過したのか」、「なぜウクライナ戦闘機がMH17便に近づいていたのか」の疑問は当初からロシア政府が指摘している事であり、その説明はまだなく真相は闇の中である。

ダイナモ君は何を勘違いしているのかね?
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5. 母系社会 2015年7月20日 13:07:27 : Xfgr7Fh//h.LU : RtWB5f8PNg

★ダイナモさんよ、いい加減、ウソをつくのはやめろ!

ロシアもドンバスの親ロシア派も、ウクライナ軍のSu-25説とブーク説の両方を提起していた。だから、ロシアのAlmaz-Antey社がブーク説を提起しても、これまでのロシア側の説明との矛盾は無い。整合しているのである。

2014年7月18日、ロシア国防省が、この事件について行った会見では、ウクライナ政府に対して10項目の質問を提示したが、その中には、事件当日のウクライナ空軍飛行隊についての質問だけでなく、ウクライナの防空ブーク部隊についての質問もあった。つまり、ロシア側はウクライナ軍のSu-25説だけでなく、ブーク説の可能性も指摘していたのである。

★下記は、2014年8月11日付の「在日ロシア大使館HP」の「ウクライナ南東部上空におけるマレーシア航空MH17便の墜落事故の状況に関する大使館プレスリリース」で、ウクライナ軍のブーク部隊について触れた2ヵ所の引用である。

<引用開始>

2014年7月上旬、あたかもロシア空軍からの爆撃の可能性があるとし、その撃退のために、この地域のウクライナの防空勢力を強化するために、地対空ミサイル「BUK M1」を装備した部隊が追加配備された。

 このミサイルは、防空常設部隊(ドネツク州アヴデーエフカ市とハリコフ州イジュム市)に装備された。紛争地域におけるウクライナ防空装備の配置を証明する衛星写真は、参謀本部作戦総局長のA.B.カルタポロフ中将が2014年7月21日のブリーフィングで紹介し、ロシア国防省公式サイトに掲載されている。

 ウクライナ防空装備の一部は、フメリニツキー市の修理工場で修理され、軍隊に引き渡されている。このような行動は、通常、装備の開発者としてのロシアの組織の監督下で実施されるものだが、今回は監督を受けずに実施された。これは初めてのケースである。許可されていない部品をウクライナ側が使用したという情報があるが、これは武器の戦術的技術的性質に大きな影響を与えるものである。

 「BUK M1」の個別の砲兵中隊が既存の常設陣地(ザロシンスコエ地区、シャフチョルスク市南方8km)の外に配備された。この中隊の武器が政府軍管理区域のボーイング777機事故付近に移動されたという事実が、衛星観測機でとらえられている。

 防空システムのクルーは、予備役から召集された専門家で構成されていた。砲手隊の整備や、操作規則に則った通常モードでのミサイル調整などは実施されなかった。それは、ウクライナに地対空射撃場がなく、この地域で激しい軍事行為が続いていたことが原因であった。

 ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の義勇軍は、「BUK M1」を装備していない。ウクライナのヤレマ検事総長は、2014年7月17日、義勇軍はウクライナの長距離地対空ミサイルシステムを手に入れてなかったと発表した。

<引用終了>

<引用開始>

 「BUK M1」システムは、高度22km、距離35kmの範囲で空中の標的を射撃することができる。さらに、民間航空機は一定の速度で飛行し、機動していないため、「容易な」標的である。高度10kmの機体は、このようなクラスの地対空ミサイルにとっては最適の標的となる。大きな機体は探知しやすく、最大距離でレーダー探知機で追跡することができる。

 軍事行為を行うことができる、地対空ミサイルシステムの最小限の構成は、最低限4つの装備が含まれる。標的探知(レーダー探知ステーション)、操縦機、ミサイル発射機、装填機である。レーダー探知ステーションからの情報がなければ、標的の射撃は不可能。既存のルールでは、「BUK M1」のクルーの育成には、一般の専門家の場合で6か月、司令官の場合で3年かかる。

 ウクライナ砲兵中隊「BUK M1」の配置、及びミサイル射撃を可能にするレーダー探知機に関する情報を分析すると、ボーイング777の運航ルートは、この地域に配置されたウクライナ防空砲兵中隊(アヴデーエフカ村、イジュム、ザロシンスコエ)であれば射撃できる範囲にあったとの公算が高いことがわかる。

 2014年7月17日、ウクライナ防空管理空域を数機の民間航空機が通過していた。したがって、いずれの航空機も、ウクライナ防空機の戦闘準備の調整・完了のために、「BUK M1」砲手隊によって利用される可能性があった。民間航空機の乗組員は、地対空ミサイルの動きを探知する設備は持ち合わせていない。「BUK M1」システムに属すレーダー探知ステーション「クポル」による無線通信が事故当日、この地域で集中的に実施されていたことが記録されていたが、これはウクライナ防空装備による演習が実施されていたことを示すものである。

<引用終了>

★2014年08月11日:在日ロシア大使館:ウクライナ南東部上空における
マレーシア航空MH17便の墜落事故の状況に関する大使館プレスリリース
http://www.russia-emb.jp/japanese/embassy/news/2014/08/mh17.html

<おまけ>
★2015年05月01日:ドネツク人民共和国:マレーシア機墜落時のウクライナの
地対空ミサイルシステムの配置場所が記された地図を発見
http://jp.sputniknews.com/world/20150501/278876.html


6. ダイナモ 2015年7月20日 14:33:44 : mY9T/8MdR98ug : Kr2S1L17Og

母系社会さん、こんにちは。

ずいぶんお怒りのようですね。まぁここでは興奮しないほうがお体のためです。

ロシアがSu-25だけでなく、BUKについても言及していたことはその通りです。それを踏まえた上でロシア国防省は、MH17便を撃墜したのはSu-25であることをことさら強く示唆する発表を行なっています。そのせいで、ここ阿修羅では頭の少々足りない多くの者たちが、BUK撃墜説ではなくSu-25撃墜説を大量に書き込んでいました。ちょうど参考になる投稿があるのでそのコメントを読んでみてください。

悲劇の地図:マレーシア機残骸はいかに散らばったか  墜落現場と機体残骸の状況はBUK地対空ミサイルによる撃墜を示唆
http://www.asyura2.com/14/warb13/msg/599.html

これは私がMH17便はBUK地対空ミサイルによって撃墜された、ということを2015年8月2日の時点で指摘した投稿です。この指摘に対する「反論コメント」が多数書き込まれていますが、そのほとんどがSu-25撃墜説を唱えています。他の投稿も読んでもらえば分かりますが、どれもSu-25撃墜説がほとんどです。で、私はこの投稿でMH17便を撃墜したのは親露派だとは全く主張していないことに注意してください。あくまでもMH17便を撃墜したのはSu-25ではなく、BUK地対空ミサイルであるとだけ主張しています。それにもかかわらず、Su-25撃墜説を主張していたコメントの実に多いこと。ロシアが米国と戦う正義の味方に見えている人たちにとっては、MH17便がBUKによって撃墜されたということを認めることは、親露派がMH17便を撃墜したことであるとほとんど同義と見なされているのでしょう。

話は変わりますが、今回、私がこの投稿において主眼としたことは、事件発生後まもなく公開された「機体残骸とそれらの散乱状況という物的証拠」の多数の画像を基にすれば、極めて早い段階でMH17便がBUKなどの大型地対空ミサイルによって撃墜されたことが明らかだったにもかかわらず、今ごろになってロシアがSU-25撃墜説を撤回して、BUKによって撃墜されたことを認めるようになったことの政治的道義性の中身です。そのことについては、今回の投稿で書いていますのでここでは繰り返しません。そのことを指摘されるとロシアは最近になってようやく機体残骸の詳細な調査ができるようになったからだと反論するだろうことは容易に推察できます。ですが、事件後早期に機体残骸の各部画像が公開されていることでそうした言い訳は無意味です。

以上です。


7. 2015年7月20日 19:14:43 : nJF6kGWndY

>ロシアの一大軍需産業であるAlmaz-Antey社が記者会見を行ない、MH17便はBUK地対空ミサイルで撃墜されたと発表

大分前のネタだな 


http://russia-insider.com/en/military/mh17-tragedy-almaz-altay-buk-systems-manufacturer-speaks-out/ri7657
BUKミサイルランチャーの一つがウクライナ軍によって制御され、ロシアの衛星画像で示される 

SU 25理論は公にロシア政府によって承認されていないことをもう一度繰り返してみましょう


BUK Manufacturer Almaz-Antey Speaks Out on MH17 Tragedy
Presentation provided by Almaz-Antey debunks SU 25 theory and points to MH17 having been shot down by a Ukrainian controlled BUK missile launched from Zaroschshenskoe.

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The theory that one of the BUK missile launchers controlled by the Ukrainian military and shown by the Russian satellite imagery shot down MH17 has now received strong public endorsement as a result of a presentation made today (2nd June 2015) by the BUK missile system’s manufacturer Almaz-Antey.

The presentation was made in connection with Almaz-Antey’s case in the European Court of Justice to have the sanctions imposed upon it lifted. The same findings presumably will also be made available to the two official inquiries investigating the MH17 tragedy.

Almaz-Antey’s presentation incidentally shows that the engineers’ report previously published by the Russian newspaper Novaya Gazeta, which I discussed previously (see Russian Report Points to Ukrainian BUK Missile as Responsible for MH17 Tragedy, Russia Insider, 8th May 2015) was prepared for or by Almaz-Antey.

The Almaz-Antey presentation confirms MH17 was shot down by a BUK missile, burying once and for all the SU 25 theory, about which regular readers of Russia Insider will know I have always been skeptical.

As regular readers of Russia Insider will also know, I have always vigorously opposed what I have always insisted was the false binary: SU 25 = Ukrainians / BUK missile = militia.

As to that, let me repeat again that contrary to various claims, the SU 25 theory has never been publicly endorsed by the Russian government.

On the strength of a technical study of the aircraft damage Almaz-Antey claims MH17 was shot down by a BUK missile of a type not made in Russia since 1999.

Almaz-Antey claims the BUK was launched from near the settlement of Zaroschshenskoe, which is in the area where the Russian satellite imagery show a Ukrainian BUK missile launcher present on the day of the tragedy.

Almaz-Antey rules out on technical grounds any possibility of MH17 having been shot down by a BUK missile launched from Snizhnoe, which is the theory favoured by those who say MH17 was shot down by the militia.

As the BUK missile system’s manufacturer Almaz-Antey’s opinions carry particular weight and this is by some distance the most authoritative discussion of the cause of the tragedy we have seen to date.

Almaz-Antey’s evidence is what lawyers call “opinion evidence”. However it is the opinion evidence of an expert, in this case of the manufacturer of the system in question, produced moreover for use in a court case. As the BUK missile system’s manufacturer Almaz-Antey must be considered the best qualified experts in this field. In most legal proceedings involving a BUK missile their opinion would be considered conclusive.

Perhaps in anticipation of Almaz-Antey’s presentation, the British Bellingcat blog, which has been amongst the most fervid proponents of the theory that MH17 was shot down from Snizhnoe by a BUK missile provided to the militia by the Russians, has published its own report that seeks to cast doubt on the Russian satellite imagery.

In my first discussion of MH17 published by Russia Insider (see MH17: The Facts and the Cover-Up, Russia Insider, 3rd December 2014) I said the Russia satellite imagery had to be treated as among the evidence that is completely reliable. I said that though the Ukrainians had tried to dispute the evidence they had done so in such an unconvincing way that it effectively confirmed its truth.

Significantly the US, which is in a position to know one way or the other (Almaz-Antey has confirmed US satellites were over the area on the day of the tragedy), has never publicly challenged the Russian satellite imagery.

Nor has the BND, the German intelligence agency, which has however (according to reports) privately informed the German parliament and government that some of the photographs produced by the Ukrainians were fakes.

I have not discussed Bellingcat in my previous discussions because I do not fully understand what they are about.

So far as I can tell they appear to be undertaking their own investigation of the MH17 tragedy in parallel with the two official ones.

As there are two official investigations of the tragedy underway, both working under a Security Council mandate whose conduct Bellingcat (unlike me) completely endorses, I do not understand the point of this.

Amateur investigations of a crime or tragedy, conducted simultaneously with an official investigation, are the bane of a professional investigator’s life.


More often than not they throw up false leads, which the professional investigator then has to waste precious time and resources investigating.

By publicising false theories to potential witnesses they also risk contaminating the evidence pool, making the conduct of the official investigation much harder.

This is because, almost by definition, amateur investigators seek to prove true whatever theory they have adopted. Inevitably this causes them to shape the facts to suit their theory.

Bellingcat’s report on the Russian satellite imagery is a case in point.

Given the vested interest Bellingcat has in this matter as one of the chief proponents of the Snizhnoe theory, it is strongly motivated to find reasons to debunk the Russian satellite imagery, given that in conjunction with Almaz-Antey presentation the Russian satellite imagery is potentially fatal to the Snizhnoe theory. That all but guarantees that any report Bellingcat produces is going to find reasons to question the Russian satellite images.

Sure enough, that is precisely what has happened. Equally predictably, Russian sources are already finding grounds to ridicule Bellingcat’s report.

The one point I would make about Bellingcat’s report is that it is based on the misunderstanding that it is the images themselves rather than what they show that is the evidence in this case.

Much of the report looks like an effort to prove that the Russian satellites images were made earlier than the dates the Russians say the Ukrainian BUK missile launchers were present in the locations shown in the images. This is based on comparisons of certain topographical features that appear in the images with earlier images of the same locations obtained from Google Earth.

The Russian satellite images were not however produced to show the topographical features about which Bellingcat writes so much about. Nor were they produced as evidence to the two official inquiries or in a court case, who would doubtless want to see the raw data, which in this case would be the images in their original form.

The Russian satellite images were produced at a press conference to show the location of the Ukrainian BUK missile launchers the Ukrainians denied were there. It is the Russian military who say the BUK missile launchers were there on the day MH17 was shot down. It is the provenance with the Russian military of the images and the claim about the date that lends them both weight.

There would be nothing surprising or sinister in the Russian military, for the purpose of a press conference, retouching images with the help of earlier images to make the images look clearer, and there is no reason to think there is anything more to it than that.

The Almaz-Antey presentation now brings us a significant step closer to the truth.

We can now definitely say that MH17 was shot down by a BUK missile.

As to Almaz-Antey’s claims that it was of a type no longer made in Russia and that it was launched from an area where Russian satellite imagery show a Ukrainian BUK missile launcher was present, it is open for those who disagree to show why this is wrong.

Given Almaz-Antey’s particular expert knowledge of the BUK missile system as its manufacturer, on the question of the precise type of BUK missile that was used and the point of its launch, that looks like a hard task for anyone to do. Any challenge to Almaz-Antey’s claims on these questions would have to be of at least similar technical competence to be convincing, even if it did not have to be fully equal to it.

I note Almaz-Antey’s offering help with physical tests and simulations. I will be interested to see if anyone takes up this offer.

Since Almaz-Antey is only capable of providing expert evidence, quite properly it refuses to speculate about who was operating the launcher that launched the BUK missile, which it says was located at Zaroschshenskoe.

It is the Russian military — not Almaz-Antey — that identifies this BUK missile launcher as Ukrainian.

I restate my longstanding view that it is only through interviews of all of the military personnel involved — on both sides — and through an examination of the relevant unit log books, that the full truth of what happened will finally be established.

I note with interest — on the strength of certain comments made by one of Russia’s Deputy Defence Ministers — that the Russian Defence Ministry appears to be of the same view.


8. 母系社会 2015年7月20日 19:37:57 : Xfgr7Fh//h.LU : igkkaqBU16
>>6. ダイナモさん

★たとえば、山の中とかで死体が発見され、犯罪の可能性がある時、警察は、さしあたり、自殺と殺人=犯罪の両面から捜査をするハズ。

捜査を進めてゆく過程で、殺人=犯罪の可能性が高まり、いくつかの証拠から被疑者が特定されれば、警察はマスゴミに、誰それを重要参考人として行方を捜している等の発表を行う。

だから、敢えて言うまでもないことだが、初期には複数の可能性を指摘し、その後の過程で捜査が、どちらか一つの可能性に絞られてゆくのは、どこの国の警察もする通常の捜査である。

★ところが自らを省みて、自分は<ロシア=野蛮人=嘘つき>という先入観=色メガネで、この事態を見ているということ確識=自覚しないが故に、そうした自己の先入観を常に疑い、検証する作業=自問自答をしない人、つまり、<反ロシアカルト>に取り込まれた人は、ロシア側の主張は何でもプロパガンダ、何でもウソと思い込む。

そのような<反ロシアカルト>に取り込まれた人は、ロシアは、どこの国の警察も行っている通常の捜査の手法で、この事件の解明作業をしている可能性を、全く無視して、何でも悪意に解釈してしまう。

★もちろん、誰でも何らかの先入観を持っており、そうした色メガネを通して世間を見ている。というか、正確に言えば、何らかの先入観=色メガネ(=パラダイム)を通して見ないと、人間は認識することができない。

だから、何らかの先入観=色メガネを通して事態を見ること自体は仕方がない。だから、人間の理性=知性には限界がある。しかし、だからこそ、我々人間は自分自身の確信も、常に疑うべきなのである。

★★両側の兵士に、ウクライナの真の敵はウクライナの新興財閥で、戦争は馬鹿げていると呼びかけたりしていた親ロシア派義勇軍「プリズラーク旅団」司令官アレクセイ・モズゴボイ(Alexei Mozgovoi )は、今年の5月23日に、キエフ政府の暗殺部隊に待ち伏せ攻撃され、殺害されてしまったが、彼は親ロシア派側も必ずしも正直ではないと言っていた。つまり、両方とも、プロパガンダをしているわけだが、私見では、はるかにキエフ側=欧米側の方が悪質なプロパガンダをしている。

おそらく、親ロシア派も事実上、ロシアからの武器援助(格安で払い下げとか?)受けていることを指していたと思うのだが、今回の内戦には、朝鮮戦争の時の中国軍のように、正規部隊が丸ごと軍事介入しているわけではないし、有名なスペインの国際旅団にも、旧ソ連は武器援助していた。それで、国際旅団には航空部隊まであったのだが、あのスペインの国際旅団が義勇軍であることを否定する人はいない。

ロシア軍のロシアでの駐屯地は、全て公表されている。だから、ロシアの正規軍が部隊ごと軍事介入していると言うなら、検証できるように介入している部隊名と、ドンバスでの駐屯地を公表すべきである。親ロシア派の支配地域は、キエフ側のマスゴミも自由に取材できる状態なので、直ぐに介入部隊の駐屯地が報道できるはずである。

アレクセイ・モズゴボイ:キエフ軍側とドンバスの親ロシア派の両方に、
殺し合うのは止めて、真の敵である新興財閥と戦うように呼びかけたビデオ
[eng subs] Alexei Mozgovoi's appeal to soldiers on the both sides
of the Civil War
http://www.liveleak.com/view?i=628_1422569620#Dzm5YsQUgBoPXejV.99

「大佐に憧れる男のロシアなひととき」
アレクセイ・モズゴボイの追悼記事
http://subv72ud80.militaryblog.jp/c34967.html


9. ダイナモ 2015年7月20日 19:59:27 : mY9T/8MdR98ug : Kr2S1L17Og

母系社会さん。

>★たとえば、山の中とかで死体が発見され、犯罪の可能性がある時、警察は、さしあたり、自殺と殺人=犯罪の両面から捜査をするハズ。

犯罪捜査で決定的に重要となるのが「物的証拠」です。

以上。


10. ダイナモ 2015年7月20日 20:12:52 : mY9T/8MdR98ug : Kr2S1L17Og

>>09

以下に訂正します。

警察による捜査で決定的に重要となるのが「物的証拠」です。

以上


11. 2015年7月20日 23:35:46 : PZD6a2j3lc
物的証拠ですキリッだってさwwww


今度は言葉のアヤで釣り針かよw
母系さんも噛んで含めるように教えてあげても、当人が都合の悪いところは耳にも目にも入れないの強情一点張りで、初めから結論ありきで自論を勝ち誇りたいだけなので、馬の耳に念仏、豚に真珠、猫に小判だ。


12. 2015年7月21日 00:35:50 : wPAs8CRB32
>>11
それはそのまんま戦後欧州の奴隷化ゴイム批判じゃないですか
(役人とか新聞記者とかでも多い、脳が停止した後の状態)

13. 2015年7月21日 02:35:55 : nXU6RiYjM2
イラン合意の本当の理由

Paul Craig Roberts

オバマは、イランとの核協議合意ゆえに、平和の人として称賛されている。オバマは更に進んで、アメリカ-ロシア関係を修復し、ウクライナの難局を終わらせるのではないかという人々もいる。

もしそうなら、彼は、ビクトリア・ヌーランド国務次官補や、統合参謀本部副議長に任命した、ポール・セルバ空軍大将や、統合参謀本部議長に任命したジョセフ・ダンフォード海兵隊総司令官や、デボラ・リー・ジェームズ空軍長官にはそう言っていない。

先日、ウクライナのTVで、ビクトリア・ヌーランドは、もしロシアが“その義務を果たさなければ”これはつまり、歴史的にロシアの州だったクリミアを含めて、ウクライナ全土をワシントンに引き渡せということだが、“我々はロシアに更なる圧力をかける用意がある”と述べた。 先週、オバマが軍のトップに任命した二人が、アメリカ上院で、ロシアは、アメリカにとって主要な脅威、“生存上の脅威”だとまで語った。ここまでの水準の戦争言辞が行われているのだから、オバマは明らかに、ワシントンが、ロシアとの間に生み出した緊張を緩和する意図は皆無だ。

前回のコラムで、ワシントンは、イランに濡れ衣を着せるだけで、いつでも新たな経済制裁を行えるので、イランとの協定にはたいした意味がないと私は書いた。たとえリンジー・グラハムやジョン・マケインがそれを知らないふりをしても、オバマは知っている。

アメリカとその代理人連中は、地球上の広大な部分で、人々の殺戮を継続している。明らかに、オバマは平和の人ではなく、彼がそういうことをするのを許しているヨーロッパ諸国も国連も平和の組織ではない。すると、核拡散防止条約で認められている核エネルギーの権利を主張していたというだけの理由で長年、イランを猛烈に悪魔化した後で、イランと合意した理由は一体何だろう?

売女マスコミの洗脳から抜け出すことさえできれば、三つの大きな理由をすぐに思いつけるはずだ。一つは、ネオコンが脅威だと感じるものが“イスラム・テロリスト”から、ロシアと中国に変わったのだ。イスラム・テロリストとは違って、ロシアも中国も、ワシントンの単独覇権主義にたいする制約だ。ソ連崩壊以来、ワシントンは、単独覇権として、世界で、何の邪魔もされず、自らの好きなようにするのに慣れてしまっている。プーチンの下でのロシア勢力勃興や、新政策下での中国勢力の勃興が、ワシントンの単独覇権という特権を破壊してしまった。ワシントンは特権を取り戻したいのだ。

ワシントンは、経済的、あるいは、軍事的に良い状態にはない。ノーベル賞経済学者ジョセフ・スティグリッツと、ハーバード大学の財政専門家リンダ・ビルマスによれば、ワシントンは、14年間続いている中東での戦争で、少なくとも、6兆ドルを浪費した。途方もない経費にもかかわらず、ワシントンは敗北し、今やワシントン’の失敗から生まれ、イラクの一部とシリアの一部から新たな国を作りつつある新組織「イスラム国」と直面している。

途方もない傲慢さにもかかわらず、アメリカが、ロシア、中国、イランと、「イスラム国と、同時に戦うことはできないことをワシントンは理解したのだ。この認識が、イランとの核協議合意理由の一つだ。これによって、イランを敵ではなくせるのだ。

合意の二つ目の理由は、イランが「イスラム国」に反対している為、対「イスラム国」用にアメリカの代理として利用可能で、ワシントンはロシアと中国との紛争に専念できるのだ。

ワシントンがイランと合意した三つ目の理由は、ヨーロッパが、エネルギーをロシアに依存していることへのワシントンの懸念だ。この依存関係は、ワシントンの対ロシア経済制裁や、NATOの対ロシアの軍事的動きに、EUが同調するのに矛盾する。ワシントンは、この依存関係を終わらせたいと考えており、金があれば、イランをヨーロッパへの天然ガスと石油供給国にすることができると期待しているのだ。

私の説明は、現実主義に基づくものであり、皮肉な考えによるものではない。イランとの合意は、自分達がでっち上げた、イランとイスラムの脅威が、ロシアと中国に対して使うべき時間や、エネルギーや、資源を食いつぶしていることに、ワシントンが遅ればせながらも気がついたことを意味している。しかも、アメリカが、一体どれが最重要なのか判断するのも困難なほど多くの脅威が存在しているのだ。

ギリシャを破壊しなければならなかった理由の一つは、トルコに入るロシア・ パイプラインから、ロシアの天然ガスがヨーロッパに入るのを阻止することだった。

ワシントンは、ウクライナ駐留アメリカ軍に、分離州をいかにして制圧するか、ウクライナ軍を訓練させており、ウクライナ傀儡政権は、ミンスク合意に順守する様な措置を全く講じていない。ウクライナ-ロシア関係において和平はありえないと、ワシントンが意図しているのは明白だ。


14. 2015年7月21日 02:47:49 : ZZRN8DfbzY
「存在しない大量破壊兵器」を口実に中東侵略テロ戦争を主導した米国。

現在の標的は世界ドル詐欺覇権維持にとっての障害中国とロシア。

ロシア侵略テロ戦争を引き起こすための口実捏造と世論誘導。

サケ・マス不漁報道の後のロシアによる日本船員拘束報道は

明らかに意図的な印象操作をナチスCIA洗脳報道局NHKが

大々的に執り行っている現状投稿者のお里が知れるというもの。


15. 母系社会 2015年7月21日 12:07:50 : Xfgr7Fh//h.LU : A7mBxWBqaM
>>10.ダイナモさん

>警察による捜査で決定的に重要となるのが「物的証拠」です。

その通り。

それで、この「物的証拠」なるものの件だが・・・

>機体残骸が10数Km四方に散らばっており、明らかにきわめて強力な爆発の
>威力によって空中分解したことが明白であること。機体に開いた多数の
>貫通孔から、機体の破壊が榴散弾を詰め込んだBUKミサイル特有の破壊の
>しかたを示していること。などなど誰が見てもSu-25説とは矛盾する厳然
>たる物的証拠があるにもかかわらず、ロシアがSu-25説に固執してきたこと
>の説明がつかないからだ。

というように、この記事は「誰が見てもSUー25説とは矛盾する厳然たる物的証拠がある」と、ほぼ断定と言っても良い表現をしているが、この記事を書いた人は、@航空機事故の専門家か、あるいは、ミサイルなどのA武器の専門家なのだろうが、そうであるなら、専門家の一人の意見として、それなりに傾聴する。
(ただし、専門家の意見だからと言って同意するわけでない。あくまでも参考)

というわけでまずは、この記事を書いた者は、@の専門家なのだろうか?、Aの専門家なのだろうか?

もし、私と同じ素人なら、現段階では「ブークである蓋然性が高い」程度の表現にすべきだ。

また、SUー25の30ミリ機関砲と対空ミサイルのダブルで攻撃した場合でも、稀に残骸が10数Km四方に散らばる事態が起こることもあり得るのではないだろうか?絶対に残骸が10数Km四方に散らばる事態は起きないとは言い切れないのではないか?

というのは、10数Km四方に散らばっていたと言っても、機体が空中で粉々になって10数Km四方に部品などが、ほぼ均等に散らばった場合もあれば、大部分は一か所に落ちたが、機体の一部が10数Km四方に疎らに散らばっている場合もあるだろう。どちらだかわからない。

また、20ミリ機関砲でも人体に命中した場合、胴体を真っ二つにするほど威力があるというのだ。そして、20ミリでも中に火薬があり、当たると爆発する榴弾タイプの弾があるので、SUー25の30ミリなら、榴弾タイプの弾があるはず。

この榴弾タイプだと、一つ一つの弾丸は小型手榴弾のようなもの。これが全部で250発もあるので、機体のどこか一か所に集中したら、その部分は粉々になり、早めに飛行機本体から、脱落する可能性があると思う。

SUー25の場合、10数Km四方に、ほぼ均等に散らばるケースは無いとしても、機体の一部が10数Km四方に疎らに散らばっている場合なら、あり得るのではないか?

対地攻撃機であるSUー25の30ミリ機関砲弾は、戦車の車体や砲塔上部などの装甲が薄い部分に命中すれば、戦車でも破壊できる。旅客機なら、簡単に部分的な粉砕ぐらいはできるはずで、この10数Km四方に散らばったという件で、SUー25説を否定することは出来ないのではないか?

しかし、ブークの弾頭の破片が見つかったという話もある。もし、本当ならSUー25説は消えるのだが、とにかく、われわれはアジアの片隅に居て、断片的情報で判断しているだけなので、日本の専門家でさえも、現時点で原因を断定する資格など無いだろう。

★★Almaz-Antey社のコメントは、ブーク説に同意するというロシア側の「サイン」なのかもしれないが、とにかく、現時点ではロシア側の正式なコメントは、昨年のロシアの国防省の発表だけのはず。

Almaz-Antey社のコメントを、ロシアの国防省が追認していない以上、ロシア側も正式にブーク説に同意したわけでなく、とにかく、まだロシアは正式にはSUー25か、ブークか、どちらか特定していない。

だから、今後の成り行き次第で、ロシアの国防省はAlmaz-Antey社のコメントなど無かったかのように全く無視して、最終的にSUー25説を採用することもできる状態ということ。

★★キエフ側が、自らマイダンで味方約100名を射殺しながら、射殺したのは親ロシア派と宣伝したり、オデッサでの親ロシア派大虐殺も、親ロシア派の責任にしたりと、背後で、ロシア民族を貶める巨大な、西側の謀略システムが作動している。

だから、秋の正式発表も信用できないが、とにかく、この正式発表と、各国の正式な反応、それに様々な専門家の意見を聞いてみないと判断できない。

★★現時点で、断片的な情報に基づき、あれこれ断定するのは身の程知らずと言うべきだろう。


16. 2015年7月21日 13:06:26 : EAkIk2fULU
ロシア政府の公式発表でもないようだし、今回もダイナモ君の勇み足だったようだね。

逆にダイナモ君は米国政府からハシゴ外されないように気をつけないとね。


17. ダイナモ 2015年7月21日 19:36:06 : mY9T/8MdR98ug : Kr2S1L17Og
>>15

まぁ、ロシアがBUKで撃墜されたと正式に認めることはしないと思いますよ。今回のミサイル製造会社による記者会見がその代わりです。だってそうでしょ。今までSu-25の機関砲説、Su-25の空対空ミサイル説、BUK地対空ミサイル説。この三つを並べて主張していたのですから。しかも2014年8月中旬には「マレーシア機の機首部分の大穴といった破損状況は戦闘機による攻撃の可能性が高い」という声明文を各国メディアに送付までしているのですから。

そのロシア政府に代わって行われたミサイル製造会社の記者会見には、2つの重大なウソが含まれていました。

1つ目は、BUKが爆発した際に、詰め込まれていた破片はドーナッツ状に飛散するだけで、前方方向には飛散しないというウソ。

2つ目は、発射後いったんBUKの軌道が安定して以降、BUKは「必ず直進」して目標を破壊するというウソ。

なぜこのウソをつく必要があったかというと、BUKの発射地点がウクライナ軍の支配地域だった、ということを主張するためには、どうしてもこの2つのウソが必要だったからです。

ここでは詳しいことは省略しますが、興味があったら調べてみてください。

ではでは。


18. 2015年7月21日 21:59:01 : viBMMOcsfY
この記事、産経や読売なら飛び上がって喜んで記事にしそうなものだが、そんな記事は全く見かけないな。

さて。


19. 2015年7月21日 23:06:48 : LwB1tHnmbI
これに対するロシア政府としての強い反論はないので、国際社会の常識として親ロシア派(と言う名のロシア兵)が誤認か操作ミスでマレーシア機を撃墜したことになる。

いわゆる西側が冷戦終結時の約束を破って旧ワルシャワ条約機構加盟国やコメコン加盟国に進出していった事が、今回のウクライナ問題の根底にあるが、かといって、民間機を如何なる理由でも撃墜した事実は許されるものではない。


20. 2015年7月22日 00:51:16 : 4hfBfRW2vY
投稿者 ダイナモ さん ホッカホカのスプートニク日本 です。

偏っているように思われるアメリカンサイドのダイナモ氏の投稿内容はまさにここで書かれているようなプロパガンダパターンのそっくりさん。

左右を良く見て客観的に判断するように努めましょう。

バイアスがかかり過ぎのように思われるので持っておられるデーターの出典を時系列で整理されては如何でしょうかね。

失礼ながらものすごく頑固なだけが取り柄なんでしょうか。

微妙なニュアンスまで分かる位ロシア語が非常に堪能でないとこの種類のネタの真偽の判断は難しいと思いますよ。

ご存知のとおり英語や米語では意味が違うし日本語と同じで中途半端な表現も一杯あるのは世界の常識でしょう。

ところでこのスプートニク日本の記事は上手く纏められているように思います。

投稿者 ダイナモ 氏さんはもしかして ナマズ味の鰻? で世界的に有名? になったへそ曲がりの某大学関係者のお方なんでしょうか。

評判を落とすだけだと元祖 鰻味のナマズ 開発者の先生やグループの皆さんが苦労しておられるのにお泣きになりますよ。

元祖 クロマグロの完全養殖 でも世界的に有名になっているのに足を引っ張るだけだとモッタイナイ。

低学歴縁故情実の裏口入学ばかりではないのかとまで噂されているような過去の遺物で古の残り粕がまだご現在でご活躍なら単純に大学の評判を下げるだけではないでしょうか。

推薦があれば答案用紙に名前を書くだけでもよかったらしいという悪い噂までありました。

某大学は今では世界的にも有名になって偏差値も上がり志願者も多くなって順調にランクを上げておられるのに大変モッタイナイですね。

多くの実績を上げておられるのだから世界に誇れるような大学にしましょう。

学校法人としての運営上も大変な損になると思いますので再度大変にモッタイナイモッタイナイ。

マレーシア航空機MH17便墜落から1年
c REUTERS/ Maxim Zmeyev
政治
2015年07月17日 21:11(アップデート 2015年07月17日 22:00)
http://jp.sputniknews.com/politics/20150717/593951.html

アムステルダムからクアラルンプールに向かっていたマレーシア航空機ボーイング777MH17便が、ウクライナのドンバス地方に墜落した悲劇から、今日17日でちょうど1年が過ぎた。この事故では、乗客乗員298人すべてが亡くなった。
悲劇が起きて直ぐ、ウクライナ東部で対立する双方は、事故の責任をめぐり、互いを非難した。
世界中の主要な政治家のすべてが、事故原因の詳しい調査を求めた。
今も、この事件に関する国際法廷を作るべきか否かで討議がなされている。
この一年、調査は本質的には進展しなかった。
ブラックボックスのデータは、現在に至るまで公開されておらず、事故原因についての公式的な結論も出されていない。
又国際法廷が誰を非難するのか、容疑者が誰なのかも発表されていない。

昨年夏、悲劇の現場では、激しい戦闘が続いていた。
ウクライナ軍は、ドンバスの義勇軍をロシアとの国境から駆逐しようと試みていた。
その際、ウクライナ軍は、.ロケットランチャーや大砲、大型装甲自動車、航空機などを用いていた。
又ドンバス上空は、ウクライナ空軍の管理下にあった。
多くの乗客の命を預かるマレー機は、危険な区域から50キロ離れ、もっと上空を飛ばねばならなかった。
しかし飛行管制官は、なぜかマレー機の高度を下げ、コースから3度、距離で言えばほぼ50キロ、ルートを逸脱させた。
その結果、マレー機は、キエフ当局が事件の5日前に宣言した飛行禁止ゾーンに入ってしまった。

マレー機墜落後、キエフ当局は、例によって義勇軍を非難し「マレー機は、彼らがロシアから受け取った(そのようにキエフ当局が考える)地対空ミサイル・システム『ブーク』によって撃墜されたのだ」と主張した。
一方ロシア政府は、そうした主張を退け、又ドンバスの義勇軍は「自分達には『ブーク』などないばかりか、それを扱える戦闘員もいない」と説明した。

悲劇が起きてから最初の数ヶ月は、全くそのとおりだと思わせるものから完全に現実とは違っていると思えるものまで、非常にたくさんの説が出された。
そうした中で、国際航空委員会の専門家達は、事故現場に急ごうとはせず、誰も墜落したマレー機の破片を集めようとしなかった。
ドネツク人民共和国指導部は、国際社会の側からの事故調査への関心が低いことをずっと指摘し続けてきた。

オランダ安全保障会議が、マレー機墜落の状況に関するオランダの捜査官の報告書案を、調査参加国の代表者に渡したのは先月6月2日のことだった。
そうした国々の意見を検討した後、報告書は、10月に公表される予定だ。
しかしすでに今月、そこに含まれている情報や結論については、広く知れ渡っている。
CNNテレビが匿名の消息筋の話として伝えたところでは、報告書の主な結論は、犯人はドネツク人民共和国の義勇兵で、彼らが地対空ミサイルで撃墜したというもので、人民共和国と、紛争ゾーン上空の飛行を続けたマレーシア航空機に責任があるとしている。

ジャーナリスト達が、そうした情報を進んで公表したことは、何も驚くべきことではない。なぜなら彼らにとって、多くの人たちが知らない事実の数々を手にすることは、プロとしての目的だからだ。
ただ別の問いが生まれる「誰が、そして肝心なことは何のために、これまで関係者だけしかアクセスを許されなかったような情報を流したのか?」という疑問だ。

航空安全問題の専門家で、以前国際航空委員会のメンバーだったワレンチン・ドゥヂン氏は
「あれやこれやの『極秘情報』がジャーナリストに漏らされるのは、圧倒的多数の場合、何らかの明確な目的を持ってなされる。
そうした中でも、最も多いのが、委員会が下そうと考えているあれやこれやの結論に対し 世論を前もって用意させる、慣れさせるためだ。
恐らく、マレー機墜落事故の原因究明についての情報が開示される場合もまさにそうなっているようだ」
と指摘している。

また政治心理学の専門家エフゲニイ・フロロフ氏は「必要な世論形成に向けた政治的注文による情報の.拡散がある」と捉え、次のような考え方を示した―

「マスコミへの『情報漏えい』は、
第一に、それを最も幅広く拡散させたいと期待する場合、そして
第2に、それがたとえ全くのウソであっても、拡散される情報へ最も多くの信頼を集めたいと望む時、組織される。
そうした例は少なくない。
最も典型的な例が、イラクだ。
イラクのサダム・フセイン政権が大量破壊兵器を保有していると人々を納得させようと試みた例だ。
結果は、ご存知のとおり、米国及び英国軍によるイラク侵攻である。
サダム・フセイン体制は打倒され、国内では血で血を洗う内戦が始まった。
それは、現在も続いている。
しかしイラクでは化学兵器も細菌兵器も核兵器も見つからなかった。
最終的に、米国と反イラク連合国も、その事実を公式に認めることを余儀なくされた。」

目的は、必ずしも手段を正当化しない。
しかし目的が、ウクライナ上空で撃墜された民間航空機事件の権威ある客観的で公正な調査であり、真にその事件に責任のある人々を特定することにあるのであれば、何のために、又なぜそうした方法をとるのだろうか?

************************************

ロシア、MH17機の捜査に関する決議案を安保理に提出
c AP Photo/ Richard Drew, File
政治
2015年07月21日 14:29短縮 URL
http://jp.sputniknews.com/politics/20150721/613544.html

ロシアは国連安保理に対し、2014年ウクライナで発生したボーイング機の事故の捜査に関する決議案を提出した。
ロシアのチュルキン国連大使が発表した。

先にマレーシアは事故の捜査を担う法廷の開設を求める決議案を安保理に提出している。

先にラヴロフ外相が述べたところでは、事故は刑事犯罪の結果として起きたのであり、マレーシアの決議案が想定しているような国際平和や安全に対する脅威ではない。
ラヴロフ外相によれば、国連安保理は航空機の墜落事故に関して法廷を開いたことはない。

一方、会議を終えたチュルキン大使は、マレーシア航空のボーイング機に関する安保理会議に満足している旨述べた。
チュルキン氏によれば、会合ではロシアの決議案が討議され、捜査を行うための現実的な一歩を踏み出す熱意が感じられたという。

法廷の拙速な開設という考えは今や克服され、落ち着いた、かつ入念な作業を開始できる、とチュルキン氏。

************************************

ご存知のとおりウクライナにチェルノブイリがありますので一刻も早く戦争を止めましょう。。

地球で一番放射線濃度の高い5つの場所
c Flickr/ Joel Penner
社会
2015年07月21日 21:31(アップデート 2015年07月21日 21:34)
http://jp.sputniknews.com/life/20150721/617458.html

原子力発電所は言うまでもなく、地球で最も有用なもののひとつである。
しかし、原発のような強力なものが、ほんの小さな過ちにより、考案者の意図に反するものに、易々と変化してしまう。

核の平和利用が大惨事を迎えてしまう多くのケースがあるということは、歴史の示す通りである。

福島原発の事故がその好例だ。
セミパラチンスク核実験場(カザフスタン)
マヤク核施設(ロシア)
ハンフォード核施設(米国)
チェルノブイリ(ウクライナ)


21. 2015年7月22日 02:13:33 : n9wX432XWc
航空機はミサイル(もちろんNATOウクライナ軍所有そして使用)と戦闘機(もちろんNATO
ウクライナ軍所有そして使用)の両建てによる撃墜を計画実行(もちろんNATO・米英イスラエ
ル・サウジアラビア陣営)
地上に用意された別の航空機の破壊残骸とクライシスアクターらによる捏造写真や映像(もちろん
NATO・米英イスラエル・サウジアラビア陣営)はその撃墜テロを親ロシア派の誤爆として国際
的非難の責任追及とその後原因調査が行われる以前のアメリカ決めうちのロシア制裁へと繋げる為
地上での爆発炎上の映像は当然親ロシア派を嵌めこむために必要な準備作業であった筈
実際に航路を飛んでいたのが消息を絶った民間航空機なのかそして本当に撃墜があったのかどうか
すら疑わしい偽旗テロ事件である

22. 2015年7月22日 10:37:05 : FbqCd7Hygg
さすがにSu-25撃墜説は無理がありすぎた。
少しでも軍事知識があれば、それがDis Informationだと最初からわかる。

23. 2015年7月22日 11:38:11 : xPQrro3Nu6
★新説; マレーシア航空MH17便は、イスラエル製の地対空ミサイルで撃墜されたか!?

Israeli-Made Air-To-Air Missile May Have Downed MH17 – Report
http://www.globalresearch.ca/israeli-made-air-to-air-missile-may-have-downed-mh17-report/5463031


24. 2015年7月23日 19:36:06 : zDwUDeR6UA
ダイナモが、何ゆえにここまでアンチ・ロシアに執着するのかに興味があるなぁ。

25. 夏も爽席 2015年7月24日 09:56:37 : YlJzBCjjO2yEw : CXeCw9fFGM
>ダイナモが、何ゆえにここまでアンチ・ロシアに執着するのかに興味があるなぁ。

私も疑問だったんだが
誰かが
ダイナモ=4トロ派(第4インター)だと
示唆してくれたんで
ハハ〜ンとなった
詳しくはネットで調べてみてください


26. 2015年7月26日 10:13:35 : FbqCd7Hygg
さすがにSu-25撃墜説は無理がありすぎた。
少しでも軍事知識があれば、それがDis Informationだと最初からわかる。

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