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ミサイル“恫喝外交”で同調!? 「ロシア・北朝鮮連合軍」が引き起こす 第三次世界大戦の最悪のシナリオ(1)
http://wjn.jp/article/detail/1433787/
週刊実話 2015年7月16日 特大号
「この夏に、ロシアあるいは北朝鮮が日米にミサイルを撃ち込む可能性が、日増しに高まっている」
恐ろしい話だが、ここにきて永田町や霞が関では、こんな“悪夢のシナリオ”が囁かれ始めている。
北朝鮮は別としても、就任以来、安倍首相とロシアのプーチン大統領の関係は依然良好。年内には同氏が来日し、日露首脳会談が開かれる可能性も指摘されているが、それを覆す噂が政界、中央官庁筋を震撼させているのだ。
その理由を防衛省関係者がこう明かす。
「その最大理由が、この6月にプーチン大統領が『核弾頭を積んだ新型大陸間弾道ミサイルを新たに40基配備する』と宣言したことなのです。知っての通り、ロシアは昨年のウクライナ危機以来、欧米諸国から経済制裁を受けているが、今ではその貿易損失額が13兆円に達し、物資の高騰から国内が急激なインフレにさらされている。中でも経済制裁に主導的立場を取る米国との関係は冷戦時代以上に最悪で、今回の新型弾道ミサイルの配備も米国を狙ったものと評判なのです」
一方、これとは別に北朝鮮にも未曽有の問題が持ち上がっているという。それが同国の国営通信社である『朝鮮中央通信』が、6月半ばに突如、報じた大飢饉。同通信社によれば、現在北朝鮮は100年に一度の大干ばつにさらされており、国内は暴発の危機を迎えているというのである。
外務省関係者がその実態をこう語る。
「北朝鮮の稲作地帯である黄海南道や黄海北道では、特に深刻な被害が出ており、水田の3割が枯渇。ダムの水位が最低ラインに達し、河川も急激に枯れ始めているという。そのため、韓国政府は北朝鮮の雨不足が7月初めまで続けば、作物の収穫が確実に2割減少すると警告したほど。また、国連も『同国の5歳以下の幼児の3分の1が、深刻な栄養失調に喘いでいる』と報告しているのです」
ちなみに北朝鮮は一昨年に行った3度目の核実験で、日米をはじめ中国からも経済制裁を受けたが、昨年も金正恩第一書記の暗殺映画を製作したソニーの米子会社にサイバー攻撃を仕掛け、米国から追加制裁を受けたほど。これが原因で、同国の経済事情は疲弊しきっているとみられているのだ。
「また、北とのパイプ役とみられた中国共産党国防委員会副委員長の張成沢氏が、'13年に処刑されたことから中国との関係が急激に冷え込み、北朝鮮の国内事情はさらに悪化の一途をたどった。そのため、今回の食糧難は致命的で、北朝鮮軍部内にはすでに暴発の動きもあるという。経済制裁を緩めない米国や日本に、核弾頭を撃ち込む強硬論も渦巻きだしているのです」(前出・防衛省関係者)
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ミサイル“恫喝外交”で同調!? 「ロシア・北朝鮮連合軍」が引き起こす 第三次世界大戦の最悪のシナリオ(2)
http://wjn.jp/article/detail/7572636/
週刊実話 2015年7月16日 特大号
要は、ロシアと北朝鮮は共に国内事情の悪化から、“ミサイル外交”に転じる可能性が急速に高まりだしているのだが、恐ろしいのはこの噂にはさらに続きがある点だ。
別の防衛省関係者がこう話す。
「張成沢氏の処刑で中国の後ろ盾を失って以来、北朝鮮はロシアに擦り寄ってきたが、ここにきて両国の経済事情が共に死活問題にまで高まりだしたために、共に手を取り、日米を攻撃する可能性が高まりだしているのです。同時に“ミサイル外交”を仕掛けるか、波状的に別々の動きを見せるかはいまのところわからないが、米国防総省や日本政府もこの不気味な蠢動を警戒しているのです」
日本政府や米国がこうしたロシアと北朝鮮の共闘論を危惧しだしたのには、理由があるという。前述通り、近年両国は水面下で急接近していたが、ここにきて軍事的にも強固な結びつきを見せているからなのだ。
「その一つが、昨年北朝鮮が国内に建設した羅津港3号埠頭の使用権をロシアに与えたことなのです。同埠頭には、石炭や生活物資が大量にロシアから運び込まれているが、有事の際にはロシアの軍用艦が集結できる密約が結ばれたともいわれているのです」(自衛隊関係者)
また、北朝鮮には以前にも増してロシア製の武器が持ち込まれているという。
「北は今年に入り、米韓の合同軍事演習を牽制するために、射程距離200キロの最新鋭対艦ミサイルSA5の発射を繰り返しているが、実はこのミサイルはロシア製のKh35Eと指摘されている。そのため、今後はプーチン大統領が宣言した新型大陸間弾道ミサイルが、北朝鮮の最新鋭ミサイルとのフレコミで同国に配備される可能性も高く、ある日足並みを揃えてミサイル発射に踏み切ることも絵空事ではないのです」(同)
ただし、気になるのは仮にロシアと北朝鮮が“ミサイル外交”に及んだ場合、どんな悪夢が具体化するのかということだろう。
軍事アナリストが言う。
「最悪のシナリオは、米国本土やグアムに核弾頭付きの大陸間弾道ミサイルが撃ち込まれることだが、その前段には東アジアの米軍防衛ラインを崩すため、三沢や横須賀、沖縄などの在日米軍基地、さらに韓国の在韓米軍基地が攻撃される可能性が高い。無論、その前に米国は偵察衛星で、両国のミサイル発射の動きをキャッチするだろうが、この時点で欧州諸国を巻き込んだ第三次世界大戦が勃発しかねないのです」
安保法制関連法案の成立を目指し、ノー天気にプーチン大統領との会談を模索する安倍首相は、果たしてこの事態をどう見ているのだろうか。
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