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日本と米国、南シナ海でフィリピンと合同軍事演習へ
2015/06/22 22:59 JST
(ブルームバーグ):日本と米国はそれぞれ個別にフィリピンと南シナ海で合同軍事演習を行う。領有権をめぐり中国が同海域で岩礁を埋め立てており、日米がフィリピンを支持する姿勢を示唆する格好だ。
米海軍のアブラムソン広報官によると、「協力海上即応訓練(CARAT)」は22日からパラワン島沖で開始し、26日まで行われる。日本の海上自衛隊は先週、同海域での合同訓練を27日まで行うことを明らかにした。
原題:U.S., Japan Join Philippines in Navy Drills Near South China Sea(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先: Palawan Sharon Chen schen462@bloomberg.net; Palawan Norman P. Aquino naquino1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Rosalind Mathieson rmathieson3@bloomberg.net アンディ・シャープ
更新日時: 2015/06/22 22:59 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NQCK8S6VDKHW01.html
南シナ海 対中対立
「軍事偏重」比政府に批判
上院議員が米との協定「議会批准必要」
南シナ海の領有権問題で中国との対立が続くフィリピンで、アキノ政権が軍事的な対応に傾きすぎているとの批判が広がっています。上院では過半数の議員が、昨年締結された米軍増強を目的とする米比軍事協定について、議会批准がなければ無効だとする決議案に署名。日本の自衛隊の海外派兵拡大の可能性に対しても懸念が出ています。(面川誠)
自衛隊基地利用に懸念
フィリピンは昨年4月、米軍のフィリピン軍基地への「巡回配備」を大幅に増強するほか、基地内で米軍が臨時施設を建造することも認める新協定に調印しました。
今年の米比合同軍事演習は昨年の倍の規模となる約1万1000人で実施し、南シナ海での強襲揚陸訓練も行いました。さらに、21日からフィリピン海軍と日本の海上自衛隊が南沙(英語名スプラトリー)諸島の東の公海上で共同演習を行っています。
上院(定数24)では先週、13人の議員が、米比新軍事協定が発効するためには上院の批准が必要だとする決議案に署名しました。
フィリピン政府の立場は、新軍事協定は既存の訪問米軍地位協定の付属文書だから上院の批准は不要だというもの。これに対して、決議案に署名したサンティアゴ上院外交委員長は声明を発表し、「これまで上院が異議を唱えなかったことは明らかに過ちだった」と指摘。「外国軍の基地、部隊、施設を容認するいかなる条約も上院の承認を必要とする」と強調しました。
新軍事協定については、戦争放棄を定めた憲法に違反するとの提訴があり、最高裁で審理中。上院の決議が採択されれば最高裁に送付される予定で、違憲審理に影響を与えるとみられています。
サンティアゴ委員長は現地記者団に対して、大統領が最近の訪日で「自衛隊がフィリピン軍基地を利用できるようにする協定についても協議の用意がある」と述べたことが、「決議案の作成を急がせた」と言明しています。
現地紙テンポ(電子版)は20日、ティニオ氏ら3人の下院議員が最近、「南シナ海問題で米国に頼りすぎるな」と呼び掛けたと報じました。ティニオ議員は「米国はフィリピンに再び米軍基地をつくろうとしている」と警告したといいます。
アティエンサ下院議員は20日、現地ラジオのインタビューで、日米との軍事演習について「中国との紛争を悪化させている」と指摘。国連海洋法条約に基づく仲裁裁判所への提訴を含め、すでにフィリピン政府が取っている外交活動を強化すべきだと語り、軍事対応が外交活動の効果を弱めていると批判しました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-06-22/2015062207_01_1.html
日米比、海上合同演習を開始
フィリピン、日本、アメリカの海上合同演習が、南シナ海における中国に対する3カ国の協力の拡大を目的に、フィリピン西部パラワン島のプエルトプリンセサで始まりました。
フィリピン・デイリー・インクワイアーとフィリピン・スターのインターネットサイトは、「24日水曜に終了する3日間の演習では、フィリピンの海軍は、アメリカ・日本と共に自らの能力を示す」と伝えました。
フィリピン海軍の報道官は、「この海上合同演習は、日本とアメリカの軍の参加により、これらの軍の相互の協力とフィリピンの海運能力の拡大につながる可能性がある」としました。
フィリピンのアキノ大統領は、6月中旬、4日間の日本訪問で、日本との軍事協力に関する協議の開始に向けた意向を明らかにしました。
この協力は合意に基づき、燃料受給の許可、その他の後方支援、地域における自衛隊の駐留を含みます。
この協定はフィリピン、アメリカ、オーストラリアの間の合意に合致するものです。
中国は4月、アメリカ、オーストラリア、フィリピンの1万1千人以上の軍隊による合同軍事演習の実施に抗議し、それを地域の緊張緩和を妨害するための努力だとしました。
中国と東南アジアの一部地域諸国の南シナ海をめぐる領有権争いにより、この地域では軍事大国が駐留することになっています。これらの大国は、中国と間接的に衝突しようとしているか、あるいはこの地域での自らの足場を固めようとしています。
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http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/55757-%E6%97%A5%E7%B1%B3%E6%AF%94%E3%80%81%E6%B5%B7%E4%B8%8A%E5%90%88%E5%90%8C%E6%BC%94%E7%BF%92%E3%82%92%E9%96%8B%E5%A7%8B
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