http://www.asyura2.com/15/warb15/msg/654.html
Tweet |
米中開戦警戒レベル5 CIA幹部が報告していた!
http://wjn.jp/article/detail/0027909/
週刊実話 2015年7月2日 特大号
「中国の南シナ海での埋め立て行為が、米国の盟友に緊張を与えている。このような睨み合いは、中国と米国の未来に“絶対的”な開戦リスクをもたらす」
この発言は今年5月下旬に、CIA前副長官のマイケル・モレル氏が行ったものだが、ここにきて米中の溝が日増しに深まっている。
ご存じの通り、中国は南シナ海・南沙諸島の埋め立てを敢行。国際社会から非難が上がっても、軍事施設の建設に邁進しているが、同氏の警告後はさらに加速し、米中開戦危機が急速に高まっているのだ。
その理由は、中国側の人を食った態度にあるという。
「実は、この軍事施設の建設に危惧した米国は打開策を見出そうと、中国軍制服組のトップである范長龍・中央軍事委員会副主席の訪米を要請。6月11日にカーター国防長官が訪米した范氏と会談に及び、『南シナ海の埋め立て作業と軍事化を即刻中止すべきだ』『米中激突を避けるルールづくりを急ぐべきだ』と話したのです。ところが、范氏は『中国の領土に、軍事的な防御施設を配置することに非難の余地はない』と回答した。これにオバマ大統領は怒り心頭で、軍事衝突が起きる可能性が高まりだしたのです」(自衛隊関係者)
また、外務省関係者がこう話す。
「その一方では、中国共産党機関紙の『環球時報』が突如『米中が南シナ海で軍事衝突する可能性が大きい』と題する社説を掲載した。中身は『米軍が挑発と侮辱を続けるなら、中国軍は尊厳のために戦う』というものだが、この強靭な態度が『まるで米国への宣戦布告』と国際社会を震撼させているのです。また、世界的投資家のジョージ・ソロス氏も『国内の経済格差が今より問題となった時に、中国は米国への戦争で不満をそらす』『第三次世界大戦のシナリオが現実になる』と警告しており、世界の経済学者たちも戦々恐々としているのです」
もっとも、こうした激しいつばぜり合いが展開されるのも無理はない。中国が南沙諸島で進める軍事基地が完成すれば、海洋覇権の版図が激変。“世界の警察”を自認する米国の権威が、失墜してしまう可能性が極めて高いからなのだ。
防衛庁の関係者がその実態を解説する。
「南沙諸島の埋立地には、最終的に滑走路と軍港、さらに6階建てのビルが建設される予定で、中国側はここを明らかな軍事基地とする腹づもりなのです。そのため、完成後には港に海警用の軍艦が常駐し、南シナ海が完全に制圧されてしまう。以前はフィリピンに軍事基地を持ち、撤退後もグアムや日本からアジア全体に睨みを利かせてきた米軍の海洋覇権に、空白域ができてしまうのです。しかも、中国はこの南シナ海の制圧を足掛かりに、太平洋の領有権まで侵食する可能性も高い。米軍が長らく培ってきた海洋覇権、軍事的優位の立場が崩壊してしまうというわけなのです」
だが、気になるのは「間近」と見られはじめたこの米中の激突が、どんな形で具体化するかという点だろう。実はこの両国の開戦には、すでに大まかなシナリオができつつあると評判なのだ。米国防総省関連のシンクタンク関係者が言う。
「その契機となるのは、おそらく米軍の軍事行動です。米国は中国が軍事施設の建設を中止しなければ、この人工島周辺に航空機や艦船を派遣すると宣言しており、米軍のP8哨戒機やイージス艦が南沙諸島に出撃する。これは、すなわち中国側が主張する領海(12カイリ=約22キロ)に侵入して威嚇することで、開戦ムードが一気に高まることが想定されているのです」
この関係者によれば、強硬策に転じた米軍を排除するために、中国側は地対空ミサイルのレーダー照射で対抗。威嚇を繰り返すことが予想されるが、恐ろしいのはこの行動がエスカレートすることなのだ。
「中国軍の威嚇がエスカレートし、仮に哨戒機でも迎撃されればこの攻撃が事実上の開戦となり、米軍はイージス艦から巡航ミサイルを発射し、人工島を破壊するはず。中国側は海南島にある軍事基地から潜水艦を派遣。さらには広東省から南海艦隊、浙江省から東海艦隊が出撃して米イージス艦と対峙し、本格的な戦争の火ぶたが切って落とされることになるのです」(同)
ただし、この後の展開は米軍側の圧勝に終わることが予測されているという。
「米海軍は威嚇行動時から、相当数のロサンゼルス級原子力潜水艦を出撃させている可能性が高い。そのため、中国艦隊はアッという間に撃沈されるはずです。また、中国側は米中有事の際に、イージス艦撃沈の方策として空軍機を投入するだろうが、グアムと沖縄に配備されたステルス性戦闘機F22が、E3C早期警戒管制機とともにこれを迎撃。故障中と伝えられる中国軍空母『遼寧』が出撃する間もなく、壊滅を迎えてしまうでしょう」(同)
ちなみに、前出の自衛隊関係者によれば「米中の軍事兵器の性能の違いから、戦闘は1週間以内に決着が着く」という。だが、恐ろしいのは日本がこれに巻き込まれる可能性だ。
沖縄や米海軍第7艦隊の主力が結集する神奈川県の横須賀基地は、中国軍の攻撃にさらされる可能性も高い。米中の激突は、対岸の火事ではないのである。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。