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無人機空爆で米国人ら2人死亡 米大統領がおわび[日経新聞]
対アルカイダ戦
2015/4/24 0:12
【ワシントン=川合智之】オバマ米大統領は23日、ホワイトハウスで声明を読み上げ、アフガニスタンとパキスタンの国境付近で実施した対テロ作戦で、米国人とイタリア人の人質が死亡したと発表した。軍事用大型無人機で1月に実施した国際テロ組織アルカイダの拠点への空爆が原因とみられる。オバマ氏は遺族への謝罪を表明したが、今回の人質死亡が今後の軍事作戦に影を落とす可能性もある。
オバマ氏は声明で「対テロ作戦はすべて私の責任だ」と述べ、「遺族に深く謝罪する」と表明した。
死亡したのは2011年にパキスタンで拉致された米国人ウォーレン・ワインスタイン氏と、12年から人質となっていたイタリア人のジョバンニ・ロポルト氏。この空爆でアルカイダ幹部の米国人1人を殺害したほか、別の作戦でも米国人メンバー1人を殺害した。
情報機関による事前調査では、空爆対象はアルカイダの拠点で、人質がいるとの情報は得ていなかった。米メディアによると、無人機による空爆作戦で人質が死亡するのは初めて。
オバマ氏は22日にイタリアのレンツィ首相とワインスタイン氏の家族に電話し弔意を表したことを明らかにした。「二度と繰り返さないため何が起きたか調査を指示した」と述べた。米メディアによると、米国人人質の妻エレン・ワインスタイン氏は「調査の結果を待っている」と述べた。
オバマ氏は「(米同時テロの)9.11以降、対テロ作戦はテロ攻撃を防ぎ、罪のない人の死を救ってきた」と空爆の効果を訴えたうえで「無実の死者を出さないためにできることはすべてやる」と強調した。
オバマ氏はイラクとアフガンの戦争終結を政権の遺産(レガシー)とする考えで、アフガン駐留米軍の戦闘任務を昨年末で終了した。16年末までに駐留米軍を完全撤退する方針も打ち出している。
撤退後は無人機による空爆やアフガン治安部隊への訓練・武器提供で支援する意向だが、無人機の空爆は無実の住民らへの誤爆も多いとされ、人権団体や野党・共和党から批判の声があがっていた。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM23H72_T20C15A4FF1000/?dg=1
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