http://www.asyura2.com/15/warb15/msg/317.html
Tweet |
どこでも起きる(C)AP
次の標的はどこか? イスラム国戦闘員があふれる危険な国
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/158251
2015年3月21日 日刊ゲンダイ
いよいよ全世界へ「テロ拡散」が始まったのか――。日本人3人を含む計23人が死亡、47人が負傷した北アフリカ・チュニジアの首都チュニスで発生したテロ事件。イスラム過激派「イスラム国(IS)」は19日、博物館襲撃の犯行を認める音声メッセージをインターネットで発表した。チュニジアには国際テロ組織「アルカイダ」につながる「アンサル・シャリア」や「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ」など、複数の過激派組織が存在する。
中東の民主化運動「アラブの春」の発祥地で、比較的政情が安定しているとされてきたチュニジアで起きたテロ事件だけに衝撃だ。
軍事ジャーナリストの神浦元彰氏はこう言った。
「今回のテロ事件がIS絡みの犯行だとすれば、掃討作戦によってイラクやシリアから逃れてきた集団が次の拠点にするために、リビアやチュニジアを選択した可能性はあります。来月はイラクで本格的なモスル奪還作戦が始まります。追い詰められたISの戦闘員が出身国に戻り、中央アフリカの過激組織『ボコ・ハラム』などと一緒に大規模テロ事件を起こす可能性があります」
反IS団体などは最近、IS戦闘員が「脱走兵」と称して密かに母国に帰国し、テロ事件を起こす機会をうかがっている――と警告している。海外メディアの報道によると、ISを目指し、イラクやシリアに渡航した外国人は約2万人。うち、今回事件の起きたチュニジア出身者は約300人だが、フランス(1200人)やロシア(1500人)、モロッコ(1500人)出身は、その4〜5倍いる。他にも、中国(300人)やオーストラリア(250人)など世界中に散らばっている。こういう地域ではテロの危険が高まっているともいえる。
実際、ベルギーでは1月、ISで訓練を受けたベルギー人グループが帰国後、「大規模テロ事件」を計画。当局の摘発を受け、うち容疑者2人が射殺される事件が起きている。
春休みに海外旅行を計画している人は<別表>をチェックした方がいい。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。