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身柄を拘束された金基宗容疑者(C)AP
現実味帯びてきた「米朝開戦」 駐韓大使襲撃犯は7度も平壌に
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/157889
2015年3月9日 日刊ゲンダイ
あの男の陰謀か。米国の駐韓大使襲撃事件で、北朝鮮は「当然の懲罰」「正義の刃の洗礼」などと米国を挑発。米国務省のハーフ副報道官は、「度を越して無神経だ。金正恩体制の本性をよく表している」と非難した。
米朝関係が緊迫化する中、顔に80針縫う大ケガを負ったリッパート氏(42)は7日、ツイッターに「カッチ・カプシダ(共に進みましょう)」と投稿し、“大人の対応”を見せているが、合同軍事演習真っただ中の米韓は、黙っちゃいない。
「殺人未遂容疑で現行犯逮捕された韓国籍の金基宗容疑者(54)は北朝鮮に共鳴し、平壌を7度訪問。家宅捜索で関連書籍が押収されていて、米韓は北の関与を疑っています。韓国警察は米FBIと緊密に連携し、国家安保法違反も視野に入れて捜査。国家安保法は、北とリンクした共産化の動きを規制する法律なのです」(現地記者)
韓国が日本の治安維持法みたいな法律を持ち出したのは、金正恩を意識しているのだろう。逮捕された男が、その意向を受けたかどうかは不明だが、いずれにしても北の挑発がエスカレートするのは間違いない。「コリア・レポート」編集長の辺真一氏が言う。
「北は先月、軍事演習の中止を条件に、08年から中断している6カ国協議に応じる構えを見せていましたが、米韓は無視して予定通り今月2日からスタート。北が日本海に向けて短距離弾道ミサイル・スカッドCを発射したのは、まさに2日。その翌日には、中距離弾道ミサイル・ノドン(射程1300キロ)の発射態勢を整えたため、韓国軍は発射の可能性が高いと警戒しているのです」
問題は、米大陸を射程にとらえる大陸間弾道ミサイル・KN−08の発射実験を行うか。米国が注視するのは、そこだ。
「軍事演習は、北の譲歩が無視されて始まっただけに、金正恩は面白くない。6カ国協議や国連決議違反などは、もはや気にしないでしょう。しかも今回は、米国が空母を配備せず、B52やB1などの戦略爆撃機、F22ステルス戦闘機を展開しておらず、軍事力が手薄。北が動くならこのタイミングでしょう。米大使襲撃事件の展開次第では、北が何かを仕掛ける可能性はゼロではない。そうすると、米国にとっては、KN−08の発射実験が最大の脅威で、米朝開戦が現実味を帯びる。そのXデーは、故・金日成主席の生誕日の4月15日とみられます」(辺真一氏)
軍事演習は4月20日まで。両軍が疲弊した終盤のスキをついて……。悪夢で終わることを願うばかりだ。
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