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イランをイスラエル機が空爆すれば撃墜すると警告したオバマ大統領
http://www.amakiblog.com/archives/2015/03/02/#003167
2015年03月02日 天木直人のブログ
アル・ジスル−日本とパレスチナを結ぶ(略称JSR)という組織が無料で配信しているメールマガジンに「パレスチナ最新情報」というのがある。
送られて来たその最新号(3月1日号)に興味深いニュースを見つけた。
その要旨はこうだ。
すなわちクウェイト紙「アル・ジャリーダ」は「信頼できる筋」の話として次のように報じた。イスラエルは昨年、イランの核施設を爆撃しようとした。しかし、「米政権に近いイスラエルの某閣僚が、ケリー国務長官にこの計画を通報」した結果、オバマ大統領は、イスラエル軍用機がイランの目標に到達する前に米軍が撃墜すると警告。ネタニヤフ首相は、計画を取り下げ、この結果、イスラエル・アメリカ関係が冷却化したというのだ。
このクウェイト紙の報道はもちろん確認が必要だ。
しかし、オバマ政権がイランの核開発を巡って熱心にイランと協議を重ねている事にネタニヤフ首相は強く反対し、その一方でネタニヤフ首相の強硬姿勢は米・イラン交渉の妨げになるといらだちを深めているオバマ大統領の事を考えると、あながちあり得ない話ではない。
近く訪米し、米国議会で演説するネタニヤフ首相をオバマ大統領がボイコットしているという話も、このニュースと無縁ではないだろう。
私がこのニュースに関心を持ったのは、米国とイスラエルの本当の関係はどうなのか、本当はどちらが強いのか、その真実を知りたいからである。
米国がイスラエルの暴挙を正しく抑制できるなら、中東和平はとうに実現してるのではないか、と思うからである。
そう期待して私は近未来小説「アマル それは希望」(元就出版社)」の中で米国大統領に、仮想の「歴史的名セリフ」を吐かせた。
つまり、「あなたはイスラエルという小国の首相に過ぎないが、私は世界の警察である米国の大統領だ」、というあのセリフである。
クウェート紙が報じるこのニュースは、はからずも私の小説の中の米国大統領を思い出させてくれたのである。
それにしても、このような興味ある報道がクウェート紙で2月末に流されたというのに、それを報じる邦字紙は皆無である。
繰り返して紹介している通り、「パレスチナ最新情報」はパレスチナ情勢に疎い我々日本人にとっては貴重な情報源である。
無料で配信を受けることが出来るので以下の通り連絡先を添付しておきたい。
アル・ジスル−日本とパレスチナを結ぶ(略称JSR)
編集人:奈良本英佑
E-mail : jsr@ksn.biglobe.ne.jp
Home Page : http://www7b.biglobe.ne.jp/~jsr/
TEL: 090-2167-4802
住所:〒272-0816 千葉県市川市本北方2−6−5
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