18. 2015年3月06日 16:54:06
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『米議会報告』2008年8月11日(月)イラク、アフガニスタン戦争の米国の戦費は朝鮮戦争やベトナム戦争をはるかに上回り、第二次世界大戦に次ぐものとなっていることが、 米議会調査局がこのほどまとめた報告書で分かりました。 報告書は米国の独立戦争(1775―83年)に始まり、南北戦争(1861―65年)、米西戦争(1898年)から イラク、アフガン戦争にいたる主要な戦争での戦費を2008年の物価水準で調整した額で示しています。 過去の最高は第二次大戦の4兆1140億ドル(約452兆5400億円、当時の金額で2960億ドル)。 3位のベトナム戦争が6860億ドル(約75兆4600億円、当時の金額で1110億ドル)、 4位の朝鮮戦争が3200億ドル(約35兆2000億円、当時の金額で300億ドル)、 5位の第一次大戦が2530億ドル(約27兆8300億円、当時の金額で200億ドル)です。 これに対し、今も継続中のイラク、アフガン戦争は8590億ドル(同8090億ドル)で、 十年間続いたベトナム戦争の戦費を上回り、第二位となっています。 (一ドル110円で換算すると約94兆4500億円) この数字は、09年9月末までの予算で算定しており、泥沼化した戦争がなお続く場合、戦費もまた膨れ上がることになります。 報告は戦争に使われた費用を比較したもので、退役者の恩給などは含まれていません。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 特需景気 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E9%9C%80%E6%99%AF%E6%B0%97 ただ特需景気に軍需景気にしろ一過性の好景気に過ぎない場合がほとんどであるため、 この特需の間に収支や設備関連への投資の健全化や関連産業の育成といった産業界の姿勢が無い場合には、 特需終了直後に没落するケースも発生、更なる社会的混乱を誘発する傾向も見られる。 こと特需に当て込んで無目的なまでの増産にのみ注力した場合では、需要後退後に拡大させた生産設備を持て余し、 結果的に産業全体が立ち行かなくなる場合すらみられる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「戦争は経済を活性化する」は本当か? http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=183630 以上から、戦争が国全体の経済活性化に繋がるためには以下の4つのポイントを満たす必要が有るようだ。 1.戦争前に低い経済成長で資源が沢山ある時 2.戦時中に巨額の政府支出が出来る時 3.自国が戦場にならない 4.期間が短く、(他国or金貸しから)資金調達が出来る時 そして戦後は必ず不況になる。(ここが重要) 自国の産業を強化し、技術革新には繋がるが、継続的な経済活性化には繋がらない。 このことからも、戦争は、任期中の一人の大統領の実績作りや、一部の金貸しの利益にしか繋がらないのは明らかである。 特に、ベトナム戦争以降、近年の戦争はその傾向が顕著に表れている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 知恵袋トップ> 教養と学問、サイエンス> 歴史> 日本史 朝鮮戦争とベトナム戦争は日本を高度経済成長させる大きな原動力でしたか? ベストアンサーに選ばれた回答
2011/9/1413:16:20 1952年(昭和27年)までの占領総経費は47億ドルとも言われ、この額は朝鮮戦争特需の売り上げに相当する。 つまり米軍から日本企業に支払われた額を政府がそのまま米軍に支払っていたにすぎない。戦争特需はごく一部の企業が潤っただけで、 大半の企業や国民には無縁だったのである。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E9%9C%80%E6%99%AF%E6%B0%97#.... しかも、その特需も、日本人労働者が必死に働いた結果である。 この当時、日本はどの程度の経済力だったのか? 朝鮮戦争が終結して少したった昭和30年の日本の実質GDPは 47兆750億円(1308億ドル)で、戦争特需の一千倍である。 その後の経済成長は、資源のない日本で国民が必死に技術を磨き、懸命に働いた結果に他ならない。 この数字からも、朝鮮戦争からの特需など微々たるもので、戦後発展がこれのお陰なんて、到底言えない金額である。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%86%85%E7%B7%8F%E7%94%9F%E... ベトナム戦争も同じ。 戦争特需が原因だとしたら、ベトナム戦争で日本と同じくらい地理的に優位だった東南アジア諸国やオーストラリアだって経済大国になれたはずなのにね、 どうして東南アジアやオーストラリアは、経済大国になれなかったのか。愚かな《特需》という考えでは説明できないだろうよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 第一次大戦の直後や 満州事変の直後には 日本では実際に戦争景気が有った事は事実、しかし全く長続きしなかった 「戦争成金」 という言葉ができたのも 第一次大戦の戦争景気だったが、欧州が復興すると途端に不景気となり 倒産する企業が続出、その悪影響は世界恐慌まで続いてしまいます
要するに、一般庶民はもとより 富裕層 支配者層にとっても、戦争による景気回復など幻想であり 長期的にみると その反動の方が遥かに大きく いわば“麻薬”のようなものであります 後から来る苦しみは、戦争を望む金持ち いわゆる富裕層でさえそれに苦しむのです 戦争により経済が疲弊し貧困を生み、その疲弊した経済を立て直そうとして新たな戦争を画策する (まさしく満州事変がそれで、謀略を画策した将校たちは 戦争が経済を立て直すと本気で信じていた訳です) 戦争と貧困の 永遠の負のスパイラルに陥ってしまうのです。
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