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件名:シンポジウム「日本人拘束事件とジャーナリズムに問われたもの」
日時:20150218 Streamed live on Feb 18, 2015
媒体:Youtube THE PAGE(ザ・ページ)ch
出所:https://www.youtube.com/watch?v=6Au77jIP7Fo
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by THE PAGE(ザ・ページ)
About:THE PAGEでは、18日、午後6時30分から行われるシンポジウム「後藤健二さんの死を悼み、戦争と報道について考えるー日本人拘束事件とジャーナリズムに問われたもの」を生中継します。
登壇者は、ジャーナリストの綿井健陽氏、豊田直巳氏、安田純平氏、金平茂紀氏、広河隆一氏、野中章弘氏、堀潤氏、映画監督の森達也氏、新聞労連委員長の新崎盛吾氏ら。「戦場取材をめぐる現実」「戦争とジャーナリズム」をテーマに議論します。司会は月刊『創』編集長の篠田博之氏。
生中継、および、アーカイブの動画は、本ページ内の動画プレイヤーにてご覧頂けます。
【シンポジウム概要】
テーマ:後藤健二さんの死を悼み、戦争と報道について考えるー日本人拘束事件とジャーナリズムに問われたもの
日時:2月18日(水)午後6時30分〜午後9時15分終了予定
総合司会:篠田博之(月刊『創』編集長)
進行/出演:
第1部「戦場取材をめぐる現実」
綿井健陽(ジャーナリスト/映画監督)/豊田直巳(フォトジャーナリス ト)/安田純平(フリージャーナリスト)/金平茂紀(TVジャーナリスト) /広河隆一(フォトジャーナリスト)他
第2部「戦争とジャーナリズム」
野中章弘(アジアプレス代表)/森達也(作家/映画監督)/ 堀潤(ジャーナリスト/NPO法人8bitNews代表)/ 新崎盛吾(新聞労連委員長)
主催:2・18実行委員会(アジアプレス、JVJA、新聞労連、「創」編集部):
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//memo
39:10〜
(取材に)行かないと分からない、行けば一番分かるのは、日本の自衛隊がイラクへ派遣される派遣されないという11年前の時に、自衛隊がイラクの中部のサマワに派遣される、しかも自衛隊が行くと自己完結型で給水支援ができる。だから自衛隊が行ってサマワの人たちは水で困っているから水を支援するんだという文脈で行く時に、まだ閣議決定が出てなかったので、そのサマワの取材を自衛隊が行く二ヶ月くらい前に行って取材してきた。
一週間くらいの取材でしたが、行っていればすぐ分かったことですけれども、毎日お風呂に入っていたということです。だから何だろうということで、サマワの水道局、浄水場を取材するわけです。それから給水車のシステム、給水車の給水の運行を支援しているヨーロッパのNGO、こういうとこを全部取材していった。僕にとっては自衛隊が行く理由が全くないということが分かるにもかかわらず、なぜかサマワの町の中には「自衛隊のみなさまようこそ」という横断幕が掲げられている。
しかし、常識で言って「日本軍」という横断幕ならまだ分かるけれども、自衛隊という言葉を知っているイラク人が何人いるのだろう。ということで通訳に訳してもらったら「日本軍」も「自衛隊」という言葉ももちろんなく、勝手に日本の記者が、これはフリーランスですけれども、勝手に書いて、掲げて、そしてそれがビデオに撮られて、日本で報道される。自衛隊の歓迎をしているんだという話になっちゃうわけですよね。
そんなことも現場で聞けば、つまり小さな町ですから、行けばすぐ簡単に分かることなんですけれども、それも全部自衛隊が行く前に報道ができたのですけれども、多勢に無勢で忸怩たるものがあるのですけれども、今申し上げている現場、危険であるということは、そのことによって隠されるものもいっぱいあるということなんだろう、その国のかたちを変えるという意味で言うと、そのように一つ一つの所で歯止めを掛けなければ、今回のようにドーンと来るという大きな反省もあります。
そういう意味で言うと、危険であるかどうかというのは国の判断とは別に、必要性があればジャーナリズムが、カバーしなければいけないことはあるんだと。しかもそのカバーの仕方によっては、取材する時にはハッキリ言いますよ、言えばその国の流れを変えて悪い方に行くことを止められる可能性が1パーセントでもあるんじゃないかという思いもあって行っています。だから危険とのバランスの天秤には掛けますけれども、ジャーナリズムの方を優先せざるを得ない場合も時としてはあるんだということをご理解頂きたいなと思っています。
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本投稿に貼り付けましたビデオには、政府による情報隠しや報道統制、ジャーナリズムへの不当介入、メディアの現状、内閣官房が関与した旅券の強制返納、後藤さんの不可解な取材経路など、具体的かつ様々な情報を話されていますので、お時間の許す限り全部視聴してみてください。
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